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髪色自由化プロジェクト。どんな仕事であっても、好きな髪色にしたいを叶える活動。

こんにちは、翼祈(たすき)です。
皆さんは、自分の好きな髪色、自由な髪色で、お仕事をしている方ですか?違いますか?

私が仕事をするTANOSHIKAは黒髪や茶髪の方が多くて、派手髪にしている人はいません。いても、インナーカラーでさりげなく、という人くらいですね。

特に職場で、「この色指定で」とかはないのですが、派手髪でなくても、クリップやヘアゴムにこだわったりとか、そういう小物類でオシャレを楽しんでいる人が多いと思います。

私の周りで派手髪といったら、電車の中で乗り合わせた人がそうだった位ですね。途中の駅で緑と黒のツートンカラーの人もいて、「まず私では絶対、似合わない色合いだ」とか思います。

仕事をしていると、どうしても職場のルールで、「髪色を指定」されて、自由で好きな髪色ができない人もいると思います。

そんな人たちで立ち上がったプロジェクトが、『髪色自由化プロジェクト』です。

さて、『髪色自由化プロジェクト』とはどんなものなのか?

今回は実践している企業で集計されたアンケート結果を参考にしながら、この話をしていきたいと思います。

『髪色自由化プロジェクト』を導入した企業。導入前後で変わったこととは?

1909年に日本で初となるヘアカラー製品を販売して以来、ヘアスタイリングの進歩に貢献してきたプロのヘアアーティストのためのブランド、ロレアル プロフェッショナルは、仕事をする全ての人が企業ブランドを尊重しながらも、その人らしい髪色やスタイルで仕事をすることのできる自由な社会構築の実現を掲げ、『髪色自由化プロジェクト』を2023年5月に発足しました。

『髪色自由化プロジェクト』発足から半年が経過した2023年11月、実際に【髪色自由化】を導入した実態を調査したいと、賛同企業である株式会社スタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイル カンパニー(PLAZA)に賛同を得て、190人にアンケート調査を行いました。

①『髪色自由化プロジェクト』で、基準が変更された後で、髪色を変更しましたか?

【髪色自由化】後、髪色を変更した人は半数を超える54%、その中でも、従来の身だしなみ基準ではNGと言われていた髪色に変更した人は全体の39%にも上りました。

②『髪色自由化プロジェクト』で、派手髪に変えた職場の人はいますか?

派手髪に変えた人が増えたと感じるかという問いには、95%の人が「とても増えたと感じる」「増えたと感じる」と答えていて、【髪色自由化】で会社全体として好きな髪色にする人が増えたことが明らかです。

③『髪色自由化プロジェクト』の導入で、職場の雰囲気は変わりましたか?

【髪色自由化】された中でも、自由な髪色にはしづらいなど”暗黙のルール“に関して特に感じないらしく、「好きな髪色にしやすい雰囲気がある」と答えた人は94%という結果でした。

④『髪色自由化プロジェクト』の導入で、仕事での満足度は上がりましたか?

【髪色自由化】したことで、職場への満足度が上がったと答えた人は76%とおよそ8割にまで上り、自由な働き方を推奨することが、職場への満足度にまで転換したことが明らかな結果です。

⑤『髪色自由化プロジェクト』を導入した後で、同じ職場の人や、お客様とのコミュニケーションは増えましたか?

さらに、【髪色自由化】した後で、同じ職場の人やお客様とのコミュニケーションが増えたと感じる人は53%と半数を超える結果となりました。

具体例を挙げると、お客様から髪色に関して質問されたことで商品購入に至ったという声や、「素敵な髪色ですね」など髪色そのものを褒められたという声もあって、髪を染めているためか、ブリーチ毛のケアやヘアケア製品に関連するお問い合わせが増えたなど、接客する上でも明るい話題となりました。

画像引用・参考:【ロレアル プロフェッショナル】『髪色自由化プロジェクト』発足から約半年 賛同企業「PLAZA」のスタッフ190人に聞いた!『髪色自由化』実態調査結果公開 PR TIMES(2023年)

プロジェクトの名前を

知らなくても、何となくこのことは知っていました。

最近派手髪で接客する人が増えたという記事を、読んでいたからです。

派手髪にしたことで、「雰囲気が変わったね」と周りから言われて、明るい気持ちでスーパーの仕事に励めたり、幼稚園などで、ピンク色にした保育士の女性は、「プリキュアみたい」と言われて、子ども達から人気があるとも書いてありました。

派手髪にすることで、最近はネガティブなことより、「いいね、似合っている」と、ポジティブな感想を頂くことが多くなったからだと言います。

そこで働いたことないので、詳細は分かりませんが、スタバやディズニーリゾートも髪型や服装の選択肢が増えて、会社の意向に添いつつ、自由な格好をできる様になりました。

私自身、派手髪は似合わないと思っているので、する予定はありませんが、好きな髪色にしている人たちは、自信に満ち溢れていて、明るい雰囲気をまとって、「楽しそうだな」と、よく感じます。

髪色1つでポジティブな気持ちに自分だけでなく、周りもそうなれることは良いことです。

好きな髪色で仕事をしたい、とは規則上できない人でも、一度はそう思うはずです。

「規則が変わらないからできない」という企業もあるかと思いますが、髪色を変えるだけで、自分の置かれている周りの世界が変わることもある。それが証明された今回の記事となりました。

参考サイト


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