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#75【事業本部長インタビュー(前編)】石坂流、仕事の極意! ポジションの確立方法や部下の思考を向上させる育て方にも注目。

みなさんこんにちは。
毎月、第2・第4火曜日にお届けする「インタビューシリーズ」。
今回はタカマツハウスに6つある本部のひとつ「事業本部」のトップ、石坂本部長のインタビューをお届けします。注文住宅請負業から畑違いの仕入れ営業を率いる本部長に就き、ポジションを確立しながら部下からの信用を得た方法とは。尊敬する先輩の言葉から生まれた、石坂流の部下の思考を向上する育て方にも注目です。


【プロフィール】執行役員 東京本店 第二事業本部長 石坂恭規(いしざかやすのり)

1973年11月9日生まれ。AB型。生まれは北海道帯広。小学入学頃から成人まで神奈川県横須賀市で育つ。前職の大和ハウスでは注文住宅の請負事業に従事。2021年1月に系列会社タツミプランニング(現:タカマツビルド)に転職。2022年4月に再編にてタカマツハウスに転籍。事業本部長に就任する。

【入社経緯】入社のきっかけは、運命を変えた2時間!

―入社経緯を教えてください
新卒で大和ハウスに入社し、24年間務めました。タカマツハウスではなく、高松グループのタツミプランニング(現:タカマツビルド)に転職し、その後再編をきっかけにタカマツハウスに転籍しました。

金田常務は大和ハウス時代から親しくさせていただいていたので、金田常務がタカマツハウスに行かれた後もよく交流をさせていただいていました。2020年7月頃、金田常務が藤原社長との食事に誘ってくださり、その時に初めて仕事のお誘いを受けました。僕はこれまで注文住宅の請負建築業の職種だったので、タカマツハウスに来ないかと言われたら専門ではないのでお断りしていたと思うのですが、当時デザイン注文住宅を専門としていた関連会社のタツミプランニング(現:タカマツビルド)の営業本部長へのお声がけでしたので、それなら自分が今までやってきたことを生かすことができると思い、転職を視野に入れ、今後の人生を考えるようになりました。当時単身赴任で名古屋にいたので、大和ハウス横浜支店時代に慣れ親しみ、家族もいる横浜に戻れるという点も僕にとってはプラスの要因でした。考え抜いた結果、新たな場所でのチャレンジするほうを決断しました。

―転職を決めた決定的な理由を教えてください
当時タツミプランニングの社長をやられていた寺田本部長とお会いした時でした。金田常務を交え3人で食事をした後、寺田本部長とふたりでじっくりお話させていただく中で決定的な気持ちに変わりました。寺田本部長は、前職が積水ハウスの横浜支店長の経験者と伺っていたので(寺田本部長のインタビュー記事はこちら)、お会いする前はゴリゴリの方がくるのかな…? と内心思っていたら全然違って。スマートで穏やか、感覚的に思考が僕と似ていて、話すことに共感できる方だなというのが最初の印象でした。当時のタツミプランニングはあまりいい状況ではなかったのですが、寺田本部長が包み隠さず色々深く話してくださり、一緒に立て直してほしいと言ってくださって。この方と一緒に仕事がしたい! と期待が止まらなくなった高揚感を今でも覚えています。今思えば、僕の社会人人生を変えた決定的な2時間でした。その心を動かされた寺田本部長の上司が藤原社長だった事も知っていたので安心でした。

藤原社長とは10年程前から面識があり、当時は積水ハウスと大和ハウスという違う会社でしたが、大手住宅メーカーの神奈川責任者が集まる会議でお会いしていました。会議で『神奈川の住宅メーカーを皆で良くしよう! ライバルメーカーだけど、ここにいる人が団結すれば絶対良くなる!』と力強く発言されていたのが凄く印象に残っています。会議以外にも食事やゴルフ、旅行と様々な場面でご一緒させて頂き、色々お話する中で、こういう人の部下になれたら良いなぁ…と思ったのを覚えています。転職する会社の社長、グループであるタカマツハウスの藤原社長、経営企画本部長(当時)の金田常務と皆さんの人柄も分かった上で転職できるのは最高の安心感でした。迷いはありませんでした。

ありがたいことに、大和ハウスではたくさんの方が退職を引き止めてくださったのですが、気持ちは揺らぐことはなく。翌年の1月にタツミプランニングに転職し、寺田本部長とは、何でも包み隠さず話し、すごくいい関係を築きながら仕事ができました。タカマツハウスに転籍した今もその関係は変わらないです。

