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りすのよまい言、大きな木のうろの中から

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「だから、なんなの?」と言われてしまいそうな他愛もないことを綴っていきます。悪しからず。
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2021年1月の記事一覧

"如月リベンジ"

"如月リベンジ"

ーりすの独り言明日は2月1日。2021年が早くも1カ月過ぎた。振り返ると、仕事など"ヤルベキコト"に振り回され、note更新を含め、"ヤリタイコト"がまんまと土俵から押し出された形だ。年初の意気込みをすっかり挫かれ、実に不甲斐ない。どげんかせんといかん。とはいえ、ペースを掴んだところも一部にある。あらためてスケジュールを確かめ、気を引き締めて2月に臨もう。

名付けて"如月リベンジ"。明日から反撃

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嫌いになれない

嫌いになれない

ーりすの独り言「雪だぞ」ー。そんなメッセージを2時間遅れで開く。奥さんからだ。慌ててオフィスの窓から外を眺めると、雨だった。オフィス周辺は、そもそも雪が降っていなかったかもしれない。帰宅時、自宅への道すがら、道路脇の花壇に薄っすらと雪が積もっているのに気付いた。雪が降る様を実際に見られなくて残念だ。会社に勤めるようになって以降、いつしか、雪を煩わしいものに考えるようになっていたが、残念という思いが

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頭蓋骨

頭蓋骨

ーりすの独り言別の歯医者に通っている奥さん。先日、治療の一環でレントゲン撮影したそうだ。その写真を嬉しそうに見せてくれた。頭蓋骨の下半分が写っている。上顎と下顎にフォーカスされ、歯の根っこまでよく分かる。この画像を基に、どの部分をどう治療するかについて歯科医師から説明を受けたらしい。「分かりやすかった」と奥さん。安心して今後の治療に臨めるという。

レントゲン写真
奥さんが見せてくれたのは、レント

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もっと説得力ある情報を

もっと説得力ある情報を

ーりすの独り言過去に"歯ぎしり"対策としてマウスピースを歯科医師・衛生士に勧められ、言われるがままに作った奥さんと母親。ともに、あっという間に使わなくなったそうだ。不安を掻き立てられて購入したが、"自分ごと"として差し迫った危機感がなければ、ほとんどの人がそうなるだろう。先日、行きつけの歯医者で、マウスピース購入を強く促された。ただ、歯ぎしりしている自覚がない上、その確証もなく、見立てを疑うばかり

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一億総歯ぎしり社会

一億総歯ぎしり社会

ーりすの独り言行きつけの歯医者で"歯ぎしり"を疑われ、マウスピースの購入を強く勧められたこの日。これまで誰にも指摘されたことがない歯ぎしりの嫌疑をかけられたこともそうだが、歯科医師と歯科衛生士の強引とも言える話の進め方に、気分が良いはずがない。夕食中、奥さんにその話を聞いてもらった。

関連リンク(「予防歯科とマウスピース」シリーズ):「予防歯科とマウスピースーりすの独り言(1月23日付)」

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予防歯科とマウスピース

予防歯科とマウスピース

ーりすの独り言虫歯などになる前の予防を大切にする予防歯科ー。その考え方が大切なことは理解できる。ただ、一月に一回、歯のクリーニングと定期検診にかかる時間と費用は馬鹿にならない。そう思っていたところに、生まれてこの方、一度も言われたことがない睡眠中の"歯ぎしり"を疑われる。歯に影響が出る前にマウスピースを買いましょうと強く勧められ、強引に話を進められそうになった。「ちょ、待てよ」(木村拓哉風)。

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クロガネモチと苦笑い

クロガネモチと苦笑い

ーりすの独り言猛威を振るう新型コロナウイルス―。感染症拡大に収束する気配もない。こうした中で、クロガネモチの真っ赤な実が所狭しと並んでいる様子を見ると、真っ先に「ものすごい"密"だな」という言葉が思い浮かぶ。植物がクラスター(感染者の集団)を生みだすはずもないのに、心がすっかり"コロナ時代"に毒された感。思わず、苦笑い。

