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最近の記事

コンサル会社は新時代の神社である(全然褒めてない)

社畜として勤めていると、よくコンサル会社と絡む機会が多い。 どういう時にコンサルが使われるのか 例えば、DX支援でもそうだし販売戦略の策定みたいなところでもちょくちょくコンサル会社が介入してくる。 コンサル会社が営業をかけてくるというのもあるが、そもそもは事業会社の担当者が「戦略なんてよくわからないからどこかにぶん投げたい」というニーズが根源的にあるからだろうと思われる。 確かに今まで事業のオペレーション改善などやらされていた担当がいきなり上から事業戦略を考えよ!成長

    • 株式を売却するときの4つの理由

      基本的に購入した株式は売ることなく、目標株価になるまで持ち続ける方針ですが、それでも売却するときは必ず到来します。売却するときはどのような時なのかを書き留めておきたいと思います。​ 売却タイミング①:銘柄選択を間違えた時まずはこれです。例えば成長率が高く有望な企業だったとしても、粉飾決算や不祥事などが発生することは結構あります。 また、彼らのビジネスモデルが思っていたより堅牢でなかったり、大手が競合として進出してきたり、見込んでいた成長ストーリーが破綻したりと、想定が崩れ

      • NISA活用方法と収益シミュレーションについて考えてみた

        皆さんNISAは活用しているでしょうか。 NISAとは、毎年決まった非課税投資枠が設定され、上場株式や投資信託の配当金(分配金)や値上がり益が非課税になる制度のことです。 NISAは二種類あるNISAといっても、一般NISAと積立NISAがあります。詳細については下の図を見てもらいたいのですが、ざっくりいうと年間の投資額と非課税期間と投資可能商品が違います。 私の認識では、将来上る可能性のある個別株に一発勝負をかけたいなら一般NISA、コツコツ長年積み立てるなら積立NI

        • カーシェア事業の性質を分析する

          皆さんこんにちは、めっちゃ久しぶりのエントリとなります。 最近の変化といえば、遂に車を手放しました。長年車を所有していたのですが、維持費が高い割にめっきり使わなくなりましたので自動車税の通知をきっかけに手放すこととしました。 よく考えると、自動車税や自動車保険、駐車場代など毎年かなりの出費です。自動車税が5万円、保険も5万円、駐車場が毎月2万円、ガソリン代もかかる・・・となると年間20万円程度は平気でかかってしまいます。冷静に考えてその分は投資に回すほうがいい

        コンサル会社は新時代の神社である(全然褒めてない)

          ブルーオーシャン戦略は正しいのか

          ドワンゴの川上さんの記事が素晴らしかったので、それについて。 川上「競争するな」と言うと、「ブルーオーシャンを選べということですね」と反応されることが多いのですが、これは間違いです。ブルーオーシャンには絶対に行ってはいけない。ブルーオーシャンは「青くて美しい海」というイメージがありますが、「青くて美しい海」ということはプランクトン、つまりは事業を成長させるためのエサがないことを意味しています。 ブルーオーシャンというのは、競争相手のいない未開拓の市場という意味ですが、そこ

          ブルーオーシャン戦略は正しいのか

          最近の乞食活動について

          悲しき社畜は、投資のために節約する必要があります。今回は、最近行ったポイント乞食活動について書いてみたいと思います。 amazonギフト券のチャージで2.5%還元!現金でチャージするとポイント還元をされるキャンペーンを活用しました。プライム会員の場合は、90,000円チャージすると2.5%のポイントが貰えます。アマゾンって何でも買えますのでポイントやギフト券は殆ど現金みたいなもんです。有効期限も10年くらいありますので迷わずチャージしました。 auPAYの20%ポイント還

          最近の乞食活動について

          投資と投機の違いとは何か

          ロビンフッドという個人投資家向けの株式取引プラットフォームが話題になっています。詳細は記事を読んで頂くとして、大まかな流れとしては、株価が低迷していたゲームストップ社の株を、個人投資家がネットコミュニティで団結し買い向かったというものです。 これにより、空売りを仕掛けていたヘッジファンドが大損したことも話題性を呼びました。 空売りを仕掛けられている株に、一致団結して買い向かおうぜ!という動きは一般的に投機的だと思われます。よく「投資と投機は違う」という言説を見かけますが、

          投資と投機の違いとは何か

          鬼滅の刃はなぜここまで流行ったのか?

          2020年も今日で終わりですが、今年は鬼滅の刃の年と言っても過言では無いでしょう。私も何回かアニメ版にチャレンジしていましたが中々面白さを理解できずにいましたが、年末の時間を活用して遅ればせながら全巻読みましたので、大ブームの理由について分析してみたいと思います。 空前の大ブーム映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の興行収入が公開から73日間で324億円を超え、国内で上映した映画の歴代興行収入ランキング1位になった。 公開から73日間の累計観客動員数は2404万9907人

          鬼滅の刃はなぜここまで流行ったのか?

