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Whose House?
高校時代のアメフト部の指導者の方々、そしてチームメイトに感謝と敬意を込めて。
ヘルメットを被りフェイスマスク越しに見る世界は、子供の頃の僕にとっての憧れであり、今の僕にとって忘れることの出来ない人生の特別なワンシーンだ。
子供の頃の僕の夢はアメリカンフットボールの選手になることだった。小学5年の七夕、短冊に「アメフト選手になりたい」と書いたことも覚えているし、「トム・ブレイディを超える選手にな
天は人の上に人を造らず
壱万円札の福沢諭吉の目をぼーっと見つめながら色んなことを考えてみる。
「天は人の上に人を造らず」
壱万円からのそんな訴えに説得力もクソも無いじゃないか。学生の頃の僕だとそう思っていたに違いない。でも、彼の本を実際に読んでみて今じっくり考え直してみると、彼はなるべくして壱万円札の顔になったのではないかと思ってしまう。
人は生まれながらにして平等なはずなのに、どうしてこんなにも不平等な世の中なの
本当に心から好きなのか?
「僕の好きなもの」というテーマで書くという事だが、何から書き始めればいいのだろう。
まずはざっくりした話から始めよう。「好きなもの」と聞いて僕が思い浮かべるのは、1987年に日比谷公園で「パンクロック」を歌うブルーハーツの甲本ヒロトの姿だ。
「僕 パンクロックが好きだ 中途半端な気持ちじゃなくて ほんとに心から好きなんだ 僕 パンクロックが好きだ」
彼が歌う姿からは本当に好きなものに対する愛
あーでもないこーでもない
僕は20歳の時に陶芸を始め、そこから全国の民藝品への熱に火がついた。全国の窯元や民藝館を周り今のものとは何が違うのか考え、あーでもないこーでもないと考えを巡らせるのが好きだった。そして、一丁前に考えだけは一人前に近づいている実感がある。まだ23歳のクソ若造だが、胸を張って言えることはひとつ。
「ものづくりで大切なのは良い使い手がいることだ」
ものの人生は2つある。職人によって作られるまでの人生