マガジンのカバー画像

「自然体の私」で生きる方法

34
キャリアコンサルタントとして数千人の人生に触れてきた経験と、私自身の人生経験から学んだ、自然体で上手くいくための方法まとめ。
運営しているクリエイター

#キャリア

セルフメンテナンス【3】「好きなもの」をストックしておく

セルフメンテナンス【3】「好きなもの」をストックしておく

今、「好きなものは何?」と聞かれて、パッと答えられますか?

これ、意外と大人になると分からなくなりがち。私も、20代半ば頃、この質問を聞かれて答えられなくて、愕然とした記憶があります。

基本的に仕事が好きな私は、本業のキャリアコンサルタントの仕事ではバリバリ頑張って成果は出していて、一方で土日も仕事に関する本を読んだり、NPOに入って活動したりなどなど、精力的に動きまくっていました。

ただ、

もっとみる
幸せのルートを限定しない。

幸せのルートを限定しない。

人の悩みの根本原因って、「幸せのルートを限定しすぎている」ってことが多いと思っています。

みんな、自分で自分を苦しめているんです。揃いも揃って、ドM。

私は本業がキャリアコンサルタントなので、そこでよくある例を出すと、「私はこういう会社に就職したいんです!でも、全然受からない。どうしたらいいんでしょう?」ってお悩みがあったとします。

サクッと、バッサリと、この悩みを解決していいのなら、私は「

もっとみる
セルフメンテナンス【2】 感謝を書き出す

セルフメンテナンス【2】 感謝を書き出す

これ、本当に騙されたと思って、やってみてほしい!

いろんな有名な方が口々にお勧めされていた方法なんですけどね。私も、最初はそんなのなんか意味あるのかなーと思ってました。

でも、ノートとペンがあればすぐさま幸せを感じられる、非常にお手軽な幸せ実感方法。やらない手はないと思います。

ちょうど、大晦日も、「今年一年の感謝したいこと」を書いてました。これ、密かにブログを愛読している藤本さきこさんがお

もっとみる

私に伝えられることなら。

noteのアカウントを作って1年経つが、しばらく放置してしまっていました。

それでも、この度、改めて筆を取ることにしました。(正しくは、PCを開ける、かな?)

それは、「みんなによく聞かれることへの答えをまとめておきたかったから」。

私は、比較的、相談をされやすい。

とはいえ、あまり友達が多くないので、そんなにひっきりなしに相談をされたりするわけではない。

言っても、まぁ3ヶ月に1回程度

もっとみる
自分は「強くない」と知ったとき、本当に強くなれた

自分は「強くない」と知ったとき、本当に強くなれた

私は、5年前、今とまったく違う人間でした。

当時、キャリアコンサルタントとして働きはじめて数年。
この仕事が大好きで、命掛けてこの仕事をやっているぞという自負があって、並々ならぬ心意気で働いていました。

だからこそ、でしょうか。私は、自分にも他人にも、とても厳しい人間でした。

入社2〜3年目から新人コンサルタントの育成にも関わっていたのですが、そのスタンスは完全なる「鬼教官」。

新人の初め

もっとみる
「キャリアアップ」という言葉が嫌い

「キャリアアップ」という言葉が嫌い

私は、キャリアコンサルタントだが、「キャリアアップ」という言葉が嫌いだ。

世間的には「ヨシ」とされる言葉だけに、こんなことを言ったらキャリアコンサルタント失格かもしれない。
でも、仕事の時は、さすがに相手のニーズに合わせてキチンと提案しているので、安心してほしい。

ただ、私個人としては。
「キャリアアップ?何それ美味しいの?」状態なのである。というより、もはや拒否反応に近いかもしれない。

もっとみる
「スキルを身に付けたい」という言葉の落とし穴

「スキルを身に付けたい」という言葉の落とし穴

私の本業は、就職活動のキャリアコンサルタントです。

その中で、よく出くわす「スキルを身に付けたい」という言葉。

一見すると聞こえのよい言葉なんですが、私はあんまり好きじゃなかったりします。

言葉尻だけ聞くと、「自分自身に力を付けたい」ってことだから、なんだか積極的に聞こえますよね。

でも、「それって本当にしたいことなの?」と言われると、どうなんだろうと思うんです。

「スキル付けたい」って

もっとみる

靴磨き職人に教えてもらった、人生を開くコツ

先日の『プロフェッショナル仕事の流儀』が、かなりの神回でした。

靴磨きの世界選手権で優勝した方が出てたんだけど、人生を開くコツがギュッと詰まってた。

もう、ほんとにみんなに見てほしい…!
 

