走る走る走る、立ち止まる
ジープの後部座席に立ち上がり、風を前面に受けながら、走るスピードと裏腹に柔らかな生活の流れを感じた。
スリランカ
2019年末はスリランカで過ごした。インド洋に浮かぶ北海道ほどの大きさの島国。日本ではきっと名前を聞いても、あまりどんな国か思い浮かべることのできる人はいないのかしれない。「なんでそんなところ行ったの?」が一番のリアクションだ。そんなところは失礼な、と心の中で呟きながら、スリランカを知らぬ相手に少しでも伝わればと思う。
スリランカは紀元前からの歴史続く国だ。シンハラ人とタミル人、ヒンドゥーや仏教、キリスト教が混ざり合い、別ではあるけど排除はしない、そんな雰囲気が溢れている。
インドの影響を多大を受けつつ、オランダ、ポルトガル、イギリスに植民地とされ…それぞれの影響が歴史の端々に垣間見える。
一緒に5日間の強行日程をこなしてくれたドライバーさんが教えてくれた全ての文化や歴史は、知る前よりもスリランカが歴史深く、日本的な受け入れの精神があるなあと思い、魅力を感じた。
スリランカ、その魅力は一言じゃ言えないけれど、いままさに成長へ動き始めるパワーと、まだ残されてる世界が生まれ始めようとしている、そんなゆらぎの部分が面白く感じた。
ここからはスリランカ旅行記を続けようと思う。忘れないうちに。
何も持たぬわたしですが、全力であなたのサポートを活かした「なにか」をします!いまはわたしが沢山の知識と文化とアイデアと記憶を吸収するために使います!