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【教養】シェイクスピアを知るための本【英語】

こんにちは! 小説と旅行が大好きな月見里です!

他にも本を紹介しているので、ぜひこちらからご覧ください!


今回は、シェイクスピアをよく知ることができる本を紹介します!

前半が初心者向け、後半に行くにつれ上級者向けになっています!

それでは参りましょう!

ちなみに、ヘッダーの画像は、イギリスにあるシェイクスピアの生家です笑


シェイクスピア物語集―知っておきたい代表作10


この本は、タイトル通り、知っておきたい代表作10作を、やさしく紹介してくれています。

例えば、「ロメオとジュリエット」「リア王」「オセロ」です。どれも聞いたことはあるタイトルかと思います。

この本はかなり平易な言葉で書いてくれているので、小学生や中学生の読み物としてもおすすめです!

かといって、大人が読んでも、十分ためになる本なので、シェイクスピアの書いた物語を簡潔に知りたい、という方にはおすすめです!


内容(「BOOK」データベースより)
シェイクスピアの芝居は四百年の時を超えていまも世界でくりかえし上演されています。それほどまでに人びとに愛されるシェイクスピア作品の魅力とはなんでしょうか。名文で知られるイギリスの女流作家ジェラルディン・マコックランが、シェイクスピアの台詞を活かしながら、そのエッセンスを物語化し、魅力の本質にせまります。小学校高学年から。




シェイクスピアを楽しむために


こちらは以前、別記事で紹介した、阿刀田高氏の作品です。

阿刀田高氏の作品はどれも恐ろしく読みやすい文体なので、とてもおすすめです!

また、この本は、シェイクスピアの作品だけではなく、シェイクスピアという人物自体の紹介もしてくれているので、包括的に知ることができます!

↓文庫本

↓Kindle

ハムレット→悩んだ人、
ロミオとジュリエット→悲恋、
リア王→裏切られた王様、
ご正解! でも、もう少し知りたくありませんか?
【シェイクスピア】1564~1616(ひとごろしイロイロと覚えます。謀略・発狂・嫉妬・情死、作品の登場人物は、考えられる限り様々な理由でこの世を去ります)。誕生日と命日は同じ4月23日。欧米の大衆娯楽演劇の原点、ハリウッドで最も売れている脚本家、世界で一番有名な作家です。
名前は知っているけど、作品も大体見当がつくけど……、という方のための〈アトーダ式〉解説本。


ちなみに、この作者の阿刀田高氏についてはこちらのnoteで触れているので、ぜひこちらもご覧ください!



あらすじで読むシェイクスピア全作品


この新書は、タイトル通り、シェイクスピアの作品40種以上を、あらすじとともに紹介してくれています!

あらすじだけではなく、登場人物の相関図、作品の背景、鑑賞のポイント、作中の名台詞も紹介してくれているので、これらを読むだけで要点がつかめるので、これ一冊を読んでおけば、シェイクスピア作品の全容を把握できます。

また、これらを読んで興味を持った作品だけについて、別途個別にきちんと全文読む、というとっかかりにもなりますので、個人的にはこの新書は今回おすすめする中で一番おすすめです!!

内容(「BOOK」データベースより)
『マクベス』って、結局どんな話?「最悪だなどと言えるうちは、まだ最悪ではない」って、どの作品に出てくるセリフだった?日本人は意外と知らない。欧米人は、誰もが知っている。それが、シェイクスピア!これ一冊で、シェイクスピアの作品世界が見渡せる…戯曲40作品、さらに詩作品も収録。




日英対訳『英語で読む シェイクスピア四大悲劇』英文朗読音声・解説付き


これは、英語を学びながら、シェイクスピアの四台悲劇・ハムレット、オセロー、リア王、マクベスを読むことができるのです!

左ページに英語、右ページに日本語がついているので、照らし合わせて英語の勉強ができます。

また、全文にネイティブのスピーキングの音声がついているCDも付属しているので、リスニングの勉強もできますし、あるいは音声だけを聞いても、シェイクスピアの作品を理解できます!

ただ単に英語を勉強したり、シェイクスピアの作品を知ったりするのではつまらない! という人に、一石二鳥の本です!

