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#123 知識より知見が大切、を実感した話

シンママ起業家のタキマユコです。noteで毎日記事を書き、メンバーシップを運営しています。stand.fmとPodcastも毎日配信しています。

先日、娘と公園に行き、レジャーシートを引いて、じっと空を観察する、という時間を過ごしました。まだまだ昼間は日差しが強いですが、時間帯によってはだいぶ涼しくなってきたので、二人で空を見ながら、どの雲がどう動いていて、どう形が変わったとか、飛行機がどこに飛んでいるとか、飛行機雲が出た、みたいなことを言い合いながら、ゴロゴロして、30分くらい空を観察していました。

その時間は私にとってもとても心地が良く、幸せを感じる時間でもありました。若い頃、こんなことに幸せを感じるなんて想像もつかなかったな、と思いながら、幸せの形も変わっていくのだなと思ったものです。

6歳の娘は、生き物や植物など、自然に興味があるので、雲や天気などにも興味を持つかなと思い、以前に本を買ったのですが、そのときはパラパラ見ただけでほとんど興味を示さず放置されていました。

ところが、先日空を観察した後、急にその本を読みだしたかと思ったら、夢中でずっと読んでいたので、驚きました。

子どもに読ませたいなと思う本があっても、こちらが読んで欲しい本には興味を持たなかったり、無理やり読ませても飽きてしまったりしますよね。子育てあるあるだと思います。

娘も、自然に関する本をたくさん持っていますが、やはり自分が体験をした後のほうが、より本を読んで、知見を深めたい気持ちにはなるようで、水族館に行った後に図鑑で調べたり、虫取りをした後に、虫の本を読んだりなど、体験と知識はやはりセットなのだと思いました。

子どもの体験も、お金をかければ体験できるようなことだけでなく、工夫すればお金をかけなくても色々な体験ができますし、娘のように自然が好きな子にとってみれば、公園に行くだけで体験の宝庫になります。

面白いなと感じたのは、娘は虫も好きなのですが、昔は虫取り網を持って、虫を採ることを、一番の楽しみにしていました。ただ、虫は自分で捕って、虫取り網にいれても、長生きしないことを体験してからは、家に帰る頃には帰してあげることができるようになりました。

最近は、たくさん虫を見る機会も増えてきたので、虫を取って一通り鑑賞し、色々な知識を披露したら、すぐに「お友達のところに帰るんだよー」と言って、すぐに帰してあげられるようになりました。

自然の中での体験が、子供に知見を増やしていくのだと感じているこうこの頃です。今は知識を得ようと思ったら、動画も、本もたくさんありますが、知識はすぐに抜けてしまいますし、何よりAIにはかないません。

やはり体験とセットでの知見が大切なのです。そして、大人の私も、とてもよい体験をさせてもらっています。

一見すぐには役に立たないと思う、雲や虫に関する知見も、自分の教養として実になっているのを感じますし、何より、子供と同じことを体験している時間が幸せでもあります。

気候が良くなる秋は、たくさん出かけられそうなので、子供との体験の時間をたくさん持てるのが楽しみです。

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