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ニコレッタ@
2023年9月30日 05:08
2003年7月のある日遅めの梅雨が長引いてソウルは蒸し蒸しだ。イギリスの田舎から来たジェフ君。28歳。将来は翻訳家になりたい。そんな夢を持っているクラスメート。実家はオールドスタイルの屋敷だという彼は、いつも物静かで喋り方も抑揚無くボソボソっと話す。イギリス紳士っぽい(なんとなく)。彼の韓国語は新しい国の言葉のようだった。ある日の休憩時間、彼と日本のCちゃんと私が外へ出て缶ジュース
2023年9月28日 05:39
2003年5月。韓国にも忍び寄ってくるSARS。とうとう学校からプリントが配られた。⚫︎今学期と6月の休みに韓国から出国しないように。出国した場合は再入国後、2週間クラスに参加出来ない。⚫︎次の開講日にはパスポート持参(出入国チェック)感染国や地域へ行った人は、今学期と次学期登録禁止。納付済み授業料は返金する。⚫︎流行地域の出身者は新規登録をしない。韓国政府からの要請云々ともあり
2023年9月27日 06:07
韓国でも5月5日は『子供の日』(ひな祭りはなくて男女ともに子供の日)子供たちはプレゼントを貰える。その日たまたま立ち寄った百貨店の食料品売り場では、焼きたてウインナーを子供たちに配っていた。8日は『両親の日』大人になった子供たちからは現金がプレゼントされるという。お花とお札を可愛いくラッピングしたり。(趣向を凝らした画像、ググるとすぐ出てきます)15日は『先生の日』大学前には出張花屋がズラ
2023年9月26日 05:05
ソウル子連れ留学中は人生の中でいちばん人に助けられた時期だ。当時19才の女子大生ジミョンちゃんもそのひとり。(彼女とは縁が深く交流が続いている。今では日本語を使う仕事でワーママとして頑張っているようだ)彼女は小学校の時、日本アニメに触れて、そこから日本が好きになったという。ジブリ映画を愛してやまない。思春期にはアイドルグループ嵐に夢中になり自分の部屋をポスターで埋め尽くした。高校では第二外
2023年9月25日 06:20
2003年。留学でソウル下町に住んでいた頃の本当にあったドラマのような話。画像↑は、他の場所で撮ったのですが露天商風景はこんな感じ。大きな市場市場から溢れ出すように店が並ぶ。その売り子はほとんどお婆ちゃん。行ったことは無いが日本の輪島朝市を想起させる。ただ、こちらは朝だけでなく夕方遅くまで店を開く。野菜、果物から雑貨洋服類まで。どこもオーバー70才(そう見える)くらいだ。バス停前が
2023年9月23日 05:22
ソウル生活長い人には、何度か経験あるだろうと推測される業者あるある。(20年前の話だけど)最初はインターネット回線業者。ここんとこ何度も家に来て作業。なんで1回で繋がれへんのんと、最初は笑ってたがええ加減笑えないぞとなった頃の話だ。「あさひちゃーん、この人たちさ遊びに来てるわけじゃないよね」私がうるさいので、今日はあさひちゃんが早口韓国語で聞いてきてくれた。必ず今日中に仕上げま
2023年9月22日 05:18
2003年ソウル留学中の話。ある日の学校帰り、途中駅にある大きなスーパーマーケットに寄ったら、想定外に荷物が重くなり、タクシーをつかまえた。行き先を告げて、やれやれ、はぁ疲れた。シートにもたれかかる。と、私の発音が下手だったのか「お客さん、どこからきたの?」と聞かれた。「日本です。東京から」答えると「そうかい! ワシは昔、旅行で行ったことがあるよ」弾んだ声から
2023年9月21日 05:39
ソウルのタクシー初乗りは当時約160円。安くて利用しやすかった。荷物が多くなり4歳のメロン連れなんてときはバス(暴れん坊のため💦)より安心。でも、乗車中たまに【現象】が起きる。(料金の高い模範でなく一般タクシーの方)商売熱心な運転手にあたると客が走行中勝手に増えていくのだ。運転手は、相乗り希望!と手をあげるアピール客を見つけると、停まって窓を下ろし、行き先を聞く。了解なら首
2023年9月20日 05:04
初めて見たときはポカンとして、次に別の場所で次に見たときはかなり考えた。ふたりひと組で踊るこの子たちはなんだろう。なぜ通行人に向かって踊っているのかと。彼女たちは、新規オープン開店イベントの言わばキャンペーンガール。韓国では比較的小規模店舗でも、この形式がポピュラーのようで、店を装飾すり風船とともに現れる。飲食店が多かった気がする。しかし。ちょいちょい見かけてはちょいちょい違和感。
2023年9月19日 06:12
20年前の韓国語学留学中。トルコの可愛い女の子ハウちゃんと個性強め中国マダムは忘れられないクラスメート。紹介はこちらです↓その日は、直喩や関連表現法の授業。日本には「だんご鼻」という表現があるが韓国では「こぶし(げんこつ)鼻」というらしい。配られたプリントには、お人形さんのように可愛い女子と(言葉アレだが)かなりの不細工女子イラストが並び、不細工な方に『かぼちゃみたいな顔』との説明がある。
2023年9月18日 05:06
ソウルでの語学留学。新しくクラスメートになったトルコ出身のハウちゃんと中国出身のマダム(皆がマダムと呼んでたので本名は忘れた)この二人も思い出深いクラスメートだ。トルコのハウちゃんは22才。色白でまつげが長くて少しぽっちゃりした可愛い子だ。イスラム教徒だからヒジャブを頭に巻いている。聞くと家の中だけ外すそうだ。彼女は日本や韓国が小さい頃から好きだったらしい。とくに、日本人とトルコ人
2023年9月17日 05:34
メロンのバーバが日本から遊びにきたので、韓国名物あかすりを体験しに行った。梨泰院にある観光客向け(日本語可能)な店は門構えから高級サウナ施設だった。受付できれいなお姉さんがうやうやしく出迎えてくれて、まずはカウンセリング用紙へ身体や皮膚の状態を記入する。お姉さんは4歳のメロンにも同じようにバインダーに挟んだ紙と鉛筆を持ってきて「お嬢さまも、ここにお名前を書いてね」生まれて初めて
2023年9月14日 12:01
クラスメートのCちゃんが、韓国人男性と結婚した。クラス全員に招待状を配り、メロンちゃんも一緒にどうぞと言ってくれる。少し前に我が家でご飯会した際、彼氏も来てメロンとも顔見知りだけど、子供まで良いの?クラスメート皆に招待状ってのも、ええ、そんな大勢呼んで良いの?驚いたが、韓国では招待状はわりと出すだけ出して、出欠確認しないパターンも多いのだという。【今は変わっているかも知れません】ソウ
2023年9月13日 05:09
韓国の住宅には湯船が付いてない場合が多かった。そのため銭湯、サウナ含めたチムジルバンという韓国の温浴文化が充実したとたしか聞いた。庶民が集う銭湯的なものから、高級エステ美容まで含めたもの、大人数収容型などなど街には様々なタイプの施設があった。私とメロンも、平日はシャワーだけなので、週に一度近所の銭湯へ行った。ただ、ここは湯船が適温でなく(水、超ぬるま湯、高温の3つ)ゆっくり浸かれない。