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日々のエッセイ

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日常で感じたこと・気づきなど。読んだ後に、ちょっとほこりするような文章を目指しています。
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記事一覧

ディズニーランドで、神に触れる

ディズニーランドで、神に触れる

先週末、私の2年越しの夢が叶った。
山形に住む姪っ子・甥っ子と、ディズニーランドに行ってきたのだ。

ここ数年、私は毎年の年末に「来年やりたいこと100」というリストを書いている。
そのうち、2年前に書いた「やりたいこと100」のうち1つが、「姪っ子とディズニーランドに行くこと」だった。
(当時、甥っ子はまだ赤ちゃんだったので、「姪っ子」としか書いてなかったが)

私は、妹の5歳の娘と3歳の息子を

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人材育成に必要な、たった一つのこと

人材育成に必要な、たった一つのこと

新卒からずーっと人材育成畑で生きてきた私。

その経験上、人材育成に必要なのは、『愛』でしかないと思う。 

逆に言うと、『愛』さえあれば、あとは必要な実務のティーチングくらいで事足りるのですね。

ㅤㅤㅤㅤ

じゃあ、『愛』って何かと言うと。

それは、『その人自身の力を信じること』
『その人の存在をまっすぐ受け入れること』

に尽きると思う。

人は誰しも、良い方向にいきたいと願っている。

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文化祭の科学部の展示を見て、涙が出た話。

文化祭の科学部の展示を見て、涙が出た話。

先日、夫の高校の文化祭を見に行きました。

「ちょっと行ってみようかな」くらいの軽い気持ちだったのですが、まさか。
泣くことになるなんて思わなかった。

しかも、「科学部の展示」という、涙要素がなさそうな場面で・・・。

そもそも、なぜ夫の高校の文化祭に行くことになったかというと、彼が38歳にもなって毎年文化祭に顔を出すのが恒例になっていたから。

普通、30代になると、学生時代なんて前世の記憶だ

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小さな幸せを感じて

小さな幸せを感じて

突然ですが、私、アイスが大好きなんです。

夏でも冬でも、冷凍庫の中には、常に箱入りの棒アイスかレディーボーデンが入ってます。

もう、アイスを口に入れるだけで、甘ーくて冷んやりして、幸せな気分になるんです。
1日の終わりにアイスを食べるのが、何よりの至福。

ですが、今日、冷凍庫開けたらアイスがもうなくって。

夕食後に、アイスがないーと騒いでたんです。

その後、私は1時間ほどオンラインMTG

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そんなに頑張らなくていいんじゃない?

そんなに頑張らなくていいんじゃない?

これは、私が夫と付き合うときに言った言葉。

うちの夫と初めて出会った時、私の彼に対する印象はあまり良くなかったのです。笑

なんだか、すごーく肩肘張って、気張っている感じがして。
服装も、仕事帰りでワイシャツとスラックスだったこともあってか、”ギラギラなオーラ”が出てたんですよね。

後で聞いたら、実際その時は気合入れていたんだそうです・・・。笑

で、後日、付き合うタイミングで私が彼に言ったの

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本音を言うリハビリ

本音を言うリハビリ

私は、割と「本音」を押し殺すタイプでした。

そうなってしまったとは、いろんなところに原因があると思います。

たとえば、もともとが大人しい性格だったこと。(成長するにつれて変わりましたが 笑)

子供の頃に、「母親を悲しませたくない」と言う気持ちが強くて、自己主張しなかったこと。

そして、辛くても嫌でも頑張ることが正だと思っていた……という、根性論など。

とにかく、「人の気持ちを逆撫でせずに

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自分の感受性ぐらい、自分で守れ

自分の感受性ぐらい、自分で守れ

高校の時、国語の授業で先生が読んでくれた詩を、今でもふと思い出します。

茨木のり子さんの『自分の感受性ぐらい』という、とても有名な詩。

この詩を思い出すたびに、時代や人のせいにせず、「自分の感覚」を守り抜かねば、と背筋がシャンとする感じがするのです。

ぜひ、忙しい日々に流されるままになりがちな人たちに、読んでほしい詩です。

作者の茨木のり子さんは、戦争を経験されている方。

子供ながらに、

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「森の妖精」になれなかった私へ

「森の妖精」になれなかった私へ

幼い頃の記憶って、
みんなどのくらい
残っているものなんだろう。

私はちょこちょこと断片的な記憶は
いくつか覚えているんですが、
やたらジメジメした暗い記憶が多いです。笑

一応、脳の仕組み的に言っても、

「人間はポジティブな体験より
ネガティブな体験の方が忘れにくい」
(危険を避ける生存本能らしい)