とんだ"濡れ衣"クロガネモチにしてみれば、とんだ"濡れ衣"だ。クロガネモチ

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高い評価と買い物ポリシー

高い評価と買い物ポリシー

ー超極暖ヒートテック先日、ユニクロのセールで買った超極暖ヒートテック(超極暖)が大活躍だ。吹きつける凍てつく風も何のその、ちっとも寒くない。暖かさが従来のヒートテックに比べて2・25倍という触れ込みは決して伊達ではなさそうだ。効果については奥さんも高く評価。寒がりの両親にも薦めたい。ただ、もう一枚、追加購入するのは当面、様子を見たい。

関連リンク(「超極暖ヒートテック」シリーズ):「防寒対策の新

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「みかん風呂」語り

「みかん風呂」語り

ー2021年の初湯(下)
話は初湯に行く前日の1月1日にさかのぼる。新年の挨拶を兼ね、両親と実家の近くにある喫茶店でお茶を飲み、翌朝(2日)に初湯を銭湯に浸かりに行くという話を振る。すると、父が湯船にみかんを浮かべる「みかん風呂」の話を懐かしそうに話しだした。記憶があいまいな部分もあるというが、こういうときの父の話は実に面白く聞いていて飽きない。

関連リンク(「2021年の初湯」シリーズ):「カ

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男湯の金魚

男湯の金魚

ー2021年の初湯(中)初湯の男湯。露天風呂。先に浸かっていた高齢者と一緒に肩までしっかり湯に浸かっていた。静かだ。わずかに聞こえる注ぎ足される湯の音、屋外の雑踏の声、内風呂の水をかける響きが心地良いBGMに思える。そんな中、別の高齢者が現れ、湯に浸かってきた。やがて、その高齢者。やにわに湯船の壁の縁を掴み、うつ伏せ状態で全身を伸ばし、下半身だけ左右に揺らしだした。いわゆる「金魚運動」というヤツだ

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カオスとアブノーマル

カオスとアブノーマル

ー2021年の初湯(上)2021年を迎え、慌ただしく10日間が過ぎた。20年暮れ以降、ほぼ予定通りに事が進み、例年になく順調に滑り出していたが、それも新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言で一気に崩れそうだ。順調だったわずかな期間を振り返ると、いろいろ興味深い記憶が蘇る。その一つは、新年早々に浸かりに行った銭湯。「初湯」の様子だ。

関連リンク:「11月病ーりすの独り言」(20年11月29

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いつもと違う「七草の節句」

いつもと違う「七草の節句」

ーりすの独り言一年の無病息災を願って七草がゆを食べる「七草の節句」(1月7日)ー。2021年のこの日は、これまでと違って切迫した感じが強かった。新型コロナウイルス感染症が拡大する中、政府が8日から2月7日まで、東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県を対象に、不要・不急の外出を控えるよう要請する「緊急事態宣言」を出したためだ。新年早々、どうにも窮屈でストレスフルな日々が再び始まる。前向きでいられる方法を

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防寒対策の新戦力

防寒対策の新戦力

ー超極暖ヒートテックユニクロの極暖ヒートテック(極暖)が良かったので、それよりも暖かいという「超極暖ヒートテック(超極暖)」を試しに買った。持った感触は極暖に比べて重たい。シャツというより、むしろスウェットだ。極暖よりも暖かいというのも、どこかうなづける。天気予報によると、1月8日以降、東京都はグッと気温が下がる。そのタイミングで、この防寒対策の新戦力を投入したい。その効果に今から期待している。

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当たりのからくり

当たりのからくり

ー続・2021年のおせち料理夫婦揃って、その味を堪能した2021年のおせち料理。実のところ、今回のおせちは、十中八九、"当たり"と踏んでいた。そのからくりは、姉がおせちを注文した先が、われわれ夫婦と両親が20年末に食事会(※)を開いた老舗・懐石料理屋だったからだ。事前に美味しいと知っていたため、姉に店の名前を教えてもらった段階で、"外れ"はほぼないと見込んでいた。だからこそ、母の今回のおせちに関す

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