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「星を伝える人」の戦略室

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星のソムリエとして、考えてることやノウハウなど。
運営しているクリエイター

#宇宙

星を愛する人のサークル【#StarGuideLaboについて】

星を愛する人のサークル【#StarGuideLaboについて】

星が好き、星空案内をやりたいけど・・・っていう人が集まって、色々とお話するクローズドな場所を作りました。

名前は「#StarGuideLabo」です。

ココは星空をたくさんの人に伝えたいと思うあなたのためのコミュニテイです。
#StarGuideLaboで出来ること 「星空案内人」と「情報」「人」「スキル」を繋ぐコミュニティーです。
月額290円です。

・星空案内をやっている
・星空案内をや

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星を見せるイベントが他の野外イベントより厄介な理由

星を見せるイベントが他の野外イベントより厄介な理由

鳥取県は「星取県」、岡山県は「天文王国」、長野県は「宇宙県」などなど、星や宇宙をアピールする自治体が増えてきた。
天体望遠鏡メーカーのビクセンさんも、星イベントへの協力に積極的で色々と展開されていて広がりを見せている。

星には価値があるのだ。

先日開催した「天体望遠鏡で月と星をみよう」というイベントは、200名を集客して子供だけでなく年配の方にも楽しんで頂いた。

こういった「星をみせる

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ファインダー越しの宇宙

ファインダー越しの宇宙

「天体望遠鏡で月と星をみよう」というイベントを無事に終えることができました。当日は晴れて、月・木星・土星を皆さんにお見せすることができました。本当にホッとしています(晴れてくれて)

北神戸にある公園施設に集まった来場者は約200名。
大阪・岡山など遠方から来てくださる方もいて笑顔が溢れていました。

今回は8台の天体望遠鏡、10台の双眼鏡に天体望遠鏡の画像をモニターに映し出す電子観望など。。。様

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イベント「天体望遠鏡で月と星をみよう」の意義について

イベント「天体望遠鏡で月と星をみよう」の意義について

広い球場で星を見せるイベント「天体望遠鏡で月と星をみよう」は、内容・開催意図をアップデートしながら毎年開催しています。

現時点で考えている開催意義を、まとめておきます。

自然科学への入り口として人間が作り出していないものが自然科学。

自然科学の分類(Wikiより引用) 
・物理学 
・化学 
・生物学 
・地球科学 
・天文学

地球科学は学校教科としては「地学」と呼ばれてて、天文学は

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星と宇宙に税金は必要か?

星と宇宙に税金は必要か?

「宇宙・星をはじめとする自然科学に興味を持つことは良いことだ」みんなそう言ってくれる。ブラックホールのような発見が出てきたら、みんなワクワクするし、称賛する。

でも、多額の税金が投入されていると知ると「地球の外を見てる場合?もっと中の問題があるでしょう?そんなのにお金かけないで!」という声が上がる。

ハワイのマウケアナ山頂に建設予定のTMT望遠鏡。ハワイの先住民にとっての聖地に建設するので、反

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天体観測とSDGsの繋げ方

天体観測とSDGsの繋げ方

小学5~6年生向けのSDGsを学ぶキャンプにて、「宇宙プログラム」講師として参加してきました。

当初は天体観測だけの依頼だったのですが、せっかくなのでSDGsと繋がる内容にさせてもらいました。

宇宙×SDGsを思いついたキッカケSDGs(持続可能な開発目標)を知ってもらうためには「なぜ目標を設定する必要があるのか?」という背景の説明をする必要があって、地球・日本が抱える問題(貧困・差別・気候変

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なぜ、それをやるのですか?

「なぜそれをやるのですか?」

いきなり聞かれて答えられる人は、事前に答えを準備しているのだと思う。

宙ガールとして取材やテレビ出演を経験して、「なぜ?」と理由を聞かれる事が多いなぁと気づいた。
衝動のままに動くことが多い私にとって、急に「なぜ?」と聞かれるとスっと答えが出てこない。で、ふわっと答えて後で「あああ‥‥こう言えば良かった」と後悔する。

衝動のままに動いているとしても、その衝動を起

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好奇心で活動を分類してみる

好奇心で活動を分類してみる

好奇心には「知的好奇心」と「拡散的好奇心」っていうものがある。

拡散的好奇心というのは「知りたい」欲求のこと。
 例)赤ちゃんが何でも口にするアレ
 例)ちびっこが「あれ何?」と聞きまくるアレ

知りたい欲求から「理解を深めたい」という方向になった時、それは「知的好奇心」に発展したと言えるようだ。

好奇心にも段階があって、それぞれにアプローチが違うのだと思う。
両方いっぺんにアプローチすると二

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未来を考える子供たちに「宇宙」をお届けすること

未来を考える子供たちに「宇宙」をお届けすること

星や宇宙は地球上のどんなものとも親和性が高いと思う。
だからこそ、色んな取り組みの助けになるはず

小5~6年生を対象として、キャンプをしながらSDGs(持続可能な開発目標)をベースとして未来を考える。そしてそれをプレゼンという形でアウトプットするという「キッズアドベンチャー」というイベントが7月にあります。

その中で、子供たちに星を見せながら視野を宇宙にも向けてもらいたいとのことで講師のご

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星空トークの裏側で考えてたこと

星空トークの裏側で考えてたこと

私があげたいのは「知識」ではなく「空へのワクワク」です。

こんにちは。うららんです。西宮ガーデンズ観望会で星空トークをやりました。

イベントレポートはブログに書いたので、ココではそのトークの裏でこんなこと考えてたんだよってことを書きます。参考になれば幸いです。

これは一般的な「好き」のピラミッド
(講座用に作ったパワポ)

西宮ガーデンズという大型ショッピングモールでの観望会に来るお客さん

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