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敦賀市地域おこし協力隊 にしやまの日記

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コロナ禍で失業してフリーライターに転身。越前海岸での短期移住を終え、2020年10月1日から福井県敦賀市の地域おこし協力隊員になりました。敦賀での日々、地域おこし協力隊の日々につ… もっと読む
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#敦賀市

2ヶ月の短期移住を終えて。
-敦賀市の地域おこし協力隊になりました-

2ヶ月の短期移住を終えて。 -敦賀市の地域おこし協力隊になりました-

コロナ失業をきっかけに、福井県の越前海岸へと短期移住。新たな土地で新しい生き方を探す23歳の日記。またも、お久しぶりになってしまいました。

コロナ失業をきっかけに短期移住でやってきた福井県。たった2ヶ月の間に様々な生き方をする人々にお会いすることができ、本当に充実した時間を過ごすことができました。そして、本当に様々な巡り合わせ、タイミングが重なり、10月1日付で、同じく福井県の敦賀市で地域おこし

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博物館通りでイベントをするならば。晴れの(日)ができるまで②

博物館通りでイベントをするならば。晴れの(日)ができるまで②

4月から博物館通りで「晴れの(日)」というイベントをはじめました。

①ではイベント企画をすることになった経緯と大まかなコンセプトについて書きました。続編となるこちらでは、具体的にどんなことを考えたのか、「晴明の朝市」との違いや同じところなどをもう少し具体的に記したいと思います。

博物館通りのどこを使うか?博物館通りであることはもちろん変わりないのですが、博物館通りのどこをどのように使うかという

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本嫌いだった智子さんを変えた、絵本の世界との出会い

本嫌いだった智子さんを変えた、絵本の世界との出会い

福井市在住の木下智子さんは、7年前、生家である「竹中商事(株)越前屋」に店主として帰ってきた。

店名は、お父さんが営んでいた「竹中商事」の名前と、母方の実家である「越前屋」の名前を組み合わせた。この「越前屋」というのが、実はとても由緒ある家系なのだ。前田利家が武生を治めていたころ、利家に仕えていた両替屋が越前屋だった。利家に気にいられともに加賀藩へ移った越前屋は、商人でありながら武士並みの扱いを

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つるがアーケード散歩のすゝめ-わたしとつるが03-

つるがアーケード散歩のすゝめ-わたしとつるが03-

わたしの暮らす敦賀には、長い片側式のアーケード街がある。JR敦賀駅前から始まり、港のほうに向かって全長約2km。福井県内では随一の長さを誇るそうだ。このアーケード、実は長く繋がっているようで繋がっていないのが面白い。というのも、全長2kmのアーケードは駅から港へ向かっていく間にアーケードのデザインが5種類もある(わたしは地元の人に言われるまで全く気づいていなかったが)。なぜデザインが変わるかという

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移住先で猫を飼い始めた話 ー敦賀と猫ー

移住先で猫を飼い始めた話 ー敦賀と猫ー

毎年2月22日はにゃんにゃんにゃんで猫の日。今年さらに2022年ということで「スーパー猫の日」だそうだ。

せっかくの「スーパー猫の日」にちなんで、昨年8月に家族になった我が家の猫のこと、そして敦賀と猫のことについて書きたいと思う。

「くらやみからネコがとび出してきた!」我が家の猫と出会った日。この日は、福井市から知人とその友人(初対面)が数名、敦賀に来てくれていた。

普段なら、馴染みの飲み屋

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つるがアーケードツアー②-駅前商店街のアーケードにはテレビが埋め込まれている!?-

つるがアーケードツアー②-駅前商店街のアーケードにはテレビが埋め込まれている!?-

敦賀の中心市街地を「わたしなり」の楽しみ方で紹介する「つるがアーケードツアー」。①では、駅から連なる約2kmのアーケードがあること、そして、その間に5つの商店街があること、アーケードのデザインが異なることなどをざっとお話しした。

今回からは、そこをもう少し掘り下げて、5つの商店街それぞれのアーケードの特徴や見所について紹介していく。

駅前商店街とは?JR敦賀駅を降りてすぐ、駅ローターリーから伸

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[カグ〜ルにいます。日誌]12月14日

[カグ〜ルにいます。日誌]12月14日

カグ〜ルにいながら、前回の「カグ〜ルにいます。日誌」を書くことが続いている。ああもう、日誌ってどういう意味かわかってる!?まったく、一つのことを継続できない自分に苛立つ。

