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店舗経営編~時代を先読むチカラ~

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小さな店は【先手を打つ】に限ります。小さな店の運営を20年以上続け、売上もそれなりにあります。運営/経営/店の切り盛り/世相とこれからにについて書いてます。
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2024年5月の記事一覧

ITとヒトとの関わり方・バランス・距離感・適正化【八百屋から見た“食”no.48】

ITとヒトとの関わり方・バランス・距離感・適正化【八百屋から見た“食”no.48】

近所にあるファミレスで目にする光景。

人手不足編でも書いたように、働くヒトが減っています。
アルバイトはひと昔前のような規模では採用できず、大手個人といった経営規模にかかわらず、常時配置が難しくなっています。

注文取りのパネル化・QRコード化は一般に普及しましたね。
さらに一歩進み、飲食産業では配膳(運搬)・会計を非対面方式にシフト。
猫型ロボット(←ん?)が出来上がった料理を運びます。

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人手不足を言語化する【八百屋からみた“食”no.45】

人手不足を言語化する【八百屋からみた“食”no.45】

人口動態の統計で明らかな通り、日本人の年齢別人口が最も多いのは75歳前後の各年代。近年毎年200万人の日本人が高齢者&後期高齢者となり正社員やアルバイトといった労働市場から消えています。

かたや就職やアルバイトで労働市場に新たに参入する日本人は毎年85-90万人。

ざっくりとした計算ですが1年進むたび、差引100万人以上の日本人働き手が居なくなっています。実際の人口減以上に働き手が急速にいなく

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続・つづけたいなら休もう【八百屋から見た“食”no.46】

続・つづけたいなら休もう【八百屋から見た“食”no.46】

※これまでの経緯※
序章:2019〜コロナ禍〜2022年の経緯を書きました。

前回:人手不足という次元を超え、働き手が年100万人ずつ消えている現在(2024)を書きました。

前回お伝えした人手不足の状況と弊害について
もう少し細かく、より運営に準じた話を書きます。

これまでの食品小売業界、ファーストフード・惣菜販売・スーパー・コンビニ・デパ地下・飲食店・パン屋八百屋etc.専門店といったあ

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