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秘密 実はMOAIの妖精と暮らしている

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2020年4月の記事一覧

#コロナが怖いんじゃないんだ 妖精ならドレス? MOAI レター10

#コロナが怖いんじゃないんだ 妖精ならドレス? MOAI レター10

2020年4月28日火曜日 羊の毛のような柔らかそうな雲が東から西へゆっくり流れている。今日は静かな日だ。鳥が鳴いていない。牧歌的な雰囲気だ。

7:22 僕はテレビを見ている。同郷生まれの堀純キャスターが、今日もコロナについて報道している。ほんと、嘆かわしいことですよねー、と言う。僕はコーヒーを片手に黙って聞いている。妖精のMOAIは娘たちとドレスの試着をしている。

「この洋服ね、昨日ママに買

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STAY HOME! 僕は39年生きてはじめてバクについて考える。妖精MOAIのレター9

STAY HOME! 僕は39年生きてはじめてバクについて考える。妖精MOAIのレター9

2020年4月27日曇り。雨が降りそうな空模様。

僕は39年生きてきて、はじめてバクについて考えている。夢を食べるバクだ。バクについて考えるきっかけは、娘のお漏らしだった。

4歳の娘がお漏らしをした。これで3日連続だ。寝るときはオムツを履かせているので、片付けの手間はない。でも、本人は自分への悔しさか、はたまた悲しみなのかはかりしれないが、泣きながらシャワーを浴びている。

妖精のMOAIはど

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うたは井之頭恩寵公園でつくられる。大地は今も揺れ続けている。後編 レター8

うたは井之頭恩寵公園でつくられる。大地は今も揺れ続けている。後編 レター8

2020年4月26日日曜日 10:20

途中、大きな石碑の前に立ち寄った。MOAIがあれはなんだ?というので、近くまできたのだ。MOAIが読んでくれ、と何度もせがむため、僕は仕方なく石碑の横の案内板を読み上げることにした。内容は、千代田区の小学校の生徒が遠足でこの公園までやってきたのだが、残念なことに玉川上水に溺れてしまった。それを助けるために松本さんという指導員が川に飛び込んだものの、川に流さ

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うたは井之頭恩寵公園でつくられる。大地は今も揺れ続けている。前編 レター8

うたは井之頭恩寵公園でつくられる。大地は今も揺れ続けている。前編 レター8

2020年4月26日日曜日 6:23 

携帯の目覚ましで僕は目覚める。まだ体は完全に目覚めて切っていないが、僕は眠りたい欲望を振り切り、起き上がる。トイレで排尿したあと、シャワーを浴び、血流をよくして体へ目覚めを促す。

1センチぐらいに伸びている無精ヒゲを切れ味の悪いカミソリで剃り、白髪になった鼻毛の数をかぞえてから、念入りに根本から使い込まれたハサミでカットする。凝固し始めているワックスを人

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歩道橋と富士山と妖精MOA I    レター7

歩道橋と富士山と妖精MOA I    レター7

2020年4月25日18:13。まだ空は青白い。僕はMOA Iに会うため、東八道路を西に向かって黙々と歩いている。「大沢2丁目の歩道橋だ。待っている 」。僕の奥さんのLINEに送られたメッセージを見た僕は、携帯が人質にされていることに気がついて、家を飛び出した。

マル秘:妖精の生態報告4、「妖精は手グセが悪い。要注意だ」

MOAIは歩道橋の欄干に腰をかけていた。

「や、やあ」と言って右手をあ

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#ユリと#チューリップが刈られる 妖精のMOAIは帽子をかぶることにした。 レター6

#ユリと#チューリップが刈られる 妖精のMOAIは帽子をかぶることにした。 レター6

2020年4月25日土曜日13:30 曇があるが陽は注いでいる。二日酔いの僕は自宅のソファーに座りながら娘たちとMOAIのことを観察している。朝から胃がむかむかしている。肝臓のあたりに猫が乗っかったみたいな重みを感じる。牛乳を一口飲んでからは何も食べられそうになかった。

今日は朝からMOAIが騒いでうるさかった。いたい、いたい、とけがをしたわけでもないのに、騒ぎ続けていた。僕の奥さんはそんなMO

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嘘と真実 MOAIは言う。妖精のことだ。誰にも罪はない。 レター5

嘘と真実 MOAIは言う。妖精のことだ。誰にも罪はない。 レター5

2020年4月24日金曜日 22:35。僕は戸惑っている。いったいなぜそんなことがおこなったのだろうか。はじめは、MOAIが僕の飲んでいるお酒が欲しいというところからだった。キンミヤとホッピーの組み合わせが痛く気に入ったようで、僕とMOAIは二人で飲み続けた。確か、19時過ぎからだったと思う。もう、かれこれ3時間前の話だ。

程よく酔った僕が、妖精なんていないさ、お前は僕のココロだろ、と言ったのが

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Let's#牛乳チャレンジ 妖精MOAI レター4

Let's#牛乳チャレンジ 妖精MOAI レター4

2020年4月24日金曜日 曇り。 今日は僕の奥さんのパートがお休みだ。だから僕はお互い傷つけないようにソーシャルディスタンス。200m。近所のガスト店にいる。店内にいるのは数名。ファミリーレストランってこんなに平均年齢高かったっけな?

自称妖精のMOAIは読売新聞の国際経済ページを真剣に読みこんでいる。覗き込んでみると、「バッタ大群 途上国むしばむ」。

「何、書かれてるん?」

「サ、サバク

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妖精のMOAIが眠っているうちに レター3

妖精のMOAIが眠っているうちに レター3

2020年4月23日木曜日 22:39 MOAIはルーフバルコニーで眠っている。結局、話を聞くことができなかった。

妖精といいはるMOAIについてすこしお伝えしようと思う。みんなはMOAIがどこで生まれたか知っているだろうか。妖精という要素を考えると、北欧とかイングランドあたりの花が咲きほこる地方だと想像するできるだろう。いや、MOAIだから、純粋にイースター島でしょ、とも考えられる。でも、MO

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MOAIの妖精をみつけた!! レター1

MOAIの妖精をみつけた!! レター1

2020年4月23日木曜日晴れ 僕の隣では今日も、MOAIが偉そうに僕に語っている。ノートにせっせとメモりながら僕は聞いている。そうしないとMOAIが僕の耳元で「カエルの歌」を歌うからだ。ちなみにとてつもなく下手に加えて、一人で声色を変えて永遠と繰り返される。ジャイアンやないか、まったく。

 でも、さっき、僕は新しい課題を与えられた。それは、この「note」にアウトプットしろという課題だ。なんの

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MOAIの妖精が「本?」をくれた レター2

MOAIの妖精が「本?」をくれた レター2

2020年4月23日16:21 さっきまでぱらぱらと雨☔が降っていたが、今はどんよりとした雲が過ぎ去って、黄色がかった陽🌅が差し込んでいる。

「こ、これを、U、UMEBOSHIに。B、BOOKだ」

MOAIがくれたのは「本」らしきものだった。A4の茶色く薄汚れたコピー用紙📜の束で、右上を黒いクリップ📎で挟んでいるだけだ。

「なあ、MOAI。これ読めばいいの?」

なぜこれをくれたのか、

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