前回の「カグ〜ルにいます。」は初めての試みで、福井県チャレンジ応援ディレクターの寺井さんとコラボ。「チャレンジ応援相談室」が同時開催されました。

CODって何者?寺井さんは、COD(チャレンジ応援ディレクター)という肩書きを

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さなだMEETリノベ日記①:「その塗装に"愛"はあるんか?」

さなだMEETリノベ日記①:「その塗装に"愛"はあるんか?」

ちょうど一年前、敦賀で開催されたリノベーションワークショップ「敦賀Rハッカソン」。私もメンバーの一員として参加したBチームでは、「旧さなだミート」を対象物件に、リノベプランを考えました。

一年を経て、少しずつ動き始めたさなだミートの様子を少しずつnoteで綴っていきたいと思います。

「博物館のような通り」を目指して
一年前に行われた「敦賀Rハッカソン」で、私たちがアイデアを出し合って考えた「理

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欲しい暮らしは自分でつくる -我が家のDIY大作戦-

欲しい暮らしは自分でつくる -我が家のDIY大作戦-

家の中、キッチンに友達と2人。

これと言った原因もなく、ただ何かに悶々としていたある日、衝動的に思いました。

「キッチンの壁を壊したい」

そこから、我が家のDIY計画が突然始動しました。

Before:取り壊し予定の一軒家私が住んでいるのは、数年後に取り壊し予定の一軒家。家賃は5万円。実費負担を条件に、セルフで改修などをしてもOKな物件です。むしろ、そういうことがしたくてこの家に決めたとこ

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[カグ〜ルにいます。日誌]11月27日

[カグ〜ルにいます。日誌]11月27日

7月に始めた「カグ〜ルにいます。」も、5ヶ月目が終わりました。
今回は見慣れた方でも、わたしのことを知っている方でもない、初めての方がたくさんでした。

これまでやってみて、カグ〜ルはもっとこうした方が良いんじゃないか、とか、私のいます。自体どうしていくべきか、ちょっとずつ見えてきたので、今回の日誌は「カグ〜ルいて気づいたこと」について書きたいと思います。

京都から来た女性に観光案内をする

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[カグ〜ルにいます。日誌]11月24日

[カグ〜ルにいます。日誌]11月24日

先月は、ついつい日誌を忘れてしまいました。

今月から、気を取り直してちゃんと日誌つけていきます。

本を持って来てみました

前日、駅前に建設中の大施設に入る予定の知育啓発施設が「図書館イベント」を開いていたのに感化され、わたしも本を持って来てみました。

「わたしとつるがの参考図書」と「影響を受けた本」というカテゴリーで、合計15冊。立ち寄られた市の職員さんなどにも興味を持っていただきました。

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「わたしとつるが展」を開催して。

「わたしとつるが展」を開催して。

10月30日から11月7日までの10日間、「わたしとつるが展-写真で見るハイパーローカルチャー-」を開催しました。

▼展示会についてはこちら

ちょっと遅ればせながら、展示会の振り返りをしたいと思います。

試行錯誤した空間演出まず、もうほんとにここが要!っていうくらいに、こだわったのが空間づくり。ただ写真を見る写真展にはしたくないと会場選定から写真の配置やお客さんの動線まで力を尽くしました。

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会員制クラブだった空き店舗を、写真展の会場に選んだワケ~会場案内と合わせて~

会員制クラブだった空き店舗を、写真展の会場に選んだワケ~会場案内と合わせて~

いよいよ、10月30日からスタートする「わたしとつるが展-写真でみるハイパーローカルチャー-」。

「写真展をやります」というと「カグールですか?」と、普段利用しているフリースペースでの開催かと聞かれるのだが、今回の会場はカグールではない。

タイガースビル2階。地元の方でもパッとしない場所のようだが、今回の展示にはこの会場がぴったりだった。

写真展だけど写真展ではないその主な理由としては、写真

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杉箸のアカカンバから学んだのは、伝統野菜の価値だった。

杉箸のアカカンバから学んだのは、伝統野菜の価値だった。

伝統野菜を食べたことはありますか?

全国各所にある伝統野菜ですが、ここ敦賀市にも、「黒河マナ」「アカカンバ」「古田刈かぶら」という3種の伝統野菜があります。そのうちの一つ、アカカンバが収穫の時期を迎えたということで、敦賀市の山奥、杉箸へ行ってきました。

「伝統野菜」と聞くと、その地域に根付いた野菜というイメージをなんとなく持ちますが、その明確な定義はあるのでしょうか?そして、アカカンバとはどん

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