吉永柳

少なくともあと数年は超貧乏な学生。読書(お休み中)、音楽、美術、服、インドが好き。もう…

吉永柳

少なくともあと数年は超貧乏な学生。読書(お休み中)、音楽、美術、服、インドが好き。もう少し元気になったら短歌を詠みはじめたい。 後ろ向きな性格なためそのままムーンウォークで進んでいくつもり。 読んでくれると喜びます。お友達は常時募集中。

最近の記事

J-POPまもるくんの謎(お茶代2月)

 文学サークル「お茶代」2月のお題です。こちらの記事からお読みください。  普段あまりJ-POPを聞かないので、パッと具体的な曲までは思いつかないが、「俺がお前を守る」的な歌詞がある歌が多いことはイメージがつく。そこで浮かんでくる疑問は、「何から・なぜ守ろうとしているのか」「いつからその手の歌詞はあるのか」である。  個人的なことを先に言うと、恋愛は自分で自分をある程度守れるようになった状態でしたいし、「守る・守られる」が常に固定のものという恋愛に健全さは見いだせない。問答

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    • 心因性頻尿になった話

       だいたい2年くらい前から、心因性頻尿を患っている。色々と試行錯誤を繰り返して悩んだ挙句、先日初めて3時間トイレに行かずに過ごすことができたので、それを記念してどういう経緯で症状が進行していったか、どういう工夫をしたか記録しておきたい。  もちろん症状が違う人ももっと重い人もいるだろうし、克服にあたって医師の直接な治療は受けていないのであくまでケース1として見てほしい。また、一般的に恥ずかしいものとされており、排尿のコントロールは自分の意志でできるもののとされることも多い中で

      • 笑いについて(お茶代 10月)

         私の母は、「つらい時ほど笑って」とよく言う。他の有名人もよく成功した時に「つらい時でも笑うようにしてきました」と言うことがある。母もそういう有名人も、内側から沸き起こるようなポジティブなパワーがあるように感じられる。もしもつらい時の笑いが頑張って作った偽物だったとしても、それを経てうまくいったときの本物の笑いで帳消しになるだろう。もしくは、笑っていてもうまくいかなかった人のことは、話題にされないだろう。  有名人のことはさておき、ここからはその母に育てられた私の話である。

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        • 明日春が来たら

           明日春が来たら、君に会いに行こう。  きっぱりとそう決めて、私は先生に会いに行った。毎度ながら急な訪問になってしまうが、先生は在室だった。 「また、行くのですか」 先生は机で物書きをしていた。私が入っていくと眼鏡を取ってすぐにそう言った。こんな立場のこんな若造にも敬語を崩さないところが、先生の敬愛すべき点だ。 「はい。迷ったのですが、やはり、行かないと」 「後悔するかしれないのに、行動する方を選ぶのは若い証拠です。羨ましい限りだ。どうぞ。」 先生は引き出しから鍵を出して、渡

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          クリスマスになると聴きたくなる曲

           とうとう12月、師走ですが学徒の私も走る忙しさです。特に今年は卒業と進学がかかったイベント(イベントとでも呼ばなければやっていけない)があり、人生で一番忙しいクリスマスになりそうです。  しかしクリスマスはどんな年であっても大好きです。街はキラキラの電飾、贈り物のための素敵なものが売られ、おめかしをした人々が行き交う……個人的には最近キリスト教への関心が薄れつつありますが、それでも街の雰囲気にウキウキしてしまいます。  そんな大好きなクリスマスに聴きたくなる曲、まずはこち

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          クリスマスになると聴きたくなる曲

          おすすめハラスメント・本棚編

           こんにちは  普段どんなものをお読みになっているかわかりませんが…私がおすすめしたい本といったらもう今は絶対にこれなんです。  こちらです。題名だけでもお聞きになったことがあるかもしれません。古代インドの戯曲なのですが、これがあまりにも有名で、他の作品がそれほど知られていないという現状があるくらいに有名な作品です。  これはだいたい五世紀くらいのインドに生きたカーリダーサという詩人が書いたもので、その頃のインド文学と言ったら宮廷に仕える詩人たちが神話や叙事詩(マハーバーラ

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