というものらしいので、
私と同じようなタイプの人って
多いのかもしれない。

でも、

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ワーカホリックだった私が、ユルく働いてみて気づいたこと

ワーカホリックだった私が、ユルく働いてみて気づいたこと

あっという間に6月。
2022年も折り返し…!

前回の記事を書いてから、
なんとうっかり
3ヶ月以上も経ってしまいました。

その間の私は、

・平日週3日は会社の仕事
・週2日はお休み(土日も休み)

という生活をしていました。

※詳しくはこちら
→元キャリアコンサルタントの私が、週3日勤務をする理由

で、この期間、
何をしていたかというと。

結構、何もしなかったです。笑

一応名誉のた

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ビジネス書好きの私が、小説を読んだら幸福感が急上昇した話

ビジネス書好きの私が、小説を読んだら幸福感が急上昇した話

先日、久しぶりに小説を買いました。最後に自分で小説を買ったのがいつなのかも思い出せないくらい、久しぶりに。

そしたら、「なんでもっと早く気付かなかったんだ・・・」と愕然とするくらいの、幸福感を味わったんです。

ここ数年、ビジネス書ブームですが、私と同じように「読書はビジネス書派」の方に全力で小説の良さをお勧めしたい。もしかしたら、「素晴らしい小説を一冊読むことは、ビジネス書を数冊読むくらいのイ

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アラサー、ひとりカラオケで泣く。

アラサー、ひとりカラオケで泣く。

週3日勤務になり、平日も自由に動けるようになった私。

現状の平日の過ごし方は、かなりユルユル。

休んでいる目的が「自分がワクワクすることだけやってどうなるか体験する」ということなので、その時の気分で「やりたい!」と思ったことをやる、という気まぐれな平日を過ごしています。

ということで、平日休み2日目は、思い立って「ひとりカラオケ」に行きました。

私は高校時代バンドのボーカルをしていたり、社

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週3日勤務で身に付いた良くない習慣

週3日勤務で身に付いた良くない習慣

2月から、平日週3日だけの勤務になり、まだ1週間。
ひとつ、目に見えて感じた習慣の変化があります。

それは、「やたら食べてしまうこと」。

何もしてないのに、飲む、食べる。しかも、ラテとか菓子パンとかケーキとか、やたら甘いものばかり・・・。

私は本来、そんなグルメなタイプでもなく、大食いでもなく、なんなら一日1食〜2食でも過ごせる省エネ人間。

仕事している時のランチなんかも、お弁当におかずだ

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サボり魔の目標設定は「ふんわり」でいい

サボり魔の目標設定は「ふんわり」でいい

2月4日・春分は、二十四気では「一年の始まり」だそうです。

正月に「今年こそは!」って意気込んでも結局続かなかった・・・という人も、「あ、なんだ本当はこれからスタートなのか」って思ったら、ちょっと楽になりますね。

少なくとも、私はそうですw

私、実はとっても「サボり魔」なんです。

おトクなことに、ビジュアルが真面目に見えるのであんまり気づかれてない「隠れサボり魔」なんですが。
夫にはバレて

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元キャリアコンサルタントの私が、週3日勤務をする理由

元キャリアコンサルタントの私が、週3日勤務をする理由

今、私は、「週3日だけ会社勤務+週2日は有給消化」という働き方をしています。

有給があと40日近くあるので、これをとりあえず数ヶ月は続けることになりました。

退職時にまとめて有給消化するのはよくありますけど、なかなか斬新な形態ですよね。私自身もびっくりしてます。

では、なぜこうなったか。
時系列に沿って記していきたいと思います。

「天職」への違和感私は9年間、新卒エージェントのキャリアコン

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