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#11 自由だった子供の頃~レディバタフライな私~

私は子供の頃、ふらりとどこかへ行ってしまう子供だった。
誰にも何も言わず、自分の興味の向いた方へふらりと行ってしまい、よく親に心配をかけていました。

そう。私はあの頃、蝶々だった。

なんて。
可愛らしく例えてみたけれど、実際には、思い付きでどこかへ行ってしまう困った子供。
でも、今思い返してみると、あの頃の行動力ってすごかったなぁ…と。
思い付きで、ふらっとどこかへ行ってしまえる行動力って、すごかったなぁと思います。

すっかり大人になった今、どこへ行くにも、何をするにも、何がしかの制約があって、自分でも自分自身に制約を付けたりして。

あれ?蝶々どこ行った?

思い返せば、子供の頃の私は、自分でもびっくりするくらい自由奔放で気ままに生きていました。
同じ人物だったなんてとても思えないし、あの頃の気持ちなんて、思い出すことはできるけれど、全く理解できない。

私はすっかり別の生き物になってしまったようだ。

子供から大人になるって、じわじわと変化して言っているようで、実はサナギが蝶になるくらい、劇的に変化していたんですね。
良い変化かどうかは分からないけれど…。
でも、子供の頃の私がすっかりいなくなってしまったのかといえば、実はそうでもない。
両親や姉の目には、未だに私が子供の頃のままの自由人であるように見えるようだ。大分落ち着いたと思うのだが…?

どうやら私は、自分で思っている以上に、蝶々であるらしい。
レディバタフライな私が、こんなにも愛おしい。


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