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7/23までにやること

noteを週1回、欠かさず書く習慣を始めたのは2022年の年始からだった。最初は、自身の日々の学びを深めるために始めた。誰かに読んでもらいたい、とかでもないし、自分の学びになればそれで良い、そんなふうに思っていた。

noteを書き記し始めてから約3ヶ月。突然、人生は思わぬ方向に動き、京都に移住することになった。自分で目指して始めた「東京」でスタートした新生活はあっけなく幕を閉じた。そして、老後の夢と掲げていた「京都移住」が現実のものとなり、心の準備もままならぬまま荷物をまとめ、当時のコロナの雰囲気もあり、ろくに友人にも会えず、東京を後にした。

新しい生活を過ごす中で、会社でも組織の大きな変化があり、家庭でも大黒柱でいなければならないプレッシャー、組織でも在籍年数もあり中心とならねばならない立ち位置から「不安」が大きくなっていった。そんな中で、持ち前のバイタリティと開拓精神で歩みを止めず、攻めは最大の防御と、うまく「不安」を飼いならす日々が続く。

そんな「不安」を自分なりにぶっ飛ばす1つの方法が、なんとなく、フルマラソンに出ることだった。走っているときは、当たり前だが前に進むことだけを考えればいい。特に42kmともなれば、色々なことを考えながらゴールに向き合わないといけない。慣れればなんてことはないが、初めてのフルマラソンはドキドキだった。このドキドキは、ずっと忘れないと思うし、大きく人生は変わらなかったけど、また少しだけ強くなれた。そして、人に優しくする重要性を身を以て学んだ。

さて少しだけ強くなり、徐々に仕事でも調子が上がり始めた矢先、余裕が出始めたのか「変化」を欲し始めた。当初抱えていた「不安」がなくなってきたのであろう。その思考の変化がnoteには残っていた。

キラキラして見えていたのは今思い返すと自分の認識力のおかげであるように思う。別に、東京にキラキラを感じていない人も多いし、自分だって一時期はそうだった。余裕がなければ、キラキラなんて感じることはできなかっただろう。そんな余裕ができたからなのか、翌週、ふと思い立って今の仕事について書いてみたが、スラスラと筆が進み、誰かに読んでもらうことを想定していなかったnoteなのに、なぜか個人の備忘録にしては多くの人に読んでもらうことが出来た。

それから、なんとなく読んでもらうことを意識し始め、自分の学びを還元するような内容に振り返りが変化していった。

残念ながらコンセプトが定まらず、書いている内容はバラバラだが、それぞれが目にした誰かしらの、何かしらの役に立っていたとしたら、ちょっと嬉しい。好きで書いているだけだからプレッシャーもない。これこそが、余裕がある状況で、楽しめるというやつなのだろう。

そんな中、noteで創作大賞の取り組みを見かけた。

どうやら7/23まで開催中らしい。せっかく書く習慣が出来てきた自分、少しだけ「書いて」みたい気持ちが強くなってきていることもあり、7/23まで挑戦してみようと思う。

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