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「台湾カメラ散歩」

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#カメラ

【台湾カメラ散歩】春節の台南を歩きまくる②

【台湾カメラ散歩】春節の台南を歩きまくる②

春節の台南カメラ散歩&廟めぐり、2日目。

1月22日は旧正月の1日目。日本でいうところの元日。台南ってこんなに人がいたんだっけ? というくらい街は混雑していた。

【2023/01/22廟めぐりの記録】

(以下、上記のカメラ散歩&廟めぐりとは別日の日常の記録です)

【2023/01/11の日記】

机に向かっての勉強時間は4時間26分。

【台湾カメラ散歩】春節の台南を歩きまくる①

【台湾カメラ散歩】春節の台南を歩きまくる①

今年は1月22日が旧正月の始まり。その2日前から私の通う大学の語学センターも休みになり、いわゆる春節休暇に入った。

春節は台湾人も一斉に休みをとって帰省する。観光名所もレストランも閉まっちゃうよ、旅行に行くのはあんまりオススメできないよ――。

そう聞いていたが、だからといって部屋でぼーっとするのももったいない。

思いついたのが路地裏歩き。台南は台湾で最も歴史のある街で、区画整備されていない雑

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【カメラ散歩】台湾・新竹の聖俗ひとつ屋根の下

【カメラ散歩】台湾・新竹の聖俗ひとつ屋根の下

台湾をぐるり1周する「環島」旅行で最後に訪れた街、新竹。先進企業が集積する街と聞いていたので、観光向きではないのかなと思っていた。

が、街の中心にある「城隍廟」はハイテクやITとはまったく無縁のスポット。台湾人が一心にお祈りする伝統的な寺廟と、台湾グルメの食欲そそられる香りがたちのぼる市場、両者がひとつ屋根の下に同居していて、なんともカオスな空間が広がっていた。

【2022/12/30の日記】

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【カメラ散歩】「雨を撮ろう」台湾・九份で開き直った

【カメラ散歩】「雨を撮ろう」台湾・九份で開き直った

どっかで見たことあるような写真しか撮れなくて、なかなかテンションの上がらない台湾・九份。なにより雨が降ってきてカメラを構えるのも難しい。夜になるとどんどん寒くもなってきた。

たまらずにレストランに入って暖をとる。どうする? もう部屋に戻ってしまうか?

しかし、ここで発想の転換。そうだ、これだけ雨が降っているんだから雨を撮ればいいんだ。雨を主体に据えてアングルを探そう。雨を撮ろう。

膝から下は

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【カメラ散歩】台湾・九份をいかに撮るか

【カメラ散歩】台湾・九份をいかに撮るか

台湾の九份といえば台北からも程近く、初めて台湾旅行にやってきた日本人観光客のざっと80%くらいが足を運ぶ観光スポットであろう(知らんけど)。かくいう私も2010年12月、大学の卒業論文を書き終えた確かほぼ翌日、深夜の格安航空便に乗り込み、台北、そしてここ九份を訪れている。

問題は、それだけ多く日本人観光客が訪れる街であるがゆえに、かつ、最近ではインスタ映えスポットとして有名になってしまったがゆえ

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【カメラ散歩】台北でも台中でも台南でもない「台東」

【カメラ散歩】台北でも台中でも台南でもない「台東」

日本人が聞いたことある台湾の都市ナンバーワンは台北だろう。ナンバー2となると一気に視界不良になるけれど、高雄? 台中? 台南? 

台○シリーズのなかで群を抜いて知名度の低いのが台東だと思う。

経済発展の著しい都市が平地の多い西部にあるのに対して、台東はその名の通り台湾の東部にある。台東「市」ということでいえば人口も10万人強なので、本当にこじんまりとした街である。

正直観光すべきスポットもあ

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【カメラ散歩】「台湾」から「中国」、肉眼で観る

【カメラ散歩】「台湾」から「中国」、肉眼で観る

中華人民共和国に最も近い場所にある「台湾」、金門島。かつては国共内戦の舞台となったこの島から中国までは2kmしか離れていない。実際の戦闘行為はもう何十年も起きていないけれど、それでも上陸作戦を阻止するための障害物が並ぶ様子から、往時の緊張感が伝わってくるのであった。

【2022/12/14の日記】

机に向かっての勉強時間は2時間59分。

【台湾カメラ散歩】どこかのどか 高雄・旗津半島

【台湾カメラ散歩】どこかのどか 高雄・旗津半島

西子灣から夕陽を眺めながら、対岸のてっぺんにある灯台の存在が気になっていた。あそこ、行けるんだろうか。調べてみるとフェリーに乗って10分ほどですぐ渡れるとのこと。翌日、その灯台を擁する高台のある「旗津半島」に足を運んでみた。

【2022/11/16の日記】

机に向かっての勉強時間は3時間21分。

【台湾カメラ散歩】みんな夕陽を眺めてた 高雄・西子灣

【台湾カメラ散歩】みんな夕陽を眺めてた 高雄・西子灣

みんな夕陽を眺めてた。高雄のほぼ最西端にある、その名も西子灣。街の中心部からは少し離れているけれど、国立中山大学という有名校のキャンパス目の前にあって、学生たちがゆったりとした時間を過ごしていた。

【2022/11/15の日記】

机に向かっての勉強時間は2時間08分。

【台湾カメラ散歩】高雄、高台から眺む

【台湾カメラ散歩】高雄、高台から眺む

旅先で街の全体像をつかもうとするなら高台にのぼるのが一番。高雄随一の高層ビル「高雄85大樓」は閉鎖中らしいので、街の西側にある「壽山」に向かった。

【2022/11/14の日記】

机に向かっての勉強時間は4時間27分。

【カメラ散歩】台湾の鉄道駅、惚れ惚れレトロ

【カメラ散歩】台湾の鉄道駅、惚れ惚れレトロ

鉄道駅ってどこの国にいっても心惹かれる存在。列車の到着を待つひとたちが、これから向かう先は違っているのに、同じ空間を共有しているのがなんだかドラマチックな感じがする。台南の場合はどこかレトロな雰囲気にも惚れ惚れしてしまう。

ここから下は新營駅。菁寮老街へのアクセスの良い駅です。

【2022/09/26の日記】

10月第2週の週末が3連休なので、どこにいこうか考え始める。日本からだとアクセスの

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【カメラ散歩】台南人のお気に入り 菁寮老街②

【カメラ散歩】台南人のお気に入り 菁寮老街②

台南人におすすめしてもらった古き良き宿屋街「菁寮老街」。被写体を探しながらぶらぶら歩いていたら、にぎやかな鐘の音が聞こえてきた。

なにかしらの隊列が街を練り歩いているみたい。音のするほうへと向かうと、あらわれたのは赤、黄、青とド派手な民族衣装を身にまとった20人ほどの集団。もしやローカル結婚式に遭遇した? 一瞬そうも期待したが、隊列のまんなかで牛車に腰を下ろした男女、どうみてもおじさん&おばさん

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【カメラ散歩】台南人のお気に入り 菁寮老街①

【カメラ散歩】台南人のお気に入り 菁寮老街①

台南から電車とバスを乗り継いで1時間半ほど。清代から宿屋街として栄え、現在も日本統治時代の街並みが残る「菁寮老街(jīngliáo lǎojiē)」に行ってきた。

菁寮老街は日本のガイドブックにはほとんど載っていない小さな小さな街。ただこっちに来てから台南暮らしの長い日本人&台南人に個別にカメラ散歩のおすすめスポットを尋ねたところ、いずれも「ちょっと遠いけど菁寮老街かな」。見事なまでに答えが一致

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