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ステキノート

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noteに溢れる沢山の素敵。 その中に埋もれてしまわないように。 何度でも読み返せるように。 他の方の記事をまとめています。
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#図書館

乗り換えついでにささっと訪問。「駅図書館」に行こう!! ~全国の駅図書館コンプリートリスト~

乗り換えついでにささっと訪問。「駅図書館」に行こう!! ~全国の駅図書館コンプリートリスト~

「旅のついでに図書館へ」をテーマに、青森県津軽地方で発行されている新聞「陸奥新報」で「図書館ウォーカー」というエッセイを連載中です。

連載前からすでに訪問していた百数十館をはじめ、連載後もちょこちょこ全国の図書館を訪ね歩いております。

今まで計200館近く図書館に行ったのですが、ほんとうにバラエティに富んでいます。まさにダイヴァーシティ! 建物のデザインがカッコいい館、きつい坂の上に建っていて

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本を読むためだけの「読書泊」してきました📕

本を読むためだけの「読書泊」してきました📕

京都の高瀬川沿いに、いつの間にこんな素敵なホテルができてたの!と驚きました。たまたまネットで見つけて、ホテル内に小さな図書館があるということで思い切ってとびっきり贅沢にディナーや朝食も食べて自分にご褒美する一泊二日の旅にしました。
私は京都に住みながら京都のホテルに泊まったわけですが、このホテルは地元の人間が泊ってもとても価値があると思いましたので、その素晴らしさをご紹介したいと思います。

まず

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あっちこっちと、渡り歩くから読書はたのしい

あっちこっちと、渡り歩くから読書はたのしい

ふと、僕のnoteにそっと現れたこちらの記事。おすすめに出てきました。

内容はとってもおもしろかった。最近はもっぱら読書がデジタル化している僕からすると、「紙の本もやっぱり捨てがたい」と図書館員なら忘れてはならない感情をおもいだすきっかけにもなった。

−−−

「読書はRPGだ」

上記記事にもあるように、読書はつぎの読書を刺激するのが読書のいいところだとおもう。僕も人生初めての読書は、たぶん

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大雪のニュースを聞いて司書が思うこと

大雪のニュースを聞いて司書が思うこと

こんばんは、古河なつみです。
明日からしばらく大雪に注意が必要なようですね。
大雪の警報や台風などの悪天候の予報を聞く度に「前の職場の図書館はちゃんとお休み(早めに閉館)できてるかなぁ……」ということです。

私が司書として働いていた頃は、派遣会社の非正規雇用社員という身分だったのですが、大雪予報の出ている夜間勤務のシフトに入ったことがあります。

「明日って大雪だと思うんですけど図書館ってどうい

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著者に対して「図書館で借りて読んだ」というのはいけないことなのか

著者に対して「図書館で借りて読んだ」というのはいけないことなのか

以前、とあるベストセラー作家がこんなことを書いていました。
「ファンだという読者から『いつも先生の本を買ってます』と言われるのは当然ありがたいけど『いつも図書館で借りてます』というのは正直微妙。売上に貢献してないわけだから」

まあ入手経路を著者に教える必要はないかと思いますが、本人に言うかは別として、読者として「図書館で借りて読んだ」ということは後ろめたく思わなければいけないのでしょうか。

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世界が消えても、なくなることはありえない……本が好きな人たちの大切な場所【第6回】世界の書店と図書館を巡る旅|駒井稔

世界が消えても、なくなることはありえない……本が好きな人たちの大切な場所【第6回】世界の書店と図書館を巡る旅|駒井稔


メルボルンの書店の充実ぶり、ロンドンの書店員の驚きの接客
私は編集者として、欧米を中心に、ブックフェアや観光で訪れた都市では必ず書店巡りをしてきました。

ニューヨークの大型書店や個性的な書店、フランクフルトの古書店では、深い感銘を受けたこともありました。最近ではメルボルンの書店の古典の棚の充実ぶりに驚きました。

しかし、一番強く印象に残っているのは、ロンドンの大きな書店での出来事です。

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