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マーケティング戦略

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ブランディングによって構築された「価値」が「売れる(伝わる)仕組み」を作り上げるマーケティング戦略について発信しています。
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#日記

マーケティングを学ぶことの最大のメリット

マーケティングとは、「製品やサービスが、一人でに売れる仕組みを作り上げる方法」のことです。

製品やサービスとは、つまり「ブランドそのもの」であり、「ブランド価値」のことです。

この「ブランド価値」を、消費者、または伝えたい相手に「届ける仕組み」を作り上げること。これも、マーケティングです。

今回の記事は、「マーケティングを学ぶことのメリット」というテーマにしてみました。

なぜこのテーマにし

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マーケティングミックス(MM)とは

今回は経営学の分野のひとつであるマーケティングについて、私が勉強したことを踏まえて記事にしていこうと思います。

マーケティングミックスとはマーケティングミックス。マーケティングを学ぶ上では非常に重要なフレームワークです。

これは、簡単にいうと「ターゲットの顧客に働きかけるためのマーケティングの4つの要素を組み合わせて展開すること」です。

4つの要素とは、マーケティングの世界では4Pと呼ばれて

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【行動経済学】私たちの購買意欲は、"店内のBGM"に誘導されている

例外はあるかもしれませんが、どのお店にもBGMが流れています。BGMには、お店の雰囲気作りなどの効果がありますが、実はそれ以外にも大変重要な役割があり、視点を変えるとわれわれ消費者は、無意識のうちに店内のBGMに購買意欲を掻き立てられている可能性があります。

アメリカのロヲラ大学のロナルド・ミリマン教授はスーパーマーケットで、BGMのテンポを変えて利用者の歩くスピード(回転率)を観察しました。

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【行動経済学】なぜ"1980円"は安く感じるのか

スーパーや量販店で、「1980円」や、「19800円」などの評価を見たことはありますか?

そして、なぜか「安い!」と感じてしまい、購入してしまうという経験はありませんか?

実はこれには行動経済学的な作成が組み込まれています。

これは「端数価格」と呼ばれる行動経済学のフレームワークなのですが、消費者の購買意欲を高める効果があると言われています。

1980円って、2000円よりもたった20円し

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大手高級ブランドの、「音象徴理論」を駆使したブランドネーム開発の戦略とは

ブランドネーム開発の戦略世の中には、高級ブランドがいくつも存在している。

そこで僕は、各ブランドの「ブランドネーム開発の戦略」について研究をしてみた。

今から、僕が適当に選んだブランドを二つにグループ分けしていく。

どのような基準で分けているのかを是非考えてみてほしい。

グループ①
・エスティーローダー
・Dior
・CHANEL

グループ②
・GUCCH
・Tommy Hilfige

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【行動経済学】私たち消費者は、本当に「合理的」な消費選択をしているのだろうか

経済学では、消費者は「合理的な選択」をすると定義される経済学では、「消費者および生産者は、いかなる場合でも合理的な行動をする」と定義つけています。

言い方を変えると、「自己の利益を最大化するような消費および生産活動をする」ということです。

合理的な消費選択の例さて、早速読書の皆さんに質問です。

あなたは今、文房具店Aにいます。
そして目の前には、欲しかった1000円のボールペンがあります。

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