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MOAIの妖精をみつけた!! レター1

2020年4月23日木曜日晴れ 僕の隣では今日も、MOAIが偉そうに僕に語っている。ノートにせっせとメモりながら僕は聞いている。そうしないとMOAIが僕の耳元で「カエルの歌」を歌うからだ。ちなみにとてつもなく下手に加えて、一人で声色を変えて永遠と繰り返される。ジャイアンやないか、まったく。

 でも、さっき、僕は新しい課題を与えられた。それは、この「note」にアウトプットしろという課題だ。なんのことかさっぱりだ。でもMOAIは言う。「す、素直に。ま、まっすぐに。こ、ココロのおもむくままに」と。というわけで、僕はいま、ここに書いている。

 その前に、MOAIのことを少しだけ話しておこうと思う。僕がMOAIの妖精をみつけたのは、ヴィクトール・E・フランクルの「夜と霧」を読み終わったときだった。

 もちろんMOAIを見つけたとき、なにかの見間違いだと思った。だってそうじゃないか。妖精なんてものはユニークな創作だ。世界がほんの少し素敵に見えるために誰かが考えたものだろ。でも、僕が信じられないなって、顔をしているとMOAIは言った。

「ざ、残念でならないよ。よ、妖精をサ、サンタクロースと同じグループに入れてるなんて!」

「まいったな。ねえ、確認だけど君はモアイだろ」

「や、やめろ。モアイじゃない。MOAIだ」

話すのがばかばかしかった。きっと、とてつもなく僕は疲れているのだ。

「OK。君はMOAI。モアイではない。僕は帰るよ。今日はとっても疲れてるんだ。また、縁があれば会おう」

 でも、結論から言うと、僕はMOAIから離れられなかった。理由は簡単だ。気が付くとMOAIがいるからだ。それが1週間続いている。僕が仕事を辞めた日から毎日、24時間。オフロ🛀もトイレ🚽にも。まるでアトランティス大陸のようにプライベートはMOAIにより失われた。※MOAIの写真は↑↑に掲載しておく。MOAIは、肖像権なんていらない。どうせ誰も妖精なんて信じないから。いや、正確には、UMEBOSHI(※彼は僕のことをなぜかそう呼ぶ)の言葉なんて誰が信じるんだ?、と言ってゲラゲラ、お腹を抱えながら笑った。

 マル秘:妖精の生態報告1、「妖精は失礼な奴である。とてつもなくだ。」

2020年4月23日木曜日晴れ。12:45 僕の隣でMOAIがタコ焼きを食べながら、ぶつぶつ言っている。「タ、タコ焼きというのは、タ、タコがはいっているはずだと、ウッ、WIKIPEDIAに書いてある。で、でも、こ、これはチ、チーズだ」

はぁ~"(-""-)" 高いんだよタコは。うまいやろ、チーズでも。

「お、オーベイカ!」と言ってへらへら笑う。

どこで覚えんだ?そんなの。妖精ってのは世界をほんの少し素敵な世界にするためにいるんじゃないのか!?( ゚Д゚)

ということで、12:51分。昼ごはんの作り直しを命令を受けたため、これでいったん終了。コロナやMOAIなんかに負けないで頑張ろうと!!みなさんへ。どうか、モアイの妖精がみなさんのもとへいきませんように。

※MOAIだよ「U、UMEBOSHIはム、ムショクです(笑) だ、だからこそできることがあるぜよ」












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