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シュタイナー教育(3才〜7才まで)

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息子・娘とも1.5歳〜キンダーガーデンまでWaldorf Schoolに行っていました。その後息子は公立学校に、娘はWaldofr school在籍中です。ナゼ息子は公立へ、ナゼ…
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2020年9月の記事一覧

地球の未来のために守るべき種

地球の未来のために守るべき種

環境破壊から未来の地球を守るためには、絶滅の危機にある一つの種を守り、育てていかなければならない。
その種とは「自然の中で遊ぶ子どもたち」である。

If we are going to save...the environment we must also save an endangered indicator species: the child in nature."

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Lantern Walk

Lantern Walk

Waldorf Schoolの冬を迎える行事の第一弾、Lantern Walkがこのあいだありました。

このLantern Walkは、「シュタイナー教育大好き!」と言いたくなる、とても素敵なイベントなんです。

11月も半ばの初冬の夜に、クラスで作った手作りランタンを持って森に集合します。

6時とはいえ、森はもう真っ暗。
森の歩道の両脇に、点々とキャンドルが灯されています。
そう、この森の中

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森を見て樹を見ず

森を見て樹を見ず

今に始まったことでもないんだけど、今年は”消費”し過ぎてしまったなと反省。ここでいう消費は、お買い物意味ではなくて。

今や、youtubeなどで音楽やら動画やら無限にアクセスできてしまうので、
気に入ったものに深く入り込んだり、味わったりってのが減ってきてませんか?

音楽って、記憶と繋がってますよね。
例えば、ハタチで失恋した時は、椎名林檎ヘビロテだったなあとか。
スノーボードにハマってた時は

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Waldorf May Fair 春のお祭りと学校卒業

Waldorf May Fair 春のお祭りと学校卒業

今年もMay Fairの季節がやってきました。
毎年WaldorfのMagical Worldに魅せられてきました。

すてきだよ!

May Fair とChristmas Fairごとにお母さん達が夜なべしてクラフトやお菓子をつくります。
それが、またかわいい!美味しいし!

いつも買うまでに至らなかったんだけど、今回はクオリティーがとっても高くてかわいすぎたので、思わずクラフト衝動買いしてし

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森が子供にいい理由

森が子供にいい理由

子どもが赤ちゃんのときから、いつも森が近くにあった。
正直子どもは、森に散歩にいくよりも、遊具のある公園の方が好きだ。

でも、ひとたび森に離すと、リーシュを外された犬みたいに、生き生きと森を駆けまわりだす。

自分で言うのもなんだが、うちの子どもは2人とも割と運動神経がいい。
さらにいうと、軸がなかなかいい。
でも、それは体操のクラスに通ったり、サッカーや野球のチームに入れたりして育ったわけでは

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草木染め雑感 その2。 にして4年目。

草木染め雑感 その2。 にして4年目。

ECOMOONPAD(布ナプキン屋さん)をはじめて4年。
草木染め歴も4年になりました。
といっても、もっぱら茜とLAC(カイガラムシ)染め。

遅いのか、早いのか、4年かけてようやく茜とLACのことがわかってきた。

豆乳、数種類のタンニンの下処理
温度、濃度、
染めの回数、
一番煎じ、二番煎じ

いろいろ試して、ようやく私なりのベストがわかってきた。
それも、コットンのみ。

いいものを作ると

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Readyになる時を待つ

Readyになる時を待つ

9月から4歳の娘もPreschoolに行き始めた。
といっても、週に2回、午前中だけ。

娘はものすごいシャイで、私から離れられなかった。
子供達がみんなきゃっきゃ遊んでいても、私の膝の上でじっとしている子。
3歳のときにPreschoolを試そうかと試みたけど明らかにreadyではなく断念した。

今年4歳になって、この1年で何をしたわけでもないけど、自分に自信がでてきたのか母親という安全地帯か

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薪ハンティング

薪ハンティング

秋です!

日に日に、日差しが、森が熟成された色になってきましたSquamish BC。
ただいまの気温10度でございます。

BC州の季節は、ある日突然入れ替わります。
数日前まで夏だったのに、今日はもう、空の奥に冬を感じる。

うちは暖炉が唯一の暖房設備がなので、薪の蓄えが少ない現実が、危機感となって急に襲ってきました。

というわけで、ここ最近ちょくちょく薪取りにいっています。

Squa

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Waldorf School 来年の進路と保護者面談

Waldorf School 来年の進路と保護者面談

息子が通っているWaldorf Schoolにて、保護者面談がありました。
Waldorf Schoolでは、フィジカル、メンタル、知能の面からグレードスクールにあがれるか、キンダーをもう1年する方がいいかを見極めるGood Gameというものがあります。

ウォルドフ教育のなかで、幼い子どもは右脳と左脳がまだ連携できていないので、その状態でいわゆる”勉強”をはじめても、正しく理解できないとされて

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育児ヒーリング

育児ヒーリング

お母さんしていると、子育てを通して小さいときの自分(インナーチャイルド)と出会うことがよくあります。

自分の親にしてもらって嬉しかっことや、安心を感じたこと、その逆に、あの時の私はかわいそうだったな、辛かったんだな、という感情に親になってみて気づくことがあります。

インナーチャイルドが主張するハッピーな体験は、懐かしみながら、自分の子どもにも伝えてあげることができます。

でも、悲しい体験の再

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サンタクロースのプレゼント〜サンタは欲しいものをくれる人?〜

サンタクロースのプレゼント〜サンタは欲しいものをくれる人?〜

まもなくクリスマスです。
街も住宅街もクリスマス一色。

この時期、Squamishの郵便局には”サンタクロース行きのポスト”が設置されていて、出した手紙にちゃんとお返事がくるのです。

うちの子供達も、サンタさんにお手紙かこう!と大張り切り。
サンタさんに伝わるように、欲しい物を絵付きで詳しく書いてルンルン気分で投函します。

サンタクロースは欲しいものをくれる人?でもね、サンタさんって欲しい物

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Advent Garden

Advent Garden

子供達がりんごキャンドル(りんごにさしたキャンドル)を手に、松の葉で縁取られたそのスパイラル状の道を歩く。

中心でりんごキャンドルに火を灯し、
歩いてきた道のどこかに、そのキャンドルを置いていく。

子供の数だけキャンドルが灯されると
暗闇の中から、道がやさしく浮かび上がる。

Advent Garden

これは、

”闇の中で心にあかりを灯す”という

冬への準備。

スパイラルは、心の奥へ

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工夫する日常が生きる力に(5歳児育児)

工夫する日常が生きる力に(5歳児育児)

気持ちのいい秋の空が広がるSquamishです。

夏休みの終わりに、友人から”冒険図鑑―野外で生活するために-”という本をいただきました。

これがなかなか素敵な本!
天気の読み方、野草やキノコの見分け方、雪洞の掘り方、ロープの使い方と工夫などなど、とにかく”冒険をしよう!”というワクワクする気持ちを駆り立てる本なのです。

息子もこの本を見て笹舟をつくったり、竹細工を作ったり、葉っぱで相撲をし

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Pender Island の旅 〜日本人のご家族との出会い〜

Pender Islandを去る日の午後にTracyに日本人のご家族−キムラファミリ−を紹介していただきました。

突然の訪問でしたが、受け入れてくださりすこしばかりお邪魔することに。

まず、たくさん子どもがいてびっくり!
キムラファミリーは、ご夫婦と5人の子供達がいる大家族。

ご夫婦はお庭で自然農法(無農薬で、虫とも共存し、その土地で得れるものしか使わない農法)を実践されており、子供達はホー

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