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すーこエッセイまとめ

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私の書いたエッセイのまとめページです。 読者のみなさま、いつもスキをありがとうございます。
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記事一覧

いつか時が満ちた日に

いつか時が満ちた日に

深夜の勢いで、自己陶酔が入っていたり、傷つけてしまったりする内容を書いている可能性があります。
書くか結構迷っていたことをこれから綴ります。
だから、無理に読まなくてかまいません。
余裕がない方には、読まないことをおすすめします。

ずっと上司に言えずにいることがあります。
私も、ある業務にチャレンジしたいと。
いま、社内は激動で、上司も私の部署の人も大変な思いをしています。突然他部署への出向が決

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【閲覧注意】それでも挑戦をやめない

 世の中は順位を付け人を比べたがる。たとえば運動会に文化祭、合唱コンクール。たとえば部活動の地区・全国大会、インターハイ、甲子園大会、書道展、美術展。たとえば社内外コンペ、営業成績。そして、noteでいえば、創作大賞や公式コンテスト、私設コンテスト。
 人は傷つくかもしれないのを覚悟で、競争に挑んでしまう生き物だ。

 本日、創作大賞中間選考結果が発表された。お知り合いの方々のお名前や、大好きなあ

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夢を叶えるべく夢を届けること

夢を叶えるべく夢を届けること

「変わらない」
 無力感に苛まれ、何度も絶望し、夢を見なくなった過去がある。どうにか今をやり過ごそうとして、それすらままならず仕事を休んだ。目と耳を塞いだ。時間の進みの緩やかななかで、周りの人たちの愛を受け、過去を見つめ、今を生き直すことを決めた。
 新しい環境でゼロからリスタートし、一年半余りもがいてきた。仕事に慣れ、生活にも少しずつ余裕が出てきて、ようやくまた未来を考えられるようになった。
 

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無知なりに書く、平和の輪を広げたいから

無知なりに書く、平和の輪を広げたいから

「あなたの画像を使用しました」

 今日はこの通知をたびたびいただいた。そう、この見出し画像。下記の記事で使用し、先日「みんなのフォトギャラリー」に登録したものだ。使ってくださったみなさんに感謝するとともに、私が何も言わず祈りを捧げる間に、同じように世界平和を心から願う人たちがこんなにいるということに希望を感じた。

 撮影したのはちょうど十年前になる。
 父と広島で落ち合い、初めて目の前で見たと

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たった1つの作品が、たった1人の命を救うから

たった1つの作品が、たった1人の命を救うから

「noteで書いたらいいのに」

 3年前のこの言葉があったから、今もnoteで文章を書いている。

 ずっと心のなかで叫んでいた。

「誰か私の声を聴いて」

 前職で仕事量に押し潰されそうになるたびに声を上げたが、助けに応じる者はしばらくなかった。寄り添い続けてくれた人はいる。絶対的な味方がいるだけで救われていたし、今も救われている。でも、それでももう、限界が近かった。

 他部署のベテランの

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一番になりたいけれど、めざすのはそこなのか?

一番になりたいけれど、めざすのはそこなのか?

 私がこれまでにnoteの公式コンテストでかろうじて棒に掛かることができたのは、「#未来に残したい風景」コンテストだけである。

▼note×サントリー天然水の森「#未来に残したい風景」コンテスト、最終選考作品

▼審査通過作品

▼感想をいただいた記事

 感想記事で通知をいただいたとき、本当にうれしかった。受賞はできなかったけれど、最終選考に残れたんだ、とマガジンを知って自信になった。プライベ

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星野源「雨音」の主人公が聴く雨

星野源「雨音」の主人公が聴く雨

 雨を聴く。このフレーズでパッと思いついたのは、星野源作詞・作曲・編曲「雨音」。

みなさんご存じ9th Single『恋』の4曲目に収録されている、自宅録音の曲だ。
※出典:星野源『恋』特設サイト

 この曲のなかに「雨の音を聴く」「雨の歌を聴く」という歌詞があり、「雨を聴く」で「雨音」が思い浮かんだ。言葉選びが好きだ。「鼻先濡れる」と「花咲き濡れる」。「傘を差したら倍に刻むリズム」。心情描写と

