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オッペンハイマーを見る前にインプットしておきたかった事

いよいよ日本で公開された「オッペンハイマー」。とにかく最短で見に行きたく、映画館に足を運んだ。京都に引っ越してきてから、歴史を感じさせられる場面が多く、知らないことに出くわすたびに「歴史をもっと知らないといけない」という焦燥感に駆られる中で、ずっと気になっていた本作。

安直に感想を述べることが憚られる作品であり、色々思うところがあったが、映画を見た後、消化不良もあり気になって見たものを淡々と記録のために載せておきたい。

そもそも史実があるので、それぞれ見てもいわゆる「ネタバレ」というのはないと思うが、鑑賞がまだの方は、ぜひ参考にしてみて、じっくり味わってみてほしい。(必ずIMAXやDolbyCinemaなどで見てみてください!)自分も、新たにインプットをしてみて、再度鑑賞したくなった。もっと、歴史を知らないといけない。

noteでバズっていたので、この記事だけ、がっつり読み込んで鑑賞。これがないと全然楽しめなかったと思う。絶対、読んでから見てください。

映画の主要な舞台となる「ロスアラモス」の知識をつけておくと、より楽しめると思う。現在、負の遺産ともとれる街は、非常に裕福な街でもあるのだ。戦争で経済が回る・・・そんなことを意識させられる。

この歴史もきちんと理解しておくと、映画をより理解でき、今の世の中とのつながりを理解できるようになると思う。

このまとめ記事も、事前に読んでおきたかった。とにかくやたらと著名な学者たちが出てくるので、顔と名前一致させておくだけでも楽しみ方が変わると思う。パンフレット事前に買っておいても良かったくらいである。(パンフレットは本作品は必携だろう。)

鑑賞後、この記事を読んでしっくり来た。山崎監督のコメントと繋がる良記事である。

「『オッペンハイマー』に対するアンサーの映画……僕の個人的な思いとしてはいつか本当に、アンサーの映画を日本人としては作らなきゃいけないんじゃないかなっていうふうに感じています」と明かした。

上記Yahoo!ニュースより抜粋

このインタビューも素晴らしかった。確かに、断罪するわけでもなく、フラットに丁寧にそれぞれの人物の葛藤が描かれていて、胸に刺さる。

仕事柄、多くの新しいテクノロジーに触れる。果たして、その弊害について、誰がどこまで理解して進めているのだろうか。人間は歴史から学べるのだろうか。と、少し未来が怖くもあり、楽しみにもなった週末だった。

明日は4/1。新生活の方も多いだろう。自分も、新鮮な気持ちで、社会人13年目を始める。

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