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#マネジメント

部下に質の高い「疑似体験」をさせる

部下に質の高い「疑似体験」をさせる

縦軸に「できる」「できない」
横軸に「やりたい」「やりたくない」

こんなマトリクスを教わりました。縦軸はマネジメントの視点(評価)であり、横軸はスタッフや選手の視点。やりたいかやりたくないかにかかわらず、「できる」スタッフや選手が組織の中心を担います。一方「できない」人は淘汰(契約満了)されていくのが世の中の道理です。

「あなたは一体どこにいますか?」

このマトリクスを提示して、スタッフや選

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組織の空気を一変させる「フィードバック」

組織の空気を一変させる「フィードバック」

最近、めちゃくちゃ熱い人に出会いました。サッカークラブのコーチをしている人。Aさんとしておきましょう。結果が出ないチームを立て直すべく声をかけてもらったとのこと。彼の存在がチームに活気を伝えて「雰囲気が変わった」と周囲の驚く声が聞こえてきます。彼が加入した2試合で勝ち点は4。上々の結果だと思います。

「勢い」しかない。彼がよく口にする言葉です。謙遜が十二分に入り混じった言葉だと思いますが、私はそ

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日記(note)を書く効果とは?

日記(note)を書く効果とは?

失敗は誰にでもあり、自分にも失敗経験がたくさんあって、失敗をしたくないのであれば、何もしないに尽きる。それくらい、「人が動けば必ず失敗する」のは真理だと思います。

マネジメントの目的は、一人ひとりの人間の強みと知識を生産的たらしめること。

ドラッカー氏の言葉です。もしあなたがマネジメント職にあるなら、部下のアイデアを尊重したり、協調性を重んじたり、コミュニケーションを通して、個人的職務体験を高

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感情や心境が仕事の成果を左右する

感情や心境が仕事の成果を左右する

インナーワークライフとは「個人的職務体験」のこと。ビジネスの成功と本人の幸せを両立させるためには、ポジティブな感情、強い内発的なモチベーション、仕事仲間や仕事そのものへの好意的な認識を育める環境を作り出すことが大事です。

「進捗の法則」とは、「やりがいのある仕事が進捗すること」であり、マネジメント職の人が部下の進捗をサポートすることで、部下のモチベーションや内発的動機を高めることにつながります。

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科学的根拠をもって毅然とした行動を

科学的根拠をもって毅然とした行動を

電車では、周囲を見渡せばけっこうな確率で多くの人がスマホを見ています。通勤時間での混雑はかつてほどではないにしろ、今もわりとスペースがない。そうなると余計に人は携帯電話に没頭するようです。行動制約理論では次のように報告しています。

人間は自分だけの物理的空間を侵略する人たちが増えるほど、それに順応して内向きになり、周囲の社会的・物理的な状況から提供されるものを排除する。

スマホは個人的な空間に

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ビジョンを浸透させる仕組みづくり

ビジョンを浸透させる仕組みづくり

西野亮廣エンタメ研究所というオンラインサロンに入って、もうかれこれ4年くらいになります。吉本興業の転職したのは偶然ですが、前職のころからブログや著書などを熟読しはじめて今にいたります。Voicyは毎日の習慣に。YouTubeをダラダラ見ていると、アルゴリズムによって西野さん関連の動画がおすすめにアップされて、それられも目を通しています。

こうやって師事する方の発信をおっていくと、その人のビジョン

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うるさい人ほど身近に

うるさい人ほど身近に

難癖をつけてくる人、口うるさい人。できれば近寄りたくないですよね?何かを検討しているとき、そして自分の考えが明確なとき、できれば賛同、同意してくれる人に側にいてほしい。ところがこの姿勢はリスクを高め、成功の確率を下げる可能性があるとしたらどうでしょうか?

日本は相対的に「声を上げることに抵抗を覚える」度合いが強いことは、ホフステードという社会心理学者が数値化して明らかにしています。そして同時に、

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「全体」の構成要素である「部分」をいかにマネジメントするか?

「全体」の構成要素である「部分」をいかにマネジメントするか?

今年最後の打ち合わせ。
イベントの振り返りでした。

コロナ禍において
4ケタ万円の協賛をいただき、

数多くの芸人とJリーガー
をキャスティングした巨大コンテンツ。

表面的には及第点だったとしても、
本質的な課題は少なくありません。

プロデューサーとして何をすべきか。

組織のマネジメントにおいて
やるべきことと、やるべきではないことは、

一般論として
把握はしていたものの、

現場は生き

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リーダーの「想像力」がチームを成功に導く

リーダーの「想像力」がチームを成功に導く

年末のビッグイベントが間近に迫り、
細部を詰めているところ。

投げられたボールは
その日のうちに投げ返していますが、

次から次へとやるべきことが表れてきて
終わりがなかなか見えません。

ですが毎日少しずつ前進している感覚
を楽しんでいます。

昨今の状況により、
前例を覆さざるをえないことばかり。

去年までの常識が
全く通用しなくなりました。

だからこそ新しい取り組みがうまれ、
新しい成

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