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#戦争

日本でも徴兵制?

日本でも徴兵制?

イギリスやドイツで徴兵制の復活の話が出て、ネット世論にも変化が見られる。

➀X(旧twitter)

私はXの政治界隈の人達と交流があるが、彼らに対して疑念を持っている。彼らは国防に熱心なのであるが、何故、徴兵制の導入を主張しないのだろうか。

Xの政治界隈は、年齢的には若い人は少ない印象であるが、彼らのフォロワーには若い人達がいるようなので、フォロワーに配慮している面もあるかもしれない。また、

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日本にとっての沖縄は、中国にとっての台湾

日本にとっての沖縄は、中国にとっての台湾

台湾有事が今にも現実化しそうな雰囲気になりつつある

①台湾と沖縄の独立

中国は台湾が独立するなら軍事介入すると言っている。これは単なる脅しではないだろう。日本でも、そう考えている人は多いに違いない。だが、沖縄にも日本から独立しようとする動きはある。一般のメディアが報じていないから知られていないだけだ。

日本には一応、言論や経済の自由があり、中国にはないから、台湾は中国に併合されたくないが、沖

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ウクライナ戦争の教訓

ウクライナ戦争の教訓

まだウクライナ戦争は終結したわけではないが、現在の状況で考えられることを書いてみた。

➀アメリカはあてにならない

バイデン大統領は戦争の勃発時にロシアと直接戦うと、第3次世界大戦になるから直接は戦わないという趣旨の発言をした。アメリカは核保有国とは直接戦わない。日米安保条約が存在しても、核保有国に日本が攻撃された場合、日本は単独で立ち向かわないといけなくなりそうだ。

 ②通常兵器の増強は抑止

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ウクライナが負けないと台湾がやられる

ウクライナが負けないと台湾がやられる

しばしば耳にしたのは、ウクライナが負けると台湾がやられるという台詞だった。しかし、これとは逆が真実だったのかもしれない。

➀中東戦争勃発で人々のウクライナ戦争に対する認識にも変化が見られる。

ウクライナは、そろそろ停戦を受け入れるべきではないか、とか、ウクライナは他国の支援で戦うのではなく、自力で戦うべきだという声が聞こえてくるようになった。私も、自力で戦えないなら、停戦を受け入れるべきだとい

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東側陣営の復活

東側陣営の復活

 ロシアと北朝鮮との軍事的な協力が波紋をよんでいる。東側陣営が復活しているのであるが、西側は使われるのに、東側とという呼称が使われないのは、何故だろうか。

①東側の復活を認めたくない。

1991年のソ連の崩壊で、超大国はアメリカだけになった。しかし、2010年、GDPで中国がアメリカにつぐ規模になると、状況が変わる。
中国は傲慢になり、日本もアメリカも中国を警戒するようになった。

 ロシアも

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「台湾有事亅への疑問

「台湾有事亅への疑問

 親米派の人達と交流する機会が多いが、疑問に感じたことを書いてみたい。

①親米派は、中国は単独で戦うと考えている。

日本が中国と戦争になった場合、親米派の人達は、日本は米国と協力して戦うが、中国はどこの国とも協力せず、単独で戦うと思っているらしい。

日本は、これだけロシアを敵視してしまったのであるから、日本が中国と戦うときは、ロシアとも戦うことになる可能性が高いと考えなければならない。

 

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ウクライナと台湾は違う

ウクライナと台湾は違う

 ウクライナが負けると台湾がやられるという主張が見られるが、ウクライナと台湾は別の話である。

 ①台湾と国交のある国は十数か国しかないし、台湾は国連にも加盟していない。中国が台湾を攻撃しても、中国の国内問題ということにして逃げてしまう国が多いと見られる。

 ②一帯一路に参加している国は120以上あり、中国に援助してもらったり、中国との経済交流で利益を得ている国は多く、中国の経済規模が大きいこと

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ソ連のアフガニスタン侵略とロシアのウクライナ侵略

ソ連のアフガニスタン侵略とロシアのウクライナ侵略

共通点と相違点があるので、比較してみる

(1)

①支配下に置こうとした

 アフガニスタンは、すでに傀儡政権が樹立されていたが、反乱が起きたので鎮圧に成功。ウクライナは失敗

②大規模侵略
 
 いずれも大軍を派兵。徴兵制を利用した

③世界の反応

 アフガニスタン介入の場合、反ソ(連)キャンペーンが行われた。今回は反ロキャンペーン

④制裁

 アフガニスタン介入の時はモスクワ五輪をボイコ

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歴史は繰り返すー2020年代は1960年代のリバイバル➀

歴史は繰り返すー2020年代は1960年代のリバイバル➀

➀「我々は両親よりも祖父母である」という言葉を読んだことがある。歴史には30年周期と60年周期があり、この言葉を歴史に適用すると、30年周期(両親に似る)と60年周期(祖父母に似る)のことを指しているという解釈が可能である。

➁30年周期は、1950年代、1980年代、2010年代が保守化の時代だったことをかえりみると、理解しやすい。60年周期は、景気循環のコンドラチェフの波や時計の一周の60分

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