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親ガチャなんて言うけれど。

ジェームス・モリソン(JAMES MOLLISON)という写真家がいる。KYOTOGRAPHIEの展示の一つで、世界中の子どもたちの「子ども部屋」から国際社会を垣間見ることが出来る。

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 on Instagram: "【ジェームス・モリソン JAMES MOLLISON】 「子どもたちの眠る場所」 "Where Children Sleep" Supported by Fujifilm 世界中のさまざまな境遇にある子どもたちのポートレートと寝室を撮影。子どもたちに影響を与える社会の問題、経済状況や親の価値観などを通して、子どもを取り巻く環境にまなざしを向ける。 📍京都芸術センター 🔘一般¥ 800 / 学生¥ 600 🔘11: 00 – 19 : 00 🔘休館日: 5月連休明けに臨時休館1日あり Photographing the children and their bedrooms from all around the world, the exhibition shares an insight into the children’s lives through the lens of social, cultural, and economic issues. 📍KYOTO ART CENTER 🔘 General ¥ 800 / Student ¥ 600 🔘11: 00 – 19 : 00 🔘CLOSED DAYS: Closure for 1 day TBC after the Golden Week holidays in May Credits: 1. Nemis, Montreal, Canada, from the series Where Children Sleep ©︎ James Mollison 2. Nirto, Dadaab Refugee Camp, Kenya, from the series Where Children Sleep ©︎ James Mollison" 240 likes, 2 comments - kyotographieMarch 18, 2024 on : "【ジェ www.instagram.com

【ジェームス・モリソン JAMES MOLLISON】

「子どもたちの眠る場所」
"Where Children Sleep"
Supported by Fujifilm

世界中のさまざまな境遇にある子どもたちのポートレートと寝室を撮影。子どもたちに影響を与える社会の問題、経済状況や親の価値観などを通して、子どもを取り巻く環境にまなざしを向ける。

上記インスタの投稿より抜粋

「親ガチャ」なんて言葉がちょっと前に流行ったが、世界に目を向けると、そんなことなんぞ言ってられない壮絶な社会が垣間見える。また、FACTFULNESSでも明らかになったが、貧富や格差の問題は益々複雑になってきている。

大人は何をするにも自己責任、ということでいいのかもしれない。自分の出来る範囲で、出来ることを日々やっている大人がほとんどだ。でも、子どもはどうだろう?自分の部屋さえ満足いくものがない子もいれば、溢れんばかりの親の愛情を受けられる子、若くして才能を発揮し、個性に磨きをかけても安全性が確保されている家庭で育った子。自身の将来が、未来が、どんどん切り拓かれていく子どももいれば、八方塞がりで、未来を信じようにも信じられない子どもがいる。

展示を見れば見るほど、幼少期、いかに自分が恵まれていたかを認識するに至った。

世界中の何百万という家族がひとつの部屋で一緒に寝ていたり、何百万という子どもたちが自分の部屋と呼べるような場所ではなく、むしろ簡易的な空間で寝ていたりすることを知ります。彼は、自分が眠り、成長するための自分だけの王国を持っていたことが、いかに特権的であったかを理解するようになりました。

公式サイトより(https://www.kyotographie.jp/programs/2024/james-mollison/)

34歳の自分は、まだ子どももおらず、好きな仕事をして、好きな場所に暮らして、何不自由なく日々を過ごしている。一小市民の自分が、こんな途方もない、世界の問題に気付いたとして、何が出来るのだろう?とも思ってしまうけど、それでも、世界に対しての認識を改めて、少しずつ、自分の行動を変えていくことで変わっていく未来にも期待したくなる。

今年で3回目の参加。もうすぐGW。楽しみ尽くしたい。


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