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ウクライナが負けないと台湾がやられる

しばしば耳にしたのは、ウクライナが負けると台湾がやられるという台詞だった。しかし、これとは逆が真実だったのかもしれない。


➀中東戦争勃発で人々のウクライナ戦争に対する認識にも変化が見られる。

ウクライナは、そろそろ停戦を受け入れるべきではないか、とか、ウクライナは他国の支援で戦うのではなく、自力で戦うべきだという声が聞こえてくるようになった。私も、自力で戦えないなら、停戦を受け入れるべきだという考えである。


➁中東戦争の今後の展開は予想が困難であるが、もし短期間で終結しないのなら、ウクライナ、中東
、極東の3ヶ所で西側が対応することは難しいと判断した中国が、台湾を攻撃する可能性は高まると考えられる。従って、それを避けるには、ウクライナに停戦、つまり敗北を受け入れてもらうのがよい。

ウクライナにとっての勝利はウクライナ全土からロシア軍が撤退することだろうから、それを実現するには時間がかかる。ウクライナが負けると台湾がやられるという発想は、ウクライナ戦争が終了するまで、中国が待ってくれることを前提にしている。なぜ待ってくれると思うのか、私とは違う思考回路なのだろう。


➂ウクライナがロシアに勝利する可能性はない。ウクライナは、即刻、敗北を受け入れ、これ以上、無駄な犠牲者を増やすのをやめなければならない。


お読みいただき、ありがとうございました。



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