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学びと忍耐

 どうしても少し書き留めておきたくて、エッセイでも日記でもないけれど、とある記事を読んで、備忘録として綴っておこうと思った。あえてその方の記事は引用しない。この備忘録が妨げになるといけないから。

※センシティブな内容を含みます。感じやすい方、苦手な方は読むのをお控えください。

 学ぶということが、とても大変なのだと最初に気づいたのは、大学生の頃だった。研究室に振り分けられ、院生さんたちの話を聞

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科学と人間の共存のために

 こちらの拙句に、十六夜さんから以下のコメントをいただきました。

 十六夜さんの作品、リンクを掲載した短歌以外もとても素敵なものばかりですので、ぜひみなさん、味わわれてください。

 十六夜さんからいただいたコメントを受けてお返事を考えているときに、こちらの文章を思い出しまして、ぜひ今、みなさんに知っていただけましたらと思い書いております。

 東京大学名誉教授の伊藤俊太郎先生の「科学と人間」(

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元気の出る妹作カレー

元気の出る妹作カレー

 妹は、カレーを作るのが得意だ。本人は得意だと言わない。私がそう思っている。でも、本当においしい。私はカレー粉から作ったことなど一度もないが、妹はカレー粉から作る。味にはそこそこ敏感、というより好き嫌いが割とはっきりしている私だが、この妹作カレーには私作カレーは敵わない。ぜひ得意料理だと胸を張って言ってほしいと、個人的に思っている。

 妹がカレーを作るようになったのは、大学一年生からだ。妹は管理

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IR資料・目標設定に学ぶ求められる自分と抱負

 ちょうど仕事についての文章を綴った2日後に、こちらの企画が始まりました。

 私が先日書いた以下の記事では、「いつも通りの自分で乗り越えていくために心がけ」るとよさそうなことを、私より若い方に向けて書きました。経験談を交えつつ、どちらかというと私や私の後輩を反面教師にして、幸せに社会人生活を過ごしてほしいという願いを込めて、「心がけるとよさそうなこと」を書いています。

 今回は、私自身が「仕事

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たすけあいと勇気

 私の身長は157cm。先日健康診断で背伸びせずに測ったから、測定器が壊れていない限り確かだ。私の年齢の女性の平均身長は2019年時点で157.9cm だから、それとほぼ同じだ。
※出典 厚生労働省(2019)「国民健康・栄養調査」 

 この身長だと、電車のつり革にはめいいっぱい腕を伸ばさないといけない。さすがに背伸びはしなくてよいけれど、たった数駅でも割とつかれる。だから、もし席の端の縦向きの

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簡単おいしいヘルシーな温奴

簡単おいしいヘルシーな温奴

 昨年、夏から秋までは、久しぶりに毎日夕食を作っていました。寒くなって、だんだんと作るのがきつくなってきて、お惣菜が増えてきました。献立を考えて買い物に行く、というのが疲れてきたんです。秋までは、とりあえず、人参、玉ねぎ、なす、ピーマン、トマト、きゅうり、きのこと肉、魚を買っておけば、後は気分で買い足して、気分で作ってみよう、という感じで作っていました。でも、そろそろ夏野菜は終わりかな、代わりに何

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花のある暮らし

花のある暮らし

 実家は、花であふれていた。庭にも、両親が手入れした四季折々の花が咲き乱れていたし、部屋の中でも花瓶に花が生けられていた。しかし、一人暮らしを5年して、二人暮らしを始めてもうすぐ5年。9年9ヶ月間、花との暮らしに縁はなかった。

 そんな私が、今1ヶ月ほど花のある暮らしをしている。取引先の方から、前職の最終出社日にフラワーアレンジメントをいただいたのだ。

 取引先の方が、消え物のほうがお世話の手

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