好奇心で活動を分類してみる
好奇心には「知的好奇心」と「拡散的好奇心」っていうものがある。
拡散的好奇心というのは「知りたい」欲求のこと。
例)赤ちゃんが何でも口にするアレ
例)ちびっこが「あれ何?」と聞きまくるアレ
知りたい欲求から「理解を深めたい」という方向になった時、それは「知的好奇心」に発展したと言えるようだ。
好奇心にも段階があって、それぞれにアプローチが違うのだと思う。
両方いっぺんにアプローチすると二兎も得ずになっちゃいそうな気がしている。
そんなことを考えていると、私が企画運営している子供向けイベントは「好奇心」をベースにデザインすると方向性が明確になるんじゃないかと考えた。
私が企画運営しているのは3つ
1:天体望遠鏡で月と星をみよう
→球場を使った大規模観望会(無料:予想集客300名)
2:星の教室
→工作と講義およびプチ観望(有料:定員30名)
3:JAXAコズミックカレッジ
→JAXA教材を使った工作とオリジナル講義(有料:定員30名)
1の観望会は拡散的好奇心から知的好奇心への移行する子を増やすのが目的。だからこそ、無料にしてたくさんの子供たちに来て楽しんでもらいたい。
知的好奇心へ移行するために、必要な要素を盛り込んでイベントをデザインしたいなと。
そして2と3は知識を深めることを目的として考えたい。
知的好奇心が深まれば、科学館・天文台・図書館などを活用していってもらえればと思う。
専門性の追求以外にも、SDGs(持続可能な開発目標)や防災などと手を組んで「地球について学ぶ」方向にアプローチするのもアリだと思っている。幸いにも防災士の知り合いはできた。
深堀していく、知見を広める・・・知的好奇心が刺激されていれば、その子の可能性が広がる。
星の教室などで学んだ子供たちが「キッズスタッフ」として1の観望会に関わるのも楽しいと思ってる。キッズスタッフを見てまた憧れる子もでてくるかもだし。。。良い動線と循環を作りたいと思う。
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アプローチが変われば、やるべきこと・大事にしたいポイントが変わる。
それを考えながらイベントを企画運営してみようと思う。
きっとどこかで壁にぶち当たったり、何か違うなあってなることも出てくる。そのたびに立ち止まり、考え、仮説を立てて、トライアンドエラーを繰り返せたらいいな。
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