【現在】足りないところを補い合いながら厚みのあるチームへ

―2022年4月タカマツハウスに入社後、どんなことに取り組みましたか
タカマツハウスでの業務は、先程少しお話したとおり、私がこれまでやってきたものとは違うので、最初は正直戸惑いました。ただ、僕は仕入れの実務をするためにタカマツハウスに来たのではなく、会社を大きくする為に来たので、そこは強い気持ちを持ち、まずは寺田本部長と仕組みつくりに取り組みました。それまで全部専務や社長決済だったものを、寺田本部長と私達が間に入る形で、仕組みを作り仕事しやすい環境へと変えていくことができたと思います。

―転籍から1年半経った現在の状況を教えてください
今まで培った注文住宅での私の「建物の知識」は建売企画に活かせていると思います。建売を買って15年位の方達が、住替え希望で新たに土地を買い、注文住宅をつくる。このようなお客様を大和ハウス時代に良く対応していました。その時は、建売はやはり住みづらいから住替えするのかなぁ…と考えていました。建売に実際に住まれた方のご意見からそのメリット・デメリットなど生のお声をたくさん聞いてきました。そして建売がメイン事業のタカマツハウスに来た今、その時のお声が今の業務に役立ち、活かせています。できればタカマツハウスの建売を購入した方がずっと住み続けて頂ける建物を提供したいですね。

建物の知識という点では、図面を立体的に頭の中ですぐ描くことができるので、僕の経験からアドバイスすることができています。僕の経験を生かし、部下にはリスペクトの気持ちを持ち、それぞれの着眼点を活かした様々な角度から考えることで、厚みのある環境に育ってきました。タカマツハウスはチーム意識が高い会社なので、社風も追い風になっていると思います。その点もここに来てよかったと思える要因のひとつです。

【仕事の極意】石坂流の部下の向上思考の育て方

―普段の業務で心掛けていることはありますか
相手を尊重することですね。相手をリスペクトしてよく話を聞き、自分の意見を押し付けないよう心掛けています。コミュニケーションを良くとりながら、うまく聞き出しながらも違った角度からの意見を伝え、より良い方向に進めていければと考えています。

大和ハウス時代に尊敬する上司から「お前のやり方ではうまく行かないぞ」と言われたことがあるんです。当時は小さな営業所の所長で営業人数も少なかったので、僕は、部下に指示を出しすぎてしまっていたんです。そんな僕に「部下が100人いたら無理だよ」と。【売れる仕組み】をつくりなさい、と言われたんです。それと「人をいかにやる気にさせるか」だよと。人がやる気になった時の力は計り知れないすごいものがあるから・・・と。「怒るな。人のダメなところを指摘することは誰でもできる。でも人のいいところを見つけて伸ばせる人は少ない。それを目指せ。」と教えられました。当時の僕はダメだよ!とよく怒ってしまっていたんです。結果、僕も部下も疲弊してしまって。それがダメだったと気づかされました。それからは常にこの人の良い所はどこだ?と探しながら、ダメな所を指摘するのをぐっと我慢して良い所を褒めまくりました(笑)。
結果、売れる仕組みと人のやる気で契約生産性全国1位の営業所になったんです。自分でも正直びっくりでした。

また気分に左右されないという事を意識しています。これまでの経験上、いい上司もたくさんいましたが、気分屋の上司もいて。相談したい時に機嫌が悪く相談しづらかった事があったのを思い出したんです。僕はそうならないように、忙しい時もありますが、なるべくそれは出さないようにして、対応するよう心掛けています。それで自分が嫌な想いをしてきたので、そういう想いを部下にさせたくないんです。

【今後の目標】付加価値をつけ「ブランド力」のある会社にするには

―今後の展望を教えてください
タカマツハウスの「ブランド力」をあげていきたいです。相場がありますが、その相場より高かったとしてもタカマツハウスを選んでもらえるようなブランド力を確立したいです。どんな家だったら住みたいか、という自分事で考えながらも、俯瞰で見て立地や状況を理解し、その中でいかに付加価値をつけられるか。2つの局面から考えるようにしています。付加価値でしかブランド力はつけることができないので、これまでの経験を生かしたデザインや見せ方でワクワクするような他より一歩秀でた商品を提供できるようになりたいです。それこそが、僕がここにいる意味というか、役に立てることだと思っています。

【まとめ】

しっかり人間と繋がっていく。そこからお互いをリスペクトし合える関係を気づいていく。知識や実力を積み重ねると同時に人間力も高めてきた石坂本部長にしかできないことを成し遂げようとする、秘めたる熱い想いが伝わってきました。後編では、ご家族の話など意外なプライベートについて迫ります。お楽しみに!


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この記事は、タカマツハウスの馬場が担当させていただいております。
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