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スタートアップ企業向けの人材紹介をしながら、親身に日々、関わっていただける皆様の相談に…

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スタートアップ企業向けの人材紹介をしながら、親身に日々、関わっていただける皆様の相談に乗っております。noteでは読みたいことを書いていこうと思います。(試行錯誤中です。)2022年春、大好きだった京都に移住しました。

マガジン

  • 令和5年の記録

    令和5年の京都で過ごした1年

  • 音楽の記録

    2006年から続く自身のライブ参戦記録と好きなバンド/アーティストについて

  • 令和4年の記録

    令和4年にあった試行錯誤の日々

最近の記事

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1000人の転職相談に乗ってみての変化

今週「スタートアップ企業向けの人材紹介」という仕事を始めてみて、面談してきた方が1000人を超えました。ちょっと自分の中で節目ということも有り、少しここ数年の変化を振り返ってみようと思います。 この仕事を始めるとき、未経験の自分を雇うことを決めてくれた当時の社長は「一度はエージェント業に身を置きながら離れてしまう方が多いことにもさみしさを持っています。」と話していました。 それから、早5年。確かに、一緒のタイミングでこの仕事を始めた人の多くは別の仕事に就いたり、別のアプロ

    • 風景そのものを「獲得」する

      昨日から京都では「京都国際写真祭」がスタートした。 京都に移住してから過去2年参加し、写真そのものというよりは、誰もがスマホを持ち歩き、写真家であるこの時代になお、写真を通じて表現することに挑戦し続けている「人」に興味があり、今年はボランティアにも少し参加することにした。 同じ写真祭でも毎年テーマが異なり、自分自身が常日頃考えていることも2年間で変化があったと思う。今年のテーマはSOURCE。東京という街のアンチテーゼ的なものが多く点在している京都という場所がそうさせたの

      • 京都で3度目の桜を見た

        京都に移住して3度目の桜。「なぜ日本人が桜に惹かれるのか」AIに聞いてみたら、なかなかにうまくまとまっていると思う。AIすごい。 今年は例年より桜の季節がずれてくれたおかげで、東京出張と重なり、皇居の桜まで楽しむことができた。 歳を重ねる毎に、桜を見る気持ちも感慨深くなる。20代の頃は、桜を使ったコミュニケーションや、花より団子の気持ちが強かったが、30も半ばに差し掛かり、少しは大人になってきたのだろうか。以前と、感じ方が全く違う。 2年前は、とにかく初めて見る景色にワ

        • オッペンハイマーを見る前にインプットしておきたかった事

          いよいよ日本で公開された「オッペンハイマー」。とにかく最短で見に行きたく、映画館に足を運んだ。京都に引っ越してきてから、歴史を感じさせられる場面が多く、知らないことに出くわすたびに「歴史をもっと知らないといけない」という焦燥感に駆られる中で、ずっと気になっていた本作。 安直に感想を述べることが憚られる作品であり、色々思うところがあったが、映画を見た後、消化不良もあり気になって見たものを淡々と記録のために載せておきたい。 そもそも史実があるので、それぞれ見てもいわゆる「ネタ

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        1000人の転職相談に乗ってみての変化

        マガジン

        • 令和5年の記録
          52本
        • 音楽の記録
          113本
        • 令和4年の記録
          52本

        記事

          現役キャリアコンサルタントが選ぶ、明日の糧になるキャリア論5選

          毎年、春にかけてキャリア相談の数は増える傾向にあります。色々、きっかけは個々人あると思うのですが、春は卒業や異動など新しい環境に身を置く方も多く、周囲の変化に「自分もそろそろ・・・」と、自然流れで自身の進退を考えやすいのかもしれません。 ちょうど日経新聞とnoteの企画が「#転職体験記」でしたが、1か月の期間内で約3000件の応募ということで「みんな自分の転職について語りたいし、誰しも身近だからこそ盛り上がりやすい」のだろうなと思いました。転職に限らず「キャリア論」というの

          現役キャリアコンサルタントが選ぶ、明日の糧になるキャリア論5選

          京都に2年住んで見つけた”粋な商い”

          2年前の春に京都に移住してから、早いもので2年が経ちました。移住の際の気持ちを綴ったnoteを記念に以前まとめてもらいました。(ありがとうございます!) noteを巡っていると、同じようにここ数年で京都に移住された方の発信が多く目につき、自分と同じような気持ちで、それぞれの京都の生活を楽しんでいる人がいるのか、と思うと、非常に嬉しい気持ちになります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー ▼noteで見つけた京都移住した方々(みんなそれぞれこだわりを持って暮らしている様子が

          京都に2年住んで見つけた”粋な商い”

          芳醇な人生レシピ

          人生は思い出作りでしかない、そんな他愛も無い話から始まった1週間の東京滞在。なんでそんなことをふと思ったのかなと思ったが、多分、元々の気質に加えて、この本あたりの影響だろう。 DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール https://amzn.asia/d/12Cdlep 朝令暮改、組織の方針の変更や変化には最早慣れすぎていてそれ自体は何とも思わなくなり、一時期は変化した環境に必死についていかなければならない、何とかしなければいけない、という謎の

