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人にイライラしてるときは、自分を大事にしてほしいサイン

ある日、すごく仕事中にイライラして、そのイライラを人おにぶつけてしまったことがありました。

私は、カウンセラーという仕事柄、比較的に感情コントロールは得意な方だと思っていたのに・・・。

だから、余計にイライラして当たってしまったことが、情けなくて。


「私はなんて、心が狭いんだろう・・・。」「こんなのカウンセラー失格だ・・・。」と自分を責める気持ちと、

「でもアイツだって悪いし・・・」と自分を正当化する気持ちのせめぎ合い。

結果、夜22時につけ麺大盛りを食べてヤケ食いし、お化粧をしたまま寝ると言う体たらくを演じました。



・・・こういうとき、人の中で何が起こっているかというと。


「自分のエネルギー不足を、人からエネルギーを奪うことで満たそうとしている」ってことです。


人はね、常に、愛されて、満たされていたい生き物なんです。

だから、自分への愛情や満たされている感が不足すると、いろんな形で外側からエネルギーを得ようとするんです。


その形のひとつが、「他者への怒り」。


誰かを怒ったとすれば、相手が自分に萎縮する。

そうすることで自分の有用感を満たそうとするんです。



その日の私も、エネルギーがもう不足していたんだと思います。

だから、その不足分を、後輩にぶつけて自分への萎縮を買うことで補おうとしていたのかな。


よく、いつも怒ってる先生とか上司っているじゃないですか。

そういう人の内面では、だいたいこういうカラクリが隠れているんです。



本当は、いつだって満たされた状態で、できるだけ感情の波風がない人でいられた方がいい。

それにいちいち巻き込まれてる人は、たまったもんじゃないからね。


でも、鉄人じゃあるまいし、疲れたりなんかすることもどうしてもあるわけです。


だから、自分の「満たされているメーター」の低下には敏感になっておいて、異常を早く察知することが大事。


そして、「私、今イライラしてるな」と思ったら、すぐに自分を満たすことをしてあげればいいんですよね。


人にイライラをぶつける前に、少し距離を置いて一人になる。

一人になったら、「私よく頑張ってるね」と労ってあげる。

もし、できることなら、マッサージに行くとか実際的に「自分を大事にしてあげること」をしてあげられたらベストです。



イライラは、自分から発せられるSOS。

自分のためにも、他の人のためにも、きちんと気付いて対処してあげてくださいね。

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