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エッセイ的な...

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日常のちょっとした気づきを綴れば、少し明日の見る風景が変わるかもしれない。誰かの背中をそっと押せればうれしい。
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2021年6月の記事一覧

毎日更新も一呼吸。

毎日更新も一呼吸。

今日は一呼吸。

いつもは少し意気込んだり、考えをまとめるのに必死になったり…と、書くことに一極集中するのが当たり前になっていたが、今日はすこし、こころのペースを落としてみよう。そんな気分。

気がつけば、何かを取り入れることばかりに意識が向いていた気がする。そんな時には、立ち止まって自問する。

頭の中が思考でいっぱいになっていないか。

心の中は感じるだけのゆとりがあるか。

もし、いっぱいに

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年齢による呪縛

年齢による呪縛

野球中継を見ていると、あらかた自分より歳下の選手が活躍している。こういう時に、ふと、自分の年齢を意識するものなのかもしれない。

テレビでは、よく名前の横に(年齢)がつく。
これもなんだか、不思議なことだと思うけれど、それほど年齢が気になる視聴者が多いという表れなのだろう。

今日は少しナイーブな話になるかもしれない。

そう、年齢のこと。

30歳を過ぎて、独身で交際相手もいなかったわたしは正直

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自分にとってのいい塩梅

スーパーで梅の実を見かけるようになった。
季節の旬のものが売られているとうれしくなる。
ゴーヤ、スイカ、丑の日が近いのでウナギ。ウナギ食べたいな。(妊娠中なので自重している…)

おもしろいもので、これまでもきっと、目に入っているはずなのに、なぜか「梅」が目に止まることはなかった。

山盛りになった「梅」
隣には、氷砂糖が置かれている。

いつしか、おばあちゃんが作ってくれた梅ジュースはおいしかっ

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こころの避難場所

こころの避難場所

自分を見失いそうになるとき、ふらっと訪れる場所がある。

以前、職場で理不尽なことに巻き込まれて、誰にも言えなくて、どろどろした感情に飲み込まれてしまうそうで、つらくて。

その時、「あ、京都に行こう」と思い立った。

職場から京都までは、軽く2時間くらいはかかるけれど、それでも、仕事が終わったその足で、行き先は京都へと向かっていたのだった。

京阪電車に乗って、出町柳方面へ。

電車から降り立っ

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何にもできない日だとしても。

何にもできない日。

今日はプリンを作っている時に指を火傷してしまって、そのあとの家事や、他にやりたかったことも全部できなくなってしまった。
なぜか、気分も落ち込んでしまう。

今も、noteを書いているけれど、なんとか書いている、という状態。

こんな自分を許せなくなりそうになる。

それでも、いつの間にか日は沈み、夜になる。

駄目だと思えるそんな一日も、
何の変わりもなく過ぎていく一日も、

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デジタルデトックスをしてみて。

デジタルデトックスをしてみて。

先週、「デジタルデトックス週間」と題し、なるべくスマホを使うのをやめてみた。

やめてみると、今まであらゆる機会でスマホを使っていたことに気づかされる。

○音楽を聴きたくなったとき。

○ラインでメールの確認をするとき。
⇨無意識的にラインニュースのチェック

○何か、わからないことを調べたくなったとき。

○散歩をするときに歩数計のアプリを起動。

○youtubeで動画を見るとき。
⇨おすす

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無理することはないよ…

無理することはないよ…

最近、元気づけられているCM。

続けていくのがしんどい時、
やっていることが無意味に思える時、
そんなもやっとした感情を
全部ぶっ飛ばしてくれる。

【歌詞】
ヘルシーは楽しみながら 
やるのがいいんだよ
ストイックにやると 
三日坊主になっちゃうよ

「こうしなきゃ」とか「こうすべき」とか
ついつい考えがちだけど 
心が先に疲れちゃうよ

無理してやっても続かないよ 
楽しみながらがいいんだよ

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未来を創っているのは今の自分

未来を創っているのは今の自分

ー望みを持ち続けると叶う日がきっとくるー

長い苦しみの中にあって、そんな言葉を信じるほど前向きになんかなれない日もあった。

どこまでいっても暗闇みたいに思える世界から、いつ自分は解放されるのだろうかと、孤独に打ちひしがれながらも、一縷の望みをこころの中にひっそりと持ち続けていた。

それは、ノックしても、ノックしても、決してドアが開くことのない固い扉のようだった。

ほんの些細なことがきっかけ

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大事なひとからの手紙

大事なひとからの手紙

スマホでポンとメールを簡単に送れる世の中。

LINEが普及したのは、2012年だという。
まだ10年も満たないのに、もう当たり前のように普及し、画面上で即座にやり取りができる世の中になった。

メールもLINEも使うし便利だと思うけれど、わたしは「手紙」が好きだ。

いつもはチラシや役所から届く文書など、味気ない郵便受けに、かわいらしい封筒がちょこんと入っているとき、心がはずむ。

この前、大事

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頭の中の書く「スイッチ」

頭の中の書く「スイッチ」

なぜだろう。

文章を書くのは、どこか出先の方が進む。ふっと、書きたいことが頭の中に浮かんでくる。

家の中にいると、頭が固くなってしまうのか。
それは、実際のところ、本当にそうかもしれない。理論上、証明できるものは何一つ持ち合わせていないが、わたしの場合でいうと身体を動かすと、頭のどこかのスイッチが入るようだ。

場所を変えることで、空気が変わる。
普段目にしない風景、周りに人がいるという少しの

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純度100%で生きたい

子どもとともに過ごす時間が好きだ。

小学校教員だったわたしは、子どもと関わるときが一番、自分らしくいられているという感覚を味わえていた。

もちろん楽しいことばかりではなく、悩むことも多かったが、それでも、振り返ってみると、すべての時間がかけがえのない時間だったと思える。

子どもは真っ直ぐにぶつかってくる。
直接、言葉で表せる子もいるし、行動で表す子もいる。どちらも苦手で、影に隠れがちな子もい

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脆い部分をも愛する

脆い部分をも愛する

人はだれしも弱くて見せたくない部分がある、
という。

弱くて見せたくない部分。
それは、成長によって克服されるのか?

わたしが考えるに、半分はそうだといえ、残りの半分は難しいといえる。

自分の扱い方を知ることで、そういった弱さもだんだんと、うまく操縦することができるようになってくるだろう。

簡単な例を挙げると、わたしは人混みが苦手だが、ノイズキャンセルのイヤホンをつけて音楽を聴くことで、半

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