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Every brilliant things 冬の朝の澄んだ空気はツンデレ
冬の朝はいつも特別だ。
しん、とした早朝の空気に包まれた世界。冷たい空気はすうっと体に通っていき、そのたどった後がわかるほど。
晴れた日はどの季節よりも思いっきり晴れて、見渡す限りの青。冬の少し色の薄い青空は、寒いからこそいろんな空気中のゴミが見えてしまわないかと思うのに、青しかない空が晴れやかな気持ちをくれる。背中を押されたことは一度ではない。
大荒れの日はドアを開けた瞬間にびゅうと風や雨、
はじめて物語に触れた日をわたしは思い出せない。
それは物凄くもったいないことだ。いつだって初めての物語の世界に入り、新しい登場人物たちと出会う時、感じるあの晴れやかな気持ちをいつ、感じ始めたのかが分からないから。いつだって初めては特別だ。
初めての物語に触れる時、思わず微笑んでしまうのは、わたしに今まで物語の中で感じてきた喜怒哀楽の感情の記憶があるからだろう。未知の世界に行く時、期待に胸を膨らませてドキドキする、その気持ちは、経験に裏付けられた
「はじめての」メトロポリタン美術館
NYに行った。
あまり旅行に予習をしていかないのでメトロポリタンは定番だから行くかーくらいの気持ちで行ったわけだが、はんぱなかった。
所蔵品のレベルも、量も、バラエティーも豊富だった。
西洋美術エリアもモダンアートエリアもアラブエリアもアジアエリアもエジプトエリアもどこも、ものすごく面白かったのに、
びっくりするくらいに観客数が異なることが全く違った。
西洋美術やエジプトエリアは、ツタンカーメン
何者になれるんだろうか、なれないのか
「なんかやりたいこととかないの?」
「何者かに、なりたい」
10/19公開の『ここは退屈迎えに来て』のワンシーンだ。
何の本か忘れてしまったけれど、「何者にもなれなかった大人たちへ」という帯に目を惹かれたことを思い出した。
この「何者」という言葉になぜかとても惹かれてしまう自分がいる。
今の自分へ不満から今の自分は何者でもないという思いがあるからなんだろう。
誰かに自分はこうだ、と端的に説明でき
わたし的映画習慣(週間)
最近のわたしはよく映画を観ている。『未来のミライ』『雨に唄えば』『スターウォーズ』『レオン』『エリービリオット』『図書館戦争』『ジョゼと虎と魚たち』『万引き家族』。この一週間にみたもの。
それは時間を持て余しているからで。だからこそかなりむちゃくちゃな観方をしていると思う。ジャンルも傾向もテーマもくそほどない。
なんとなく映画をみるときにしていることがある。
まとめて、みる基本的に映画館で見る
はじめての「マクガワン・トリロジー」
現在、世田谷パブリックシアターで上映中の「マクガワン・トリロジー」を観てきた。
普段はそんなミーハーな感じでは劇を観ないが今回は特別。
主演・松坂桃李に惹かれたわけだけど、
そんな動機で行くのがもったいない感じだった。
ストーリー、もっと時代背景を知ったらちがうのかな劇を観に行く時は基本的にストーリーについて事前に調べて行かない事にしている。ストーリーがわからないと思ったことはこれまであまりない