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火野佑亮トリセツ 自分の障害を面白がる
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視られることが大事
一月、東京へ行ってきた。色々な方々と様々な話をして、時にアドバイスをもらったりもした。その結果浮かび上がってきたのは、自分は他者と比べ、何かが決定的に欠けているという事実だった。
人は他者の眼差しを介することでしか己を発見できない。これは世の常だ。自分が知りえぬ自分、つまり無意識としての自分がいるという前提をひとまず置いておき、自己同一
もしも僕が「あのお方」だったら
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最初、「もしも僕が南洲翁だったら」という題にする予定だった。傲岸不遜にも程がある。世が世なら右翼の方に軽く嗜められることもあるのかもしれない。ただ僕は、「お茶代」の「もしもわたしが◯◯だったら」という課題を目にした時、思わず翁のことを想起せずにはいられなかった。
なぜあの時あの状況で、立ち上がらなくてはならなかったのか。西南戦争へ至る翁の思考を完璧に説明できる人
わたしの愛するマリーアントワネットが処刑されないためにはどうすればいいか、めちゃくちゃ真剣に考えてみた話
ある日、いつものようにXのタイムラインを眺めていたら、こんな投稿が目に入った。
この本自体は「長期主義」という、世界を数万年、数億年と長期的なスパンで見ようとする思想に関する本、らしい。
この本の主題にも興味を惹かれたが(しっかりほしいものリスト入りしている)、それ以上に気になったのが「これまでに生まれてきた全員の人生を生きるとしたら」という発想だ。
この本にも書かれている通りごく一部でしか
お茶代課題2月ジユー課題『天国と地獄』
先生へ
先生とは、あの短い間に色んな話をしました。でも、こうして手紙を書くのは初めてで、手紙のマナー本を借りて〝忠岡正孝様 拝啓〟のように書き始めようとしましたが、俺にとってこの手紙は、先生といつも話していたようでありたい、と思ったのでやめました。
中三で初めて先生の授業を受けるようになった時、俺の苗字が〝阿木〟だからといって、俺にばかり雑用を頼んでくるのが正直ウザいし面倒だと思っていました
「天国」とは、「地獄」とは——宗教戦争の敗者・日本
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おのれのうちに潜むロマン主義的傾向と向きあい続け、いい加減疲れたので息抜きにこれを書いてみる。
漱石のように早死する恐れは自覚されて然るべきなのだろう。おのが使命感と関心を一致させた上で全力を尽くし、その結果くたばるのならば本望ではあるけれど。たまには岡潔のいう「情緒」とやらに思いを馳せ、神経を休ませてやるのもいい。「遊び」はホイジンガによれば、「厳粛さ」と
2月お茶代課題 J-POPまもる君問題
「守る」ことそれ自体の男女平等化がある一方で
脱輪氏によると(上の記事よんでね)
①いったいなにから・なぜ守る必要があるのか?
②また、このようなフレーズがJ-POPの歌詞の中に登場・定着したのはいつ頃で、
③どのような文化背景と関わり合っているのか?
④これらの問いが問われる機会が少ないのはなぜか?
という問いがある。
脱輪氏のまとめた文章によると、「守る」ということの実態は現代の希薄な人
J-Popまもるくんの萌芽——「守るべきもの・守られるべきもの」序説
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「俺がお前を守るから」。これまでのJ-Popにおいて、少しずつ形を変えながら繰り返し歌われてきた、男女の親密性についての価値観が伺われる表現だ。その親密性の正体について考えるならばおのずと、「何から守るのか」という問いが生まれてくるに違いない。本論考は「敵」が残した歌詞という足跡からその容貌・正体へ近づいていく、探偵の試みである。
分析の方法論 人々の集合的な
「あなたの手を、絶対に離しはしない」という覚悟。〜愛が包む存在の意味〜
今回初めて参加させていただく「お茶代」サークル、2月の課題はこちら→https://note.com/waganugeru/n/n512dae00e009
(この記事は上記サークルに寄稿するものです。)
Abstract
・他者理解における愛の限界
・他者の犠牲によって生まれる愛の肯定
・「祈り」という愛
・新しい愛の形とマモルくん
・「人生は絶えざる幻想に過ぎない」
「J-POPマモル(
J-POPまもる君問題
某所でこの企画に誘われたので、めちゃくちゃ久しぶりに企画に乗っかってみる。
なるべく真面目に考察してみたいけれど、雰囲気的な考察になることが想像される。またあまりエビデンスがあるものでもないので、雑な解釈としてとらえて読んでもらえるとありがたい。
企画のため有料設定にしてるけど全部無料で読めるよ!
「君を守る」歌の実態とは
「君を守る」という歌詞のついた歌が、近年一体どういうアーティス