yottosan

事業開発しています。

yottosan

事業開発しています。

記事一覧

エネチェンジの不正会計問題と今後の展開予想

ストップ安真っ最中のエネチェンジ社について、現状と今後の予想について書く。 エネチェンジは結局何したの?端的に言うと粉飾決算となる。ざっくり言えば、EV充電器を別…

yottosan
2か月前
5

コンサル会社は新時代の神社である(全然褒めてない)

社畜として勤めていると、よくコンサル会社と絡む機会が多い。 どういう時にコンサルが使われるのか 例えば、DX支援でもそうだし販売戦略の策定みたいなところでもちょく…

yottosan
8か月前
9

株式を売却するときの4つの理由

基本的に購入した株式は売ることなく、目標株価になるまで持ち続ける方針ですが、それでも売却するときは必ず到来します。売却するときはどのような時なのかを書き留めてお…

yottosan
3年前
2

NISA活用方法と収益シミュレーションについて考えてみた

皆さんNISAは活用しているでしょうか。 NISAとは、毎年決まった非課税投資枠が設定され、上場株式や投資信託の配当金(分配金)や値上がり益が非課税になる制度のことです…

yottosan
3年前
6

カーシェア事業の性質を分析する

皆さんこんにちは、めっちゃ久しぶりのエントリとなります。 最近の変化といえば、遂に車を手放しました。長年車を所有していたのですが、維持費が高い割にめっきり使…

yottosan
3年前
6

ブルーオーシャン戦略は正しいのか

ドワンゴの川上さんの記事が素晴らしかったので、それについて。 川上「競争するな」と言うと、「ブルーオーシャンを選べということですね」と反応されることが多いのです…

yottosan
3年前
4

最近の乞食活動について

悲しき社畜は、投資のために節約する必要があります。今回は、最近行ったポイント乞食活動について書いてみたいと思います。 amazonギフト券のチャージで2.5%還元!現金で…

yottosan
3年前

投資と投機の違いとは何か

ロビンフッドという個人投資家向けの株式取引プラットフォームが話題になっています。詳細は記事を読んで頂くとして、大まかな流れとしては、株価が低迷していたゲームスト…

yottosan
3年前
2

鬼滅の刃はなぜここまで流行ったのか?

2020年も今日で終わりですが、今年は鬼滅の刃の年と言っても過言では無いでしょう。私も何回かアニメ版にチャレンジしていましたが中々面白さを理解できずにいましたが、年…

yottosan
3年前
4

ブティックス (9272)の企業分析

ある投資家さんの企業分析ルールが素晴らしいので、そちらを参考に企業分析を行います。ソースは四季報とIRとなります。分析についての考え課は以下書籍を参考にしています…

yottosan
3年前

映画銀魂が「鬼滅の刃」人気に便乗することへのマーケティング的考察

2021年1月8日公開の映画『銀魂 THE FINAL』より、銀さん達の最後の闘いを収めた最新予告が7日、公開された。さらに、第一週の入場者プレゼントが、空知英秋氏描きおろしの…

yottosan
3年前
3

企業分析:HOPE(6195)

さて、noteで初めての企業分析をしてみましょう。対象の企業はHOPE社にします。 1.企業概要とりあえずwikiから引用します。 株式会社ホープ(HOPE, INC.)は、福岡県福岡…

yottosan
4年前

「現金掛け値なし」は何が凄かったのか

「現金掛け値なし」と言えば、呉服店である越後屋(現在の三越)が実施した歴史的にも革新的なビジネスモデルを現した言葉です。 掛け売りをしないで、正札どおりに現金取…

yottosan
4年前
16

物流とブロックチェーンの相性について

物流業界について物流と一言で言っても、海運や宅配など範囲はとてつもなく広いです。以下のリンクにおいては、物流とブロックチェーンの組み合わせについて論じています。…

yottosan
4年前
12

フードデリバリーの普及、クラウドキッチンの台頭とか。

新型コロナウイルスの影響により、「おうち時間」の増加がフードデリバリー普及の追い風になっています。需要の増加だけではなく、自粛により収入源となった方々の収入源と…

yottosan
4年前
4

長期投資であってもすぐに売却するのは矛盾していない件について

新型コロナウイルスの影響で、株式市場も2月から大きな荒波に揉まれています。それはどんな達人でも変わりなく、投資の神様ウォーレン・バフェット氏も例外ではありません…

yottosan
4年前
2
エネチェンジの不正会計問題と今後の展開予想

エネチェンジの不正会計問題と今後の展開予想

ストップ安真っ最中のエネチェンジ社について、現状と今後の予想について書く。

エネチェンジは結局何したの?端的に言うと粉飾決算となる。ざっくり言えば、EV充電器を別途設立したSPCに売り付け、その取引を売上計上していたものの、実はそのSPCの資金はエネチェンジCEOが投資家に貸付した資金が元手であり、更にはその貸付資金はエネチェンジの株式を担保にして借りたものということで、監査法人が連結対象にせよ

