マガジンのカバー画像

コロナ禍の食卓を豊かに

11
料理、お酒、食器、コロナ禍でもお店のように楽しめる豊かな食卓を創るための記事をまとめました。
運営しているクリエイター

記事一覧

オフィシャルHPをアップしました。

オフィシャルHPをアップしました。

今回はお知らせです。

本年の6月10日に法人化し、株式会社 パディーズを設立いたしました。

そして先日、この会社と代表である太田のHPをアップしました。

これまで個人事業で、飲食店のコンサルタントやライターとして活動してきましたが、法人のクライアント様がかなり増えてきたり、事業規模の大きなご依頼も増えてきました。
また、今度は他の分野への事業にも挑戦することになりそうですので、改めて、私太田

もっとみる
再び、ご報告です!

再び、ご報告です!

先日、盲腸になり保存療法でおおむね治って退院したのですが、すぐにぶり返したようです。
また、投薬治療でもいいレベルなのですが、サポートしているクライアントさんの新規開業と再発が重なったりしたら、本当にご迷惑をかけることになるので、明日
必要のない盲腸の摘出手術を受け、1週間で復帰する予定です。

ここ1週間、大変ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします!

大病でもなんでもないので、

もっとみる
コロナ禍の食卓を豊かに⑨  料理の塩加減で人に伝わるもの

コロナ禍の食卓を豊かに⑨ 料理の塩加減で人に伝わるもの

家で料理をするとき、塩加減を迷うことがよくあると思う。

食べる人も一番感想を言いやすいところなので、薄いだの濃いだの色々といってくるだろう。


もちろん美味しいと感じるには、塩加減はとても大事だ。
そして、この塩梅の難しさは年齢や好みによっても、はたまた、その前に何を食べたかによっても大きく左右されてしまうところにある。

話が変わってしまうが、僕は高校生の時、居酒屋でアルバイトをしていた。

もっとみる
コロナ禍の食卓を豊かに⑧〜情報が多すぎる美味しい天ぷらの揚げ方〜

コロナ禍の食卓を豊かに⑧〜情報が多すぎる美味しい天ぷらの揚げ方〜

「美味しい天ぷらの揚げ方」と検索するとさまざまなコツと言われるものが出てきます。

あまりにも多くて何が本当なのか? 
また、色々試してみても、うまくいかない?
もしくは、教え通りにするのが大変で家庭での再現性が低いことが紹介されていることが多いようです。

 

そこで、色々と世にでているコツ、やり方、レシピの中で、これだけ最低限やれば美味しくできる点を整理してみたいのです。

 

パッと検索

もっとみる
コロナ禍の食卓を豊かに⑦ 〜今だからできるいい食材の買い方〜

コロナ禍の食卓を豊かに⑦ 〜今だからできるいい食材の買い方〜

このコロナショックで一つの恩恵がある。
生産者や仲買業者は本当に苦労されているが、今回の騒動で素晴らしい食材を普段より安く手にすることできる。
以前にもふれたが、これを機会にぜひ家庭で本物の食材をためしてみて欲しい。

この記事を参考にして下さい。

予定のくるってしまった生産者とても気の毒な話だが、今年こそある程度の生産調整はできていたとしても、普段通りの出荷量に遠くおよばず、生産したものが残っ

もっとみる
コロナ禍の食卓を豊かに⑥ 〜便利だから失っているもの〜

コロナ禍の食卓を豊かに⑥ 〜便利だから失っているもの〜

今日、こんなツイートをした。

生活の中で便利だからという理由で道具や材料を選ぶことは、もちろん
間違ってはいない。
でも、それによって失っているものがあることは覚えていておくべきだ。

家庭の日常生活のことで、こんな話をするのは少々、大袈裟かもしれないがちょっとした選択で何かを失うことは、ちりも積もればだいぶ違うものになる。
抽象的なので、具体的に話していこう。
今回は炒めるという調理法を取り上

もっとみる
コロナ禍の食卓を豊かに⑤ 食材を殺さないピーラーの選び方【皮むきの極意】

コロナ禍の食卓を豊かに⑤ 食材を殺さないピーラーの選び方【皮むきの極意】

ここ10年で皮むき・ピーラーは家庭に必ずある道具として地位を確立しており、いろんな商品が売られています。
どの家庭にも1つはあるでしょう

。

しかし、100円ショップがどの街にもあることからか、あっという間に粗悪なものがスタンダードになってしまいました。



この皮むき・ピーラーは主に野菜の皮をむく時に、包丁の技術的なところを補ってくれることと手間を省くことから重宝されていると思いますが、割

もっとみる
コロナ禍の食卓を豊かに④スーパー万能調味料「魚醤」のスゴさ

コロナ禍の食卓を豊かに④スーパー万能調味料「魚醤」のスゴさ

魚からできた 醤【ひしお】と書いて、「ギョショウ」

パッと何のことか、すぐ分からない人もいるかもしれないが、一番知名度の高いものとなると、タイのナンプラーなのかもしれない。

 しかし、この魚醤は世界中に存在する。

ベトナム → ニョクマム
イタリア → コラトゥーラ
フィリピン → パティス
中国・台湾 → 魚露
 あげれば、キリがない。

イギリスのウスターソースにも魚醤が入っているし、古

もっとみる
コロナ禍の食卓を豊かに③  常温のうまさを知る

コロナ禍の食卓を豊かに③ 常温のうまさを知る

世界的に見るとビールをキンキンに冷やして飲むのは、アジアに多く見受けられることがわかる。
特に日本は、お酒全般をしっかり氷などで冷やして飲むことが多い。
やはり日本の気候によるところが多いのだ。

最近ではだいぶ飲まれるようになってきたが、日本は湿度の高い地域が多いことからエールタイプのつまり、ちゃんとした濃厚なビールは好まれることは少なかった。
 

それが、料理ジャンルの多様化とエアコンの普及

もっとみる
コロナ禍の食卓を豊かに②「錫ちろりと日本酒の最強タッグ」

コロナ禍の食卓を豊かに②「錫ちろりと日本酒の最強タッグ」

「ちろり」と聞いてすぐに何のことだか分かる方は少ないかもしれません。

居酒屋、和食屋さんで見かける日本酒用の酒器なのですが、今回は、その中でも錫(すず)で作られた「ちろり」をご紹介したいと思います。

 

数ある酒器のなかで圧倒的な存在感であり、初めてこの「錫のちろり」でお酒を飲んだ時は、
「この口当たりといい、柔らかさといい、なんだこれは!」
と身震いがするほど美味しいものでした。

 

もっとみる
コロナ禍の食卓を豊かに①「麺の茹で方の極意」

コロナ禍の食卓を豊かに①「麺の茹で方の極意」

家族4人分のパスタ、そばを一度に茹でることは家庭で頻繁にある。

茹で時間は、購入した麺類のパッケージに書いてありますが、
この通りにやってちゃんと茹でられていますか?

 
 
記載されているパスタの茹で時間はが8分だとしても、この8分ではまだ芯が残ってしまうことがある。(アルデンテ以上の芯です。)

また、お店で出されるものと違って、麺がベトついていたりムラがあったりということが本当によくある

もっとみる