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さなだMEETリノベ日記①:「その塗装に"愛"はあるんか?」

ちょうど一年前、敦賀で開催されたリノベーションワークショップ「敦賀Rハッカソン」。私もメンバーの一員として参加したBチームでは、「旧さなだミート」を対象物件に、リノベプランを考えました。

一年を経て、少しずつ動き始めたさなだミートの様子を少しずつnoteで綴っていきたいと思います。

「博物館のような通り」を目指して

一年前に行われた「敦賀Rハッカソン」で、私たちがアイデアを出し合って考えた「理想のさなだミート」がこちら。

さなだMEET

「個性的なお店が集まる、博物館のような通りにしたい」という、さなだミートの社長で博物館通りの活性化に尽力された故・眞田辰男さんの思いを受け継ぎ、個性ある人々が手軽にお店作りに挑戦できるビルを理想として掲げました。

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そんなビルに生まれ変わったら、きっと博物館通りはこんな素敵なエリアになるよね...!と未来予想図まで描いてました。(絵:あたらしやこはる)

イベント終了後、ビルを丸ごと運営する家守会社こそ設立とはなりませんでしたが、イベントの時だけでは終わらず、チームメンバーは今もいろいろと動いています。

▼詳しいハッカソンの様子はこちらから。

百年花屋、グランドオープンに向けて改装がスタート

実際の動きとして大きいのが「百年花屋」の工事が始まったこと。店主の今井さんは、ハッカソンで同じチームに属し、一緒にリノベ計画を考えたメンバーです。

「博物館通りに花屋を出す」という野望を抱いてハッカソンに参加した今井さんは、今年の夏ごろから、プレプレオープンと題して週末の出店を続けてきました。そして、ついに着工!

工事は、ハッカソン講師の出水さんが担当。しかし、自分でできることはやる!と今井さん自ら塗装などをしました。この日は当時のメンバーにも連絡があり、みんなで壁のペンキ塗りをしました。

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店主の今井じゅりさん


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この壁を塗ります

愉快なペンキ塗り

総勢5名が参加。ローラー係、ハケ係など、道具ごとに担当を分けてスタート。特に港都つるがの2人はこの手の作業は手慣れたものという感じ。ペンキ塗りは予想以上に捗ります。

このメンズたちが集まると、終始たわいもない冗談を言っている気がします。この日も手を動かしながら、口もしっかり動く動く。「その塗装に愛はあるんか?」も彼らが急に口を揃えて放ったセリフ。

どんな会話しとんねん。

ふぐ屋台の石川さんもお手伝いに。石川さんもハッカソンで同じチームメンバーでした
お仕事の合間に手伝いにきた山内さんは、汚れないようにとゴミ袋を被って(笑)
ローラー係の港都つるが尾崎さんは慣れた手つきでどんどん塗り進めます

2時間ほどで塗り終えました。

「ちょっとムラがあるくらいが味があるんじゃない?」なんて言ってこの日はお開きに。後々しっかり出水さんにダメ出しくらったとか…。笑

ハッカソンから1年、初めてビルの中に入った日には、こんな風にお店作りのお手伝いをするなんて思ってもいませんでした。オープンまであと少し。花屋さんができたあと、この場所は更にどうなってくのか。

まだまだこれからが楽しみです。





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