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ファインダー越しの宇宙

「天体望遠鏡で月と星をみよう」というイベントを無事に終えることができました。当日は晴れて、月・木星・土星を皆さんにお見せすることができました。本当にホッとしています(晴れてくれて)

北神戸にある公園施設に集まった来場者は約200名。
大阪・岡山など遠方から来てくださる方もいて笑顔が溢れていました。

今回は8台の天体望遠鏡、10台の双眼鏡に天体望遠鏡の画像をモニターに映し出す電子観望など。。。様々な方法で星を見てもらいました。

双眼鏡の意外性は驚く方が多かったです。

ご年配の方が「子供のころ宇宙に興味があったけど、天体望遠鏡を買ってもらえなくて・・・」と言いながら、楽しそうに星を眺めていたとスタッフから聞き、超絶ほっこりしました。
喜ぶ子供の姿はとっても嬉しいけれど、シニアの方を童心にかえす星空はやっぱりすごいなと。

もちろん子供の「また行きたい」という言葉は、スタッフみんなのモチベーションになります。

先日は「天体望遠鏡で月と星をみよう」に参加させていただきありがとうございました。私が楽しませていただきましたし、なにより子供たちがとても楽しんでいました。
私自身がそんなに詳しいわけではありませんが、天体には興味があったので、子供たちが興味を持ってくれたらいいなと思い参加させてもらいました。
帰ってから、「楽しかった!また行きたい!」と子たちが言うので、
今度は泊まりで(西はりま天文台に)行こうか!と言ったら、
行きたい行きたい!明日いく~!と泣き叫び始めました。。。
とりあえずは、今週末に近所の猪名川天文台に日帰りで連れて行ってごまかそうかと思っています。狙い通りに星に興味を持ってくれたのがとても嬉しく、連れて行って本当によかったと思っています。
(お礼メールより抜粋)

北神戸は新興住宅街で、星空環境はそこそこ。すばるは肉眼で見えるけど、天の川は見えない。それでも低空まで見渡せる球場の空の広さは、広大な宇宙を想像するのにベストな場所なのかもしれません。

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「こんなに星空をじっくりと眺めたの初めて」とおっしゃった方、家に帰ってからお風呂でお子さんと「今日はいっぱい星を見たね~」という会話を楽しんだ親子、ワークショップで作ったペンダントを翌日も大事につける女の子、楽しかったと口々に連絡をくれるスタッフのみんな。。。色んな優しい気持ちが、あの場所には溢れていたなと思います。

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天体望遠鏡には鏡やレンズが入っていて、宇宙からの光を集めて「画像」にする機材です。ファインダー越しに見えるのは拡大した「星」ではなく、宇宙船で近くまで行き、窓から見てるようなイメージの方が近い。天体望遠鏡は宇宙旅行の疑似体験ができる道具です。

そんな天体望遠鏡のファインダー越しに見える宇宙の世界に、今回のイベントで少しでも興味を持ってもらえたなら嬉しい限りです。

【イベントの細かいレポートはブログに書いています】


あ、ちなみに業界の方からも「参考になる」って言って頂けた。


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