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令和5年の記録

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令和5年の京都で過ごした1年
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動き出し

動き出し

ようやく週明けからマスク解禁がアナウンスされ、コロナ前の日常が戻ってくるだろう。今週、ライブに行ってみると完全に声出し解禁、もうコロナ前のライブと同様の光景であった。今年の終わりには「コロナってなんだったんだろうね」と振り返ることになるだろう。

一方で、この数年で路線変更を余儀なくされた人も多かったはずだ。各自変更した路線で人生は進む。もう後戻りはできない。そして、ここから、その答え合わせが始ま

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異物感

異物感

3月になり、一気に春の訪れを感じる。フルマラソン後、今週からランニングも再開し、仕事も新たな期がスタート。今期はどんな成果を残せるか?とても、ワクワクする。我ながら、社会人スタートから全く飽きずに「仕事」を続けていられるのは職人気質があるからなのだろうか。変化の激しい現代社会において、一つの職種しか実務経験がない人材は、どう評価されるようになるのだろう?と、ふと思ったけど、そもそも世間の評価などに

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これからの一般人に出来る仕事とは

これからの一般人に出来る仕事とは

今週、NotionAIが公式リリースされた。

Alexaの登場あたりからAIのテクノロジーが身近になってきた感じがあったが、それ以来の衝撃だろうか。どうやって日々の生活を便利にするか、興味がある。

ただ、事実かどうかはやっぱり難しい。真相は確認する必要がある。

日々、テクノロジーは進歩しているのに、ニュースを見ても労働時間は減らないし、給与も上がらない。物価は上がる。一部のテック企業勤務の方

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フルマラソン後の世界

フルマラソン後の世界

コロナがあり、ちょっとお腹の肉が気になるお年頃、ということもあり、ダイエット感覚でランニングに本腰を入れ始めて約半年。無事目標体重を達成し、マラソンの魅力に気づき始めていた頃、京都へ移住した夏、3年ぶりに京都マラソンが開催されることを知った。

フットワークが軽い自分は「まあ、なんとかなるだろう」の精神でフルマラソンに申し込んだ。「めちゃくちゃフルマラソンを走りたい!」とかではなかった。ただ、京都

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味わい深い3ヶ月

味わい深い3ヶ月

ここ3ヶ月位、2週間に一度、会社からの福利厚生で内省支援というか、コーチングのようなものを受けさせてもらっている。「合う人には合うけど、合わない人には合わない。」と事前に聞いていて、半信半疑で始めてみたが、自分には良い効用があったようで、この3ヶ月、自分の思い込みや弱点を認識しながら、コトに向き合えてきていると思う。

その振り返りの中で「味わい深い3ヶ月だったんですね」というコメントがあった。な

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実行力

実行力

京都に引っ越してきて、もうすぐ1年が経つ。会社の期末も2月だからなのか、3月以降の方針について考えを巡らす時間が多い。京都に引っ越して1年はとにかく楽しもう!と家計もあまり顧みずに突き進んできたが、後々のことを考えると、家計管理にも手を本格的につけないといけない。色んな相談事に乗ることが多い仕事柄なのか、ふと、お客さんのことを考えている時間も多い。結果、実行にかかる脳内リソースが不足する。

今年

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月間200km走ってみての変化

月間200km走ってみての変化

京都に引っ越してきた記念にフルマラソンでも出場してみようと、京都マラソンを申し込んで数ヶ月。10月末にはコロナに見舞われ、11月は後遺症に悩みながら、ようやく回復した12月。本気出してトレーニングということで「フルマラソン完走」を目標に、先月はひたすら走り込んだ1ヶ月でした。最後の方は疲労が回復しきっていないのかタイムも伸び悩んだものの、なんとか200km達成。ガチのランナーからすると大したことな

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生まれて始めて30km走って感じたこと

生まれて始めて30km走って感じたこと

30kmランのゴールに設定していた平安神宮で見たのは、その日「成人の日」を祝う新成人の姿だった。ボロボロになった姿で新成人の中をかき分けながら自宅で変えるのは非常に気が引けたが、もう少しゴール設定に気を使えば良かったなと後悔した。

20kmまでは快調に飛ばし、気分も上々。楽勝かなと思っていた瞬間、ここ1年半相棒だったFitbitが突然壊れてから一気に雲行きがおかしくなった。みるみるうちにペースが

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もっと歴史を学ばないとならない

もっと歴史を学ばないとならない

前日遅くまで飲んでいたが、眠い目をこすりながら、チャリを飛ばし、午前中の映画館に足を運ぶ。充実した休日のスタートとなる。チャリ圏内に映画館があると人生が充実するのはこれまでの人生で実証済みだったが、2023年の鑑賞体験も良いものにしていくべく、新年初映画はこれにしよう!と昨年暮れから決めていた。

時を遡ること18年前。高校から第二外国語必修ということで、英語もままならないのにもう一つ言語を勉強し

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悲喜交々

悲喜交々

京都に引っ越してきて初めての冬。京都の冬を過ごすのは人生で2回目だが、当時は大阪に住んでいたため朝から晩まで京都の冬を過ごすのはもちろん初めて。記録的な大雪で、そういえば、卒業旅行で訪れたイギリスで過ごした冬も記録的な大雪だった。自分は雪についているのかもしれない。そんな大雪でスタートした今週は、悲喜交々、一人の人間として、様々な感情に触れることができた1週間だった。

「人の転機に深く関わりたい

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倫理観

倫理観

昔から「なぜ人はその行動を取るに至ったのか?」その背景にめちゃくちゃ興味がある。

なぜか、いくつかのコミュニティでは、いわゆる「優等生タイプ」に見られることが多い人生だったが、当の本人としては自由に生きているだけで、あまり他人の動向を気にしたことがない。自分の意志で決めたことしかやり抜けない自分は、むしろ優等生というよりは劣等生で、せめて人様に迷惑をかけることはないようにしようと、粛々と生きてき

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花降る空に不滅の歌を

花降る空に不滅の歌を

フラッドが京都に来ていた。残念ながらチケットは買えなかったけど、オンラインで配信してくれた。本当に良い時代になったものだ。

数年前、仕事に、人生に、悩んでいた時に、そっと背中を押してくれてるとかじゃなく「そんなんで良いのかよ!クソが!」って感じで力強く背中を押してくれたのがフラッドだった。今、悩みはない。目の前のことをやるだけだ、っていう整理が出来ている。そんな気持ちで今、フラッドの音楽に向き合

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BGMになるなよ

BGMになるなよ

京都に引っ越してきてから、ランニングを通じての街歩きだけでなく、ほろ酔い気分で歩きながら家に帰るのにとてもハマっているが、昨日の帰り道、ハンブレッダーズを聞きながら帰ったら、ふいに泣かされてしまった。

なんで、最近聞き始めたばかりなのに、彼らの楽曲は、こんなに懐かしいのだろう。

生きててよかった
そんな夜はいくつもあったけど
一番すばらしい夜は
きっとまだ来てないんだ

青い。青すぎる。まぶし

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集中力

集中力

桜の季節が終わる。1月は行く、2月は逃げる、3月は去るとは言うものの、目まぐるしく時は流れ、あっという間に4月となった。

言い方は良くないかもしれないが、この3ヶ月間「モグラ叩き」のように、次から次へと現れる仕事を叩いて叩いて先へ進める。前に進んでいるのか分からないが、叩けたときは気持ちよくて、それでも、根本的な解決にはつながっていない気もしながら、日々は流れていく。

「成功報酬」という課金体

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