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嘘偽りなく言いますと、「言葉なんてもうまっぴらだ!」と思ってしまうことはよくあります。
無気力さでいうたらわたしの右に出るもんおらんのちゃうか、と思わず考えてしまう程度には、結構な大波のなかにいた。
現実を見たくない。文章書きたくない。
家から出たくない。誰とも会いたくない。
素敵な言葉に心を動かされることなんて、まっぴらごめんだとすら思っていた。
というかやや現在進行形で、今もそう思ってしまうから大変だ。
言葉で心を動かしたいとか書きたいとか、散々言ってきたくせに死ぬほど矛盾
わたしがエッセイを書く理由
「なんでエッセイなの?」
「そもそも、エッセイってなに?」
エッセイを書いていることを話すと、このような反応をされることが非常に多い。
「エッセイスト」ってそれ単体で成り立つ職業ではまずあり得ないと、わたしは思っている。
俳優や歌手などの有名人や文筆家、起業や闘病などインパクトのある経験をした人、はたまたぶっ飛んだ私生活を送っている、あるいは並外れた文才を持ち合わせた人。エッセイストとして名