もっとみる
コンサル会社は新時代の神社である(全然褒めてない)

コンサル会社は新時代の神社である(全然褒めてない)

社畜として勤めていると、よくコンサル会社と絡む機会が多い。

どういう時にコンサルが使われるのか

例えば、DX支援でもそうだし販売戦略の策定みたいなところでもちょくちょくコンサル会社が介入してくる。

コンサル会社が営業をかけてくるというのもあるが、そもそもは事業会社の担当者が「戦略なんてよくわからないからどこかにぶん投げたい」というニーズが根源的にあるからだろうと思われる。

確かに今まで事業

もっとみる
株式を売却するときの4つの理由

株式を売却するときの4つの理由

基本的に購入した株式は売ることなく、目標株価になるまで持ち続ける方針ですが、それでも売却するときは必ず到来します。売却するときはどのような時なのかを書き留めておきたいと思います。​

売却タイミング①:銘柄選択を間違えた時まずはこれです。例えば成長率が高く有望な企業だったとしても、粉飾決算や不祥事などが発生することは結構あります。

また、彼らのビジネスモデルが思っていたより堅牢でなかったり、大手

もっとみる

NISA活用方法と収益シミュレーションについて考えてみた

皆さんNISAは活用しているでしょうか。

NISAとは、毎年決まった非課税投資枠が設定され、上場株式や投資信託の配当金(分配金)や値上がり益が非課税になる制度のことです。

NISAは二種類あるNISAといっても、一般NISAと積立NISAがあります。詳細については下の図を見てもらいたいのですが、ざっくりいうと年間の投資額と非課税期間と投資可能商品が違います。

私の認識では、将来上る可能性のあ

もっとみる
カーシェア事業の性質を分析する

カーシェア事業の性質を分析する

皆さんこんにちは、めっちゃ久しぶりのエントリとなります。



最近の変化といえば、遂に車を手放しました。長年車を所有していたのですが、維持費が高い割にめっきり使わなくなりましたので自動車税の通知をきっかけに手放すこととしました。



よく考えると、自動車税や自動車保険、駐車場代など毎年かなりの出費です。自動車税が5万円、保険も5万円、駐車場が毎月2万円、ガソリン代もかかる・・・となると年間

もっとみる
ブルーオーシャン戦略は正しいのか

ブルーオーシャン戦略は正しいのか

ドワンゴの川上さんの記事が素晴らしかったので、それについて。

川上「競争するな」と言うと、「ブルーオーシャンを選べということですね」と反応されることが多いのですが、これは間違いです。ブルーオーシャンには絶対に行ってはいけない。ブルーオーシャンは「青くて美しい海」というイメージがありますが、「青くて美しい海」ということはプランクトン、つまりは事業を成長させるためのエサがないことを意味しています。

もっとみる
最近の乞食活動について

最近の乞食活動について

悲しき社畜は、投資のために節約する必要があります。今回は、最近行ったポイント乞食活動について書いてみたいと思います。

amazonギフト券のチャージで2.5%還元!現金でチャージするとポイント還元をされるキャンペーンを活用しました。プライム会員の場合は、90,000円チャージすると2.5%のポイントが貰えます。アマゾンって何でも買えますのでポイントやギフト券は殆ど現金みたいなもんです。有効期限も

もっとみる

投資と投機の違いとは何か

ロビンフッドという個人投資家向けの株式取引プラットフォームが話題になっています。詳細は記事を読んで頂くとして、大まかな流れとしては、株価が低迷していたゲームストップ社の株を、個人投資家がネットコミュニティで団結し買い向かったというものです。

これにより、空売りを仕掛けていたヘッジファンドが大損したことも話題性を呼びました。

空売りを仕掛けられている株に、一致団結して買い向かおうぜ!という動きは

もっとみる
鬼滅の刃はなぜここまで流行ったのか?

鬼滅の刃はなぜここまで流行ったのか?