ルネッサンス時代イギリスで一世を風靡し、以来世界中で愛され続けてきたシェイクスピア。彼が残した物語の数々から、四大悲劇「ハムレット」「オセロー」「リア王」「マクベス」を収録。現代のイングリッシュ・ネイティブでも理解が難しいという400年前の戯曲を、ラム姉弟が読みやすくノベライズ…したものをさらに読みやすく書き下ろしました。シェイクスピア初心者にも英語初心者にもやさしい英語と対訳日本語で、卓越した心理描写が光る悲劇の最高峰を堪能してみてください。
【本書の特徴】
・本書は、シェイクスピアの四大悲劇をやさしい英語で書きあらためた本文に、日本語訳をつけました。左右ページは、段落のはじまりが対応していますので、日本語を読んで英語を確認するという読み方もスムーズにできるようになっています。
・各ページの下部には、英語を読み進める上で助けとなるよう単語・熟語の意味が掲載されています。
・鹿児島県立立川薩清修館高校の出水田隆文先生による英語解説付き。TOEICや実際のビジネスの場にも頻出する表現や重要語彙を抽出し、解説します。
・本文の英文はアメリカの言語学者の指揮のもとMP3音声をCD-ROMに収録。


また、英語の学習についてはこちらのnoteでも紹介しているので、ぜひこちらもご覧ください!



世界のエリートがみんな使っているシェイクスピアの英語 


こちらは少し路線がずれますが、シェイクスピア関連ということで紹介します。

日本にもありますが、英語にも諺はあります。

有名なのは、

"That is Greek to me"

です。直訳だと「それは私にとってギリシャ語です」とよくわからない文ですが、意味合いとしては「それは私にはよくわからない」という意味です(ギリシャ語が難しいことから)。

これは慣用句、諺としてかなりよく使われていますが、実は元ネタは、シェイクスピアの作品なのです。

このように、現代英語にもかなり色濃くシェイクスピアの姿は残っているのです!

また、こういった諺や慣用句は、いわば一種の、わかる人にはわかる、エリート階層の共通知識としての役割をになっています。

そういった人たちとの対話や文章を読むために有用な本が、こちらなのです!

シェイクスピア、特に英語自体に興味のある人におすすめです!

シェイクスピアは「難解」というイメージがつきものですが、実際は英米の日々の生活の中に彼の言葉は生きていて、ニュースや新聞、雑誌、映画などで多用されているのが現実です。英米の大学を卒業した人のみならず、非英語圏のエリートはしっかり勉強して一般教養の一つとして知っています。
例えば、『マクベス』の中で夫をけしかけ悪事を働くマクベス夫人(Lady Macbeth) は、「残忍で陰険な策略家の女性」の代名詞としてよく使われます。オバマ政権の政策によく口を出しているオバマ夫人は、「マクベス夫人よりも野心家だ」(She is more ambitious than Lady Macbeth.) と言われています。その前はヒラリー・クリントンも同じように評されていました。
このように、シェイクスピア作品の英語は日常の言葉の一部となっていて、これがわからないと英語の理解も表面的なものになってしまいます。本書は、今までに使われてきた実例をふんだんに挙げながら解説をし、シェイクスピアの英語とその周辺世界をより深く理解できる1冊となっています。
言葉の意味をよりよく知って、ぜひ使いこなしてみてください!



番外編:7人のシェイクスピア(漫画)


様々な身分のストーリー、多種多様な表現、視点がシェイクスピアの魅力ですが、これらを書けた理由について、シェイクスピア複数人説というものがあります。

つまり、シェイクスピアはペンネームで、その一つのペンネームを様々な出自の作者が使っていた、という説です。

その説をベースに、当時のイギリスの時代考証を交えながら書かれたのが、この漫画です。

内容(「BOOK」データベースより)
舞台は16世紀、空前の演劇熱に沸くロンドン。片田舎に育った無学の青年・ランス(W・シェイクスピア)は、個性豊かな仲間たちの才能を結集し、芝居の脚本を書き始める。それは、1本のペンだけを武器とした“革命”だった――! 絶対的格差のなかで“自由”を求めた、7人の文豪たちの熱筆疾風録!!!



いかがだったでしょうか。気に入るシェイクスピア関連の本は見つかりましたでしょうか?

他にも本を紹介しているので、ぜひこちらからご覧ください!

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また、Amazonで私の書いた小説や体験記を電子書籍として出版しているため、下リンクからぜひご覧ください!

https://www.amazon.co.jp/s?i=digital-text&rh=p_27%3A%E6%9C%88%E8%A6%8B%E9%87%8C+%E5%AD%A3%E6%A8%B9&s=relevancerank&text=%E6%9C%88%E8%A6%8B%E9%87%8C+%E5%AD%A3%E6%A8%B9&ref=dp_byline_sr_ebooks_1
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