          芳醇な人生レシピ

          京都でのキャリアブレイク

          「人の転機に携わってみたい」 人生の岐路に10年以上、形は違えど立ち続け、それぞれ一人一人、家族ごとの多様な人生があり、その交差点から見える景色は様々だった。 今は、個人が発信する時代でもあるので、その人生模様がインターネット上には、これでもかと溢れている。それぞれになぜか自分の人生を重ねてしまい、余計な不安や心配、嫉妬や欲望が生まれるのも無理はない。 ただ、時にはそれが垣間見えることで、自分自身が勇気づけられることもあるのかもしれない。 「キャリアブレイク」という言葉

          京都でのキャリアブレイク

          諸法は縁によって起こる

          今年35歳になる自分は、自己投資もかねて楽しみにしていたICLの相談に行ったわけだが、まさかのレンズを入れる隙間がないということで、手術を拒否されてしまったのであった。以前、レーシック手術もNGだった自分にとって、まさに渡りに船、ICLには期待していたのだが、無理だったとは・・・ そんな傷心の中、訪れた東寺で見つけたのが「諸法は縁によって起こる」という言葉だった。何事も思いを尽くして思い通りにできたものでもなく、何も思わず勝手に出来てしまったものでもない。すべてはご縁による

          諸法は縁によって起こる

          悔しさつのる完走

          一年振りのフルマラソンが終わった。昨年、想像以上に過酷だが、沿道の歓声に励まされ、無事完走。 今年は自己ベスト更新を狙ったものの、昨年の自分には及ばなかった。 6時間の制限時間にギリギリ。走り込みが足りなかったのか、自身のコンディションを作り込めなかったのか、色々あるが、完走の喜びよりも悔しさがつのる。 昨年、前半飛ばし過ぎ後半失速したため、今回は後半にスピードを上げるネガティブスピリットでトライした。 しかし、蓋を開けてみると、後半になって、全くスピードが出ない。こ

          悔しさつのる完走

          22年前の映画

          誰におすすめされたのか、もはや覚えていないが、多分自分に合うのではと思ってもらえたのだろう。見たい映画リストに入っていたゴーストワールドが、22年振りに全国ロードショーということで見てきた。 蘇る高校時代の記憶。映画のスタートで、マンションを一部屋ずつ映すシーンがあったが、当然、一人ひとりの人生があり、他人からみれば、それぞれ取るに足らないストーリーである。なので、ここでは余計なことは書かないが、動画はオープニングムービー。インド映画からきているらしい。劇中の話とつながる。

          22年前の映画

          哀れなのは誰だったのか

          話題の「哀れなるものたち」を見た。 (※)これから少しネタバレを含みます。 エマ・ストーンの演技や趣向を凝らした壮大なセットや映像美の数々はもちろんのこと、今の世の中を風刺していて、変に余韻が残っている。 ヒロインの設定はフランケンシュタインを思わせるもので、フランケンシュタインの作者も女性、しかも波乱万丈な人生を送っていたことから、強く影響を受けているとみて間違いないだろう。 出てくる人物たちは全員見事に「哀れ」だった。 この「哀れ」という言葉自体、非常に多くの意味を

          哀れなのは誰だったのか

          あるはずだった、もう一つの未来

          「不退転の覚悟」という言葉がある。元々「不退転」とは仏教で使われる言葉だそうだ。「不退転に住す」という言葉もあり、これは生きているときに、仏の力によって絶対の幸福(絶対に変わらない幸福)になったことを言うらしい。とすると「絶対に幸せになることを決めて、腹をくくる」そんな意味合いも見えてくる。 数年前、不退転の覚悟があったわけではなかったが、悩み抜いて(悩み抜いた気になっていただけだった、と後で気付くわけだが)入社した会社を辞め、新しい会社に移った。あっけなく入社した会社はそ

          あるはずだった、もう一つの未来

          実証実験の日々

          映画「PERFECT DAYS」を見た。じっくり向き合って、噛み締めたい映画だった。平山みたいに生きたい人は多いのではないか。でも、現実は目まぐるしく変わり、なんのために変化しなきゃいけないのか、目的を見失ってしまうことも多い気がする。映画の中でも、ルーティンを崩され動揺する平山の姿があった。 馴染みの鴨川でも実証実験を行っていた。京都も変わる。市長選も近い。賛否両論あるのだろう。良い方向に変わっていくことには賛成だが、誰もが変化に適応できるわけではない。誰しもにとって良い

          実証実験の日々

          映画への向き合い方を再考する

          2023年は約30本の映画を見たようだ。月2本以上を見ている。おそらく、映画好きの部類になるだろう。もちろん、もっと見ている猛者はいるが、まあ読書と同じようなもんで、こういうのは、人と比べるようなものでもないだろう。 日本では年間1000本以上の映画が公開されており、どんな映画好きでも全てを追うのは無理だ。良い監督や脚本、俳優との出会いがあると過去作品を掘る動きも進めたくなる。また、良い映画館を訪れると、そこで上映されている他作品も気になってくる。もちろん、自宅でや移動中の

          映画への向き合い方を再考する

          DAY1

          週1回、noteでの振り返りがすっかり習慣になってから3年目を迎える。 自身を取り巻く「音楽」との関りをダラダラと書いた雑記も100本を超えた。 我ながら、暇を持て余しているなあと思う。それでも、細々と書き続けているとnote上での交流や出会いからの学びを得ることも多く、ダラダラ流れていくタイムラインと、最近流行りのショート動画を見ているよりも振り返りが進んで良い。(ショート動画、面白いですけど。笑) 思い返してみると、元々、このnoteは「誰かに何かを伝えたい、発信し