takuzin

今年35歳になる既婚男性。noteでは読みたいことを書いていこうと思います。(試行錯誤…

takuzin

今年35歳になる既婚男性。noteでは読みたいことを書いていこうと思います。(試行錯誤中です。)2022年春、大好きだった京都に移住しました。ビジネスが好きです。

マガジン

  • 音楽の記録

    2006年から続く自身のライブ参戦記録と好きなバンド/アーティストについて

  • 令和5年の記録

    令和5年の京都で過ごした1年

  • 令和4年の記録

    令和4年にあった試行錯誤の日々

最近の記事

移行期間4~8週目

前回、noteを書いてから1カ月が過ぎた。ここ1カ月の大半は東京で慌ただしく過ごし、ようやく京都へ戻ってきた。 東京では、なるべく多くの街へ出歩き、多くの人と会い、新しいカルチャーに触れるようにして過ごした。自分の感性を信じて、赴くままに行動をする。それは、なかなか日常生活で許されることではない。特に仕事が休みだったわけではない。もちろん、真剣に仕事をしていたが、捉え方が過去の自分と異なる。正解を探すわけではなく、正解を作っていく仕事。それは、手触り感があり、難易度も高いが

    • 移行期間3週目

      今週、例年よりも遅い梅雨入りとなった。今まで気にしたことがなかったが、パートナーが天気が悪いと気圧の影響で体調が悪くなり、不機嫌になることを考えると、年々梅雨が憎くなってくる。 個人的には雨はめんどくさいが嫌いではない。雨の京都は風情がある。 雨の京都の魅力に気づいたのは、2018年の梅雨だった。 6年前の梅雨、憧れの京都勤務を終え、いよいよ社内で行き場をなくした自分の気持ちは東京にあった。東京の会社、東京のベンチャー、自分らしく働く、自分らしいキャリアを築くんだ、そん

      • 移行期間2週目

        2017年、当時勤めていた大阪のオフィスでは万博を呼ぶぞ!と盛り上がっていた。会社を動かしている役員陣の世代からすると、幼い頃のレガシーであり、バブルが大人になってからの記憶だとすると、今なら高揚する気持ちが理解できる。 その会社は辞め転職した2019年、そこには東京オリンピックに湧く東京の姿があった。その後の顛末は、日本中が知るとおりだ。あまり、メダルの実績とかはその後、取り沙汰されない。オリンピックが終わったらマンション価格が暴落する、なんて適当な言説もあった。見事に外

        • 移行期間初週

          6月になった。梅雨に入る前の、貴重な季節を前にアクティブに動き回った1週間だった。 今年で終わってしまう味園ビルを味わい尽くす2024年になりそうである。宣言も込めて6月初週から来訪。お別れは寂しいが、いつまでも飲み続けるわけにもいかない。終わりが決まっているからこそ、メリハリをつけて、年内、できる限り通い詰めよう。 自分は「終わり」に敏感で、多分繊細なのだろう。ただ、色々なものを終わらせないと次には進めないことも分かっている。永遠がないからこそ、今が輝くという見方もある

        移行期間4~8週目

        マガジン

        • 音楽の記録
          114本
        • 令和5年の記録
          52本
        • 令和4年の記録
          52本

        記事

          ミナミ狂騒曲

          20代最後、周りが少しずつ人生を前に進めているのを横目に、自分は明らかに停滞していた。それは自分の心の持ちようであると今なら分かるが、当時の自分は混乱していた。自ら望んだことをしてきたはずなのに、徐々に軌道がズレていく。そして、なにが望みかも分からなくなっていた。 変化が必要だった。その時に、助けを求めたのが酒場だった。巷でよくある話だろう。多分に漏れず、早速、落ち着いた街から一転、ミナミの喧騒にあるシェアハウスに引っ越したのであった。 当時の会社内ではあまりそういった選

          ミナミ狂騒曲

          おわりの味

          今週は所用があり、大半を東京で過ごした。主要な目的は、仕事における「おわり」と「始まり」の再設計のため、ということになる。おわりの味をかみしめながら、始まりへの英気を養うことができた。 せっかくの東京だったので若き日の気持ちを思い出そうと「金の蔵」に足を運んだ。現在は池袋に1店舗、想像以上に混んでいた。一気に全国へ拡大したところから、この規模への縮小判断は忸怩たる思いがあったことだろう。 新しい始まりとして、麻布台ヒルズを訪れる機会にも恵まれた。新天地で頑張る元同僚たちの

          おわりの味

          7/23までにやること

          noteを週1回、欠かさず書く習慣を始めたのは2022年の年始からだった。最初は、自身の日々の学びを深めるために始めた。誰かに読んでもらいたい、とかでもないし、自分の学びになればそれで良い、そんなふうに思っていた。 noteを書き記し始めてから約3ヶ月。突然、人生は思わぬ方向に動き、京都に移住することになった。自分で目指して始めた「東京」でスタートした新生活はあっけなく幕を閉じた。そして、老後の夢と掲げていた「京都移住」が現実のものとなり、心の準備もままならぬまま荷物をまと

          7/23までにやること

          特集:行き詰まった時

          SNSで見かけて特集タイトルに惹かれ、衝動買い。執筆者の方々を拝見すると、とても多彩で記者や書籍店店主の他にも、アーティストの方や文筆家など、多くの方の「行き詰まった時」の話が載っている。 今年35歳、長らくインターネットの海の中にいる自分だが、各種SNSは殺伐としていることも多くなり、個人の趣向としては、noteはクオリティがバラバラで有料のコンテンツや「資本主義の匂い」が強くなってきたこともあり(上場したので仕方ないことだと思うが)、一周回ってまたこういった「ミニコミ」