          ブティックス (9272)の企業分析

          ある投資家さんの企業分析ルールが素晴らしいので、そちらを参考に企業分析を行います。ソースは四季報とIRとなります。分析についての考え課は以下書籍を参考にしています。お勧めです。 企業情報会社設立は2006年、上場は2018年。代表は新村祐三氏で49.4%の株式を保有する大株主でもある。事業は、展示会事業とM&A事業が主。時価総額は31.5億円。 成長性業績を見ると、18.3月期の売上は1,333百万円で21.3月期は1,390百万円と成長性がややものたりないかなという印象

          ブティックス (9272)の企業分析

          映画銀魂が「鬼滅の刃」人気に便乗することへのマーケティング的考察

          2021年1月8日公開の映画『銀魂 THE FINAL』より、銀さん達の最後の闘いを収めた最新予告が7日、公開された。さらに、第一週の入場者プレゼントが、空知英秋氏描きおろしの「炭治郎&柱イラストカード」であることも発表された。 公開第一週に配られるのはなんと、原作者・空知英秋描きおろしの<炭治郎&柱>イラストカード。詳細は後日発表予定であるという。 とのことですが、爆売れしている鬼滅の刃の人気に便乗しようとするあたり銀魂っぽくて面白いですよね。銀魂の作風をうまくつかった

          映画銀魂が「鬼滅の刃」人気に便乗することへのマーケティング的考察

          企業分析:HOPE(6195)

          さて、noteで初めての企業分析をしてみましょう。対象の企業はHOPE社にします。 1.企業概要とりあえずwikiから引用します。 株式会社ホープ(HOPE, INC.)は、福岡県福岡市に本社を置き、自治体が所有する様々なスペース(広報紙・WEBページ・給与明細・庁舎内)に広告枠を設け、掲載料の一部を自治体の歳入に充てることで自治体の財源確保を支援する企業[1]。2016年6月15日に東証マザーズ、福証Q-Boardに上場。 創業は2005年、有限会社ホープ・キャピタル

          企業分析:HOPE(6195)

          「現金掛け値なし」は何が凄かったのか

          「現金掛け値なし」と言えば、呉服店である越後屋(現在の三越)が実施した歴史的にも革新的なビジネスモデルを現した言葉です。 掛け売りをしないで、正札どおりに現金取引で商品を売ること。元禄(1688~1704)ごろ、江戸の呉服店三井越後屋が始めたという商法。 ※コトバンクより とはいえ、今の時代の我々からしたら「当り前じゃね?」とイマイチ凄さが伝わってきませんので頭の整理を兼ねてここに凄さを記します。 当時はツケ払いが普通だった 当時の呉服店というのは、ツケ払いが普通でし

          「現金掛け値なし」は何が凄かったのか

          物流とブロックチェーンの相性について

          物流業界について物流と一言で言っても、海運や宅配など範囲はとてつもなく広いです。以下のリンクにおいては、物流とブロックチェーンの組み合わせについて論じています。 世界銀行のデータをもとにした大手海運企業A.P.モラー・マースク(以下マースク)の2016年の調査によると、世界の貿易コストは1.8兆ドル(2019年10月現在、日本円で約200兆円)で、プロセスの効率化によりコストの最大10%を削減できるといいます。近年世界貿易は政治情勢などにより減速傾向にありますが、それでも効

          物流とブロックチェーンの相性について

          フードデリバリーの普及、クラウドキッチンの台頭とか。

          新型コロナウイルスの影響により、「おうち時間」の増加がフードデリバリー普及の追い風になっています。需要の増加だけではなく、自粛により収入源となった方々の収入源としても活用され始めています。 フードデリバリー市場についてさてさて、フードデリバリーの普及度合いを見てみましょう。以下の記事がわかりやすいです。 エヌピーディー・ジャパン株式会社が発表した「外食・中食 調査レポート」によると、日本における2018年の出前市場規模は、前年比5.9%増の4,084億円だった。同調査が定

          フードデリバリーの普及、クラウドキッチンの台頭とか。

          長期投資であってもすぐに売却するのは矛盾していない件について

          新型コロナウイルスの影響で、株式市場も2月から大きな荒波に揉まれています。それはどんな達人でも変わりなく、投資の神様ウォーレン・バフェット氏も例外ではありませんでした。 バフェット、航空会社関連銘柄を売却米著名投資家のウォーレン・バフェットは5月2日、自身が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイの年次株式総会で、同社が保有していた40億ドル相当の米航空株をすべて売却したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の悪影響が続いていることが理由だ。バフェットはユナイテッド航空、ア

          長期投資であってもすぐに売却するのは矛盾していない件について

          新型コロナウイルスが及ぼす影響とか、空間価値の変容とか、今更考えてみる。

          既に議論され尽くした内容ではありますが、頭の整理として新型コロナウイルスとはそもそも何ぞや、それによって今後の人々の行動はどのように変わり、どのようなサービスが普及していくのか等について綴っていきたいと思います。 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)とはまず、そもそも新型コロナって何ぞやというところから。以下のリンク達を読んでみると、SARSやMARSの原因ウイルスと同じコロナウイルス科に属する病原体を新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)と呼ぶようです。コロナウ

          新型コロナウイルスが及ぼす影響とか、空間価値の変容とか、今更考えてみる。