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[週末雑記#1]学び方の変化

2022年は日次の振り返りは手帳で行いつつ、週末に振り返りを行うことにしてみたい。今年の年末は、どんな気分で迎えることが出来るのだろう。今から楽しみである。

1月のこの時期といえば成人式だが、今年はコロナの影響もギリギリ回避して開催しているところが多いのだろうか?18歳成人になる前の最後の成人式なのかな?何はともあれ、新成人の皆様、おめでとうございます。

自分が成人になったのはもう12年前。気付いたら干支が一周してしまった。最近知った「福寿縁占い」では12年周期で運勢が一周するので2022年は自分にとって「胎生」。種まきに最適な時期で、このときに始めた新しいことは実を結ぶらしい。

中園ミホさんって脚本家だとおもってたけど占い師なのか。「女の絶対運命」って言うのはちょっと時代を感じる。男性が占いをアテにしてもよいではないか、とふと思う。

それはそうとして、12年。どんな変化があっただろうか。大学でフラフラ過ごしつつ社会に出て、2社経験し、ちょうど去年で12年が経った。

12年前はまだ学生だった。20歳。ちょうど必修科目をほぼ取り終え自ら学ぶことがようやく楽しくなっていた時期だったと思う。「自分の好きな科目」を取り「好きなこと」を学ぶ。こんな自分にとって楽しいことだけをして、単位までもらえる。大学ってすごい!と改めて感じ始めていた。だから、結構、大学にいるタイプの大学生だったと思う。

就活~1社目に就職してから最初の方は、とにかくインプットを続けていた。就活を奇跡的に乗り越え、自分の希望で入った会社で、希望の場所で、希望していた仕事をしている。それなら頑張らなくちゃな。多分、希望通りいかないひとも多かった中で、自分は恵まれている。だから、頑張らなくちゃな。そんなことを考えていたように思う。

当初は知らないことも、出来ないことも多すぎて、あの人が営業出来ると聞けば積極的にサシ飲みに誘い、プライベートの時間も会社の先輩方とべったり、先輩や上司に必要と言われたことは必要・不必要の判断もせず全て行い、死ぬほどお客さんにも鍛えてもらった。同期の誰よりも積極的に仕事を取りに行き、沢山のお叱りと、励ましと、笑いと。再び青春させてくれるような温かい仕事であり、職場だった。

周りの友人からは「社畜」と揶揄され続け、長く東京を離れていたこともあり徐々に交流は途絶え、気付いたら5年位経っていた。よく北向きの寒くて湿気がすごい社宅に住み続けたもんだ。福利厚生で家賃5000円は本当に有り難かった。

5年位経った頃だったろうか。社内で一番出世頭と言われていた先輩と共に出た、とある営業戦略会議で、先輩とアウトプットがほぼ同じだった。自分なりに、必死にやってきたことが報われた、なんてその時は思った。上記の占いを参照してみると、その頃はこんな運勢だったらしい。

                        ー福寿縁のサイトより抜粋

確かに、その年、しっかり成果も出て査定も良かった。ボーナスも期待以上に入った記憶がある。当たっている。

その後、転職して現在に至るが、転職した会社は若い会社で、社内に正解っぽいものはもちろん転がってないし、メンバーも自分より年下が多い。

誰がイケてる・イケてないとかの会話が前職だと横行していたが、ベンチャーだと誰一人戦力として欠かせず「全員」で掲げた目標を突破するしか無いので、そんな無駄な会話はない。

そうすると、自分自身の「学び方」も自然と変わる。正解っぽいことを探すのではなく、皆で自分たちの仕事を正解にするために、学び合う。昨日も年下のメンバーに囲まれ飲んだが、自分が同じ年齢だった時とは全く違ったベクトルとやる気と気概で仕事に向き合っていることを学べた。そりゃ前とは違う会社だから当然なのかも知れないけど、印象に残っているのが「組織にいるからには大きい成果を残したい。じゃなきゃ、会社で働いている意味がない。」という発言だった。

自分が20歳そこそこだった頃は目の前の仕事に成果を出すことに頭がいっぱいで、大きい成果や小さい成果なんて話、考えたことがなかった。いや、今もそうかも知れない。こんな野心を持っている年下が身近にいるのか、と心底感心してしまった。そういう意味では、楽しい環境で働かせてもらえている。

大学卒業後、12年。自分なりに頑張ってきたつもりだったが、まだまだ人生も仕事も長く続く。むしろ、始まったばかりである。とはいえ、ここから12年周期が終わる頃を考えると、その頃は45歳。立派な「中年」の仲間入りだ。

「中年」の生活はそれはそれで楽しみだが、ここから12年って、キャリアを考えると、非常に重要だと思う。後悔しないように1年1年、これまで以上に噛み締めながら過ごしていきたい。

20歳の頃の自分には、そのまま頑張っていれば大丈夫だよ!と伝えつつ、12年後の自分には、20歳の頃の自分よりも期待したいな、色んな意味で。

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