          特集:行き詰まった時

          GW最終日を前に

          迎えたGW後半戦。平日中は仕事をしていたものの、通常業務よりもゆったりと時間が流れ、普段は会えない方や新しい出会いもありながら、充実した1週間となった。 先週に続き、意識しなければ右から左に流れてしまう出会いに敏感になりながら、記録していきたい。 4月のGWでボランティアが終わり、5月に入ってからは存分に写真祭を楽しませてもらっている。自身もわずかではあるがスタッフで参加したからこそ、当事者意識も生まれ、より貪欲に作品から学ぼうという変化が現れた。 二条城で見た「種」の

          GW最終日を前に

          今週出会ったモノ・ヒト・コトの記録

          都市で暮らすことの魅力として、多くのモノやヒト・コトとの出会いがある。とはいえ、一つ一つの出会いは、意識しなければ右から左に流れていき、いつしか何も感じなくなり、それが当たり前になってしまう。 すべての情報がスマホを介して手のひらの中にある時代になり、それよりも、自分にもたらされた一つ一つの出会いから何を気づくか、学ぶか。もはや即興で作り出す文章やユーモアセンス、レスポンス、戦略含めてAIに勝てないのは自明なわけで、それよりも一人ひとりが何の問いを立てるか?世界の何を感じ取

          今週出会ったモノ・ヒト・コトの記録

          親ガチャなんて言うけれど。

          ジェームス・モリソン(JAMES MOLLISON)という写真家がいる。KYOTOGRAPHIEの展示の一つで、世界中の子どもたちの「子ども部屋」から国際社会を垣間見ることが出来る。 「親ガチャ」なんて言葉がちょっと前に流行ったが、世界に目を向けると、そんなことなんぞ言ってられない壮絶な社会が垣間見える。また、FACTFULNESSでも明らかになったが、貧富や格差の問題は益々複雑になってきている。 大人は何をするにも自己責任、ということでいいのかもしれない。自分の出来る範

          親ガチャなんて言うけれど。

          風景そのものを「獲得」する

          昨日から京都では「京都国際写真祭」がスタートした。 京都に移住してから過去2年参加し、写真そのものというよりは、誰もがスマホを持ち歩き、写真家であるこの時代になお、写真を通じて表現することに挑戦し続けている「人」に興味があり、今年はボランティアにも少し参加することにした。 同じ写真祭でも毎年テーマが異なり、自分自身が常日頃考えていることも2年間で変化があったと思う。今年のテーマはSOURCE。東京という街のアンチテーゼ的なものが多く点在している京都という場所がそうさせたの

          風景そのものを「獲得」する

          京都で3度目の桜を見た

          京都に移住して3度目の桜。「なぜ日本人が桜に惹かれるのか」AIに聞いてみたら、なかなかにうまくまとまっていると思う。AIすごい。 今年は例年より桜の季節がずれてくれたおかげで、東京出張と重なり、皇居の桜まで楽しむことができた。 歳を重ねる毎に、桜を見る気持ちも感慨深くなる。20代の頃は、桜を使ったコミュニケーションや、花より団子の気持ちが強かったが、30も半ばに差し掛かり、少しは大人になってきたのだろうか。以前と、感じ方が全く違う。 2年前は、とにかく初めて見る景色にワ

          京都で3度目の桜を見た

          オッペンハイマーを見る前にインプットしておきたかった事

          いよいよ日本で公開された「オッペンハイマー」。とにかく最短で見に行きたく、映画館に足を運んだ。京都に引っ越してきてから、歴史を感じさせられる場面が多く、知らないことに出くわすたびに「歴史をもっと知らないといけない」という焦燥感に駆られる中で、ずっと気になっていた本作。 安直に感想を述べることが憚られる作品であり、色々思うところがあったが、映画を見た後、消化不良もあり気になって見たものを淡々と記録のために載せておきたい。 そもそも史実があるので、それぞれ見てもいわゆる「ネタ

          オッペンハイマーを見る前にインプットしておきたかった事

          現役キャリアコンサルタントが選ぶ、明日の糧になるキャリア論5選

          毎年、春にかけてキャリア相談の数は増える傾向にあります。色々、きっかけは個々人あると思うのですが、春は卒業や異動など新しい環境に身を置く方も多く、周囲の変化に「自分もそろそろ・・・」と、自然流れで自身の進退を考えやすいのかもしれません。 ちょうど日経新聞とnoteの企画が「#転職体験記」でしたが、1か月の期間内で約3000件の応募ということで「みんな自分の転職について語りたいし、誰しも身近だからこそ盛り上がりやすい」のだろうなと思いました。転職に限らず「キャリア論」というの

          現役キャリアコンサルタントが選ぶ、明日の糧になるキャリア論5選

          京都に2年住んで見つけた”粋な商い”

          2年前の春に京都に移住してから、早いもので2年が経ちました。移住の際の気持ちを綴ったnoteを記念に以前まとめてもらいました。(ありがとうございます!) noteを巡っていると、同じようにここ数年で京都に移住された方の発信が多く目につき、自分と同じような気持ちで、それぞれの京都の生活を楽しんでいる人がいるのか、と思うと、非常に嬉しい気持ちになります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー ▼noteで見つけた京都移住した方々(みんなそれぞれこだわりを持って暮らしている様子が

          京都に2年住んで見つけた”粋な商い”