一番感じたのは、『大事なのは手段じゃなく目的なんだ』ってこと。

 

その人は、「靴磨きをとおして、人の人生を磨いてるんだ」って言ってました。 

正直、『靴磨き=人生を磨くもの』なんて、普通の人は思

もっとみる
やりたいことは、頭で考えるものじゃない

やりたいことは、頭で考えるものじゃない

「将来どうなりたい?」とか、「何がしたいの?」とか、「何が好き?」とか。

そういうものは、ほんとは頭を使ってウンウン考えるものじゃない。
 
 
そうやって論理的に選びとったものって、まぁまぁ悪くない選択肢だったりして、「ナシ」にはならないんだよね。

ただ、いつか何か違和感がでてきたり、不足感を感じたりしてきやすい。

 
そりゃあそうだ。 

だって、「考えて」選んだ選択って、たいてい常識の

もっとみる
世の中の頑張り屋さんたちへ。そろそろそろ「本来の自分」に気付きませんか?

世の中の頑張り屋さんたちへ。そろそろそろ「本来の自分」に気付きませんか?

 自分が思っている「自分」って、実は「本来の自分」ではなくて。

「本来の自分を隠すための自分」、かもしれない。

少なくとも、私はずっとそうでした。

でも、それに気付いたのはごく最近のこと。

キャリアコンサルタントなんて仕事をしておきながら、お恥ずかしいのですが。まぁ、自分のことは自分ではわからないものですよ、とでも言い訳をさせておいてください・・・。

とにかく、それほど「自分の思っている

もっとみる
住みたい場所に住んだら、人生を自分の手に取り戻せた話

住みたい場所に住んだら、人生を自分の手に取り戻せた話

今の家に住んでいる理由はなんですか?

・・・と言われると、「会社から近い」「家賃が安い」「買い物にがしやすい」とか、利便性重視のことが多いんじゃないかな。

でも、もしもそんな理由だったら、一度本気で「住みたい場所」を考えてみてほしいです。

住む場所ってね、「自分の人生をつくる場所」、なんですから。

私は引っ越しが好きで、社会人になってから丸9年の間に5軒の家に住みました。

世の中には、「

もっとみる
人にイライラしてるときは、自分を大事にしてほしいサイン

人にイライラしてるときは、自分を大事にしてほしいサイン

ある日、すごく仕事中にイライラして、そのイライラを人おにぶつけてしまったことがありました。

私は、カウンセラーという仕事柄、比較的に感情コントロールは得意な方だと思っていたのに・・・。

だから、余計にイライラして当たってしまったことが、情けなくて。

「私はなんて、心が狭いんだろう・・・。」「こんなのカウンセラー失格だ・・・。」と自分を責める気持ちと、

「でもアイツだって悪いし・・・」と自分

もっとみる
自然たっぷりの温泉は、ストレス社会を救う

自然たっぷりの温泉は、ストレス社会を救う

私は昨年、急に不眠症になった時期がありました。

原因は、仕事のプレッシャーからくるストレス。

その頃、もともと「ちょっとやばいかな」と思っていた状況だったのですが、あるショックなことが起きまして。

それが起きたとき、自分の中で「ぷつっ」と何かが切れる音がしました。

顔面蒼白、頭も真っ白になって、何も考えられない空っぽな体を引きずりながらなんとか家まで帰ったのを覚えています。

そしたら、そ

もっとみる

この世の中には、成功も失敗もない。

この世の中には、成功も失敗もない。

ただ、日々淡々と「出来事」が起こっているだけです。

人は、それが望んでいたものなら「成功」と呼び、望んでいないものなら「失敗」と呼びます。

つまり、人が「出来事」に対して「良い」「悪い」という感情をくっつけているんです。

でも、ほんとは、自分の人生に差し出される経験は、すべて「ギフト」。

私自身振り返ってみると、どんな経験も「あのときのおかげで今がある

もっとみる