2020年も今日で終わりですが、今年は鬼滅の刃の年と言っても過言では無いでしょう。私も何回かアニメ版にチャレンジしていましたが中々面白さを理解できずにいましたが、年末の時間を活用して遅ればせながら全巻読みましたので、大ブームの理由について分析してみたいと思います。

空前の大ブーム映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の興行収入が公開から73日間で324億円を超え、国内で上映した映画の歴代興行収入ラ

もっとみる

ブティックス (9272)の企業分析

ある投資家さんの企業分析ルールが素晴らしいので、そちらを参考に企業分析を行います。ソースは四季報とIRとなります。分析についての考え課は以下書籍を参考にしています。お勧めです。

企業情報会社設立は2006年、上場は2018年。代表は新村祐三氏で49.4%の株式を保有する大株主でもある。事業は、展示会事業とM&A事業が主。時価総額は31.5億円。

成長性業績を見ると、18.3月期の売上は1,33

もっとみる
映画銀魂が「鬼滅の刃」人気に便乗することへのマーケティング的考察

映画銀魂が「鬼滅の刃」人気に便乗することへのマーケティング的考察

2021年1月8日公開の映画『銀魂 THE FINAL』より、銀さん達の最後の闘いを収めた最新予告が7日、公開された。さらに、第一週の入場者プレゼントが、空知英秋氏描きおろしの「炭治郎&柱イラストカード」であることも発表された。

公開第一週に配られるのはなんと、原作者・空知英秋描きおろしの<炭治郎&柱>イラストカード。詳細は後日発表予定であるという。

とのことですが、爆売れしている鬼滅の刃の人

もっとみる
企業分析:HOPE(6195)

企業分析:HOPE(6195)

さて、noteで初めての企業分析をしてみましょう。対象の企業はHOPE社にします。

1.企業概要とりあえずwikiから引用します。

株式会社ホープ(HOPE, INC.)は、福岡県福岡市に本社を置き、自治体が所有する様々なスペース(広報紙・WEBページ・給与明細・庁舎内)に広告枠を設け、掲載料の一部を自治体の歳入に充てることで自治体の財源確保を支援する企業[1]。2016年6月15日に東証マザ

もっとみる
「現金掛け値なし」は何が凄かったのか

「現金掛け値なし」は何が凄かったのか

「現金掛け値なし」と言えば、呉服店である越後屋(現在の三越)が実施した歴史的にも革新的なビジネスモデルを現した言葉です。

掛け売りをしないで、正札どおりに現金取引で商品を売ること。元禄(1688~1704)ごろ、江戸の呉服店三井越後屋が始めたという商法。
※コトバンクより

とはいえ、今の時代の我々からしたら「当り前じゃね?」とイマイチ凄さが伝わってきませんので頭の整理を兼ねてここに凄さを記しま

もっとみる
物流とブロックチェーンの相性について

物流とブロックチェーンの相性について

物流業界について物流と一言で言っても、海運や宅配など範囲はとてつもなく広いです。以下のリンクにおいては、物流とブロックチェーンの組み合わせについて論じています。

世界銀行のデータをもとにした大手海運企業A.P.モラー・マースク(以下マースク)の2016年の調査によると、世界の貿易コストは1.8兆ドル(2019年10月現在、日本円で約200兆円)で、プロセスの効率化によりコストの最大10%を削減で

もっとみる
フードデリバリーの普及、クラウドキッチンの台頭とか。

フードデリバリーの普及、クラウドキッチンの台頭とか。

新型コロナウイルスの影響により、「おうち時間」の増加がフードデリバリー普及の追い風になっています。需要の増加だけではなく、自粛により収入源となった方々の収入源としても活用され始めています。

フードデリバリー市場についてさてさて、フードデリバリーの普及度合いを見てみましょう。以下の記事がわかりやすいです。

エヌピーディー・ジャパン株式会社が発表した「外食・中食 調査レポート」によると、日本におけ

もっとみる
長期投資であってもすぐに売却するのは矛盾していない件について

長期投資であってもすぐに売却するのは矛盾していない件について

新型コロナウイルスの影響で、株式市場も2月から大きな荒波に揉まれています。それはどんな達人でも変わりなく、投資の神様ウォーレン・バフェット氏も例外ではありませんでした。

バフェット、航空会社関連銘柄を売却米著名投資家のウォーレン・バフェットは5月2日、自身が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイの年次株式総会で、同社が保有していた40億ドル相当の米航空株をすべて売却したと発表した。新型コロナウイ

もっとみる