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ビジネス・コミュニケーション

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仕事に「やりがい」って必要?

仕事に「やりがい」って必要?

5年も同じ会社で同じ仕事をしていると、いわゆる「やりがい」を感じられなくなっていく。部署移動をしたり新規性の高い業種でなければ、経験が蓄積されていくたびに、チャレンジがルーチンに変わっていく。最初は目を輝かせて取り掛かった業務も、今は限られた時間の中でポイントを抑えて消化していく。

すると、仕事の捉え方が変わってくる。自身の成長のためのチャレンジだった仕事を、お金を稼ぐ「生きるための」手段として

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「中途半端」

暫く更新していないことに後ろめたさを感じて、noteのアプリを開く頻度が減り、次第に疎遠になっていった。「社会人になってからも会おうぜ!」と約束していた友人と仕事を理由に会う頻度が減り、喧嘩をしたわけでもないのに、なんとなく気まずく感じる”それ”に似ている。
そんなnoteに、1ヶ月ぶりに向き合って記事を書いている。これはある種の贖罪である。蔑ろにしてごめんね、もう離さないからねと、愛でるようにキ

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社畜の転職活動日記#3

社畜の転職活動日記#3

暫く更新できていなかったシリーズ。せこせこと転職の準備を進めている段階である。
前回はこちら。

現在の状況を以下にまとめる。

・現在の仕事が精神的に辛すぎて、転職を検討することを決意
・今までの経験は業界的に価値があり、同業種なら年収アップが見込めることを知る
・一方、年収は下がるが働き方が性に合いそうな職種も検討中

これからどのように生きていくのか、どのようなキャリアを構築していくのか、と

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「責任」は残酷で心地よい。

「責任」は残酷で心地よい。

高校生の頃、早く大学生になりたいと思っていた。
ずっと部活に明け暮れていたのもあって、自由にできる時間も、食べたいものを買うお金もなかった。

大学に入って、好きな時間でバイトをして、遊ぶ時間も大幅に増えて、人生を楽しむ余裕が生まれ始めた。
しかし、1ヶ月頑張ってもせいぜい10万程度。貢献度や立場はフリーターの方々の方が上。やりがいもコスパも少ないなと不満に思っていた部分もあった。

そして、満を

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「ifの質問」をする人って有能?無能?

「ifの質問」をする人って有能?無能?

兼ねてから疑問だったことがある。
チームで仕事をしていると、実に色々な人がいる事実を徐々に知ることになる。頭のキレ、センス、業務効率、仕事にかける熱量など、人によって様々なのだ。

当然、それらのフィルターを通して、「仕事ができる人=有能」と「仕事ができない人=無能」に大別されることとなる。この区分けは殆どの場合簡単で、効率が良い人は有能、話の苦手な人は無能、頭がキレる人は有能、のように、第三者か

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社畜の転職活動日記#2

社畜の転職活動日記#2

同じ会社に4年勤めた私であるが、先週ついに意を決して転職活動を始めた。転職を考えている方や、社会とは何たるかに興味がある学生は暇な時に読んでみてほしい。前回の記事はこちら。

前回の電話以降、転職エージェントの男性から求人が届くようになった。
私の希望していたライティング系の職種はもちろん、今と同じ職種の求人、さらに難易度の高い職種の求人がつらつらと並んでいる。

転職活動をしようと決意した際、「

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時間があると時間を無駄にできる。

時間があると時間を無駄にできる。

「本業があるから、空いた時間で作業するのなんて無理。
 ○○○に挑戦したいけど、両立なんてできない」

そんな風に考えることはないだろうか。私はあった。というか今でもある。本業忙しい時に副業のことを思い出すだけで、頭が張り裂けそうになる。やることが積み重なっていくと、”両立なんて無理”とついつい思い込んでしまう。

しかし最近になって、こうも考えるようになった。やることが多い時と少ない時で、成果物

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社畜の転職活動日記#1

社畜の転職活動日記#1

今まで漠然と抱えていた本業に対するモヤモヤが、ここ半年ほどで明確となってきた。

対ヒトの業務が圧倒的に多い。電話は1日2-3回鳴るし、不条理に怒られることもある。メールは1日に三桁飛び交う。マルチタスクの割にミスや抜け漏れが許されない。成果物と言えるものはなく、業務は100点からの減点方式。上に立てば、チャットが来ない日はない。

ヒトと関わるのは好きだが、ヒトに影響を受けすぎるのがシンプルにス

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人が集まればヒエラルキーからは逃れられない。

人が集まればヒエラルキーからは逃れられない。

ヒエラルキーは「階層、階級性」を意味する言葉である。つまり、人間関係の上下の概念のことだ。学校には生徒間ヒエラルキー(所謂スクールカースト)があり、社会にはビジネスヒエラルキーがある。人生において、ヒエラルキーを感じなかった人はいないのではなかろうか。

ヒエラルキーは基本的に残酷である。
一人一人の持つ個性、長所、魅力など関係なく、その集団における物差しで優位性が測られる。こと人間関係においては

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皆既月食を会社から見ようとした。

皆既月食を会社から見ようとした。

今年に入ってから意図的に控えていた残業。今までフルタイムで回していたものが回らなくなり、自分のやらかしも相まって、遂に残業することとなった。
出社時でないとできないタスクがごまんとある。いっそのこと、終電までやった方が合理的ですらある。

18:00、定時が終わって一息吐こうとトイレの個室に駆け込んだ。何となくネットニュースを見ていると、どうやら今夜は皆既月食が見られるらしい。
本来なら家で待つ猫

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失敗から、謝罪の仕方を学びたい。

私は今、「失敗」と向き合っている。

会社に勤めて5年、若手時代から激務で扱かれてきた私は、中堅としてチームを率いる立場になっていた。
そんな私に、上司は去年の終わり頃から、「過去最高難易度」の業務を任せてくれた。

「担当する者のほとんどが、精神を病んで辞めていく」と言われている施設を担当することになったのだ。

私の仕事はいくつかの施設を持って、円滑に委託した業務が進むように、情報の提供や問い

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金持ちより庶民の方が税率が高い。

金持ちより庶民の方が税率が高い。

掲題であるが「金持ちより庶民の方が税率が高い」ことはご存知だろうか。

"そんなわけない、年収800万を超えると多く所得税を払わなくてはいけない!年収1200万の金持ちは半分税金で取られると聞いたぞ!”

…そんな意見も、もしかしたら頂戴するかもしれない。その情報は正しい。が、今回の本質とズレている。
ご飯を食べるために働いている人は、真の金持ちとは言えないのだ。

マルチでよく使われる「金持ち父

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初対面の会話の切り札「FORMD」

初対面の会話の切り札「FORMD」

突然だが、こんな経験はないだろうか。

心許したほどの関係ではない人と一対一で話している時、何となく話題が尽きてしまって、シンとした空気が一瞬流れる、あの気まずさ。
先輩、あるいは後輩と学校や職場でふと出会って、挨拶して立ち止まったはいいものの、特に話すことがなくて別れた後に襲ってくる、あの後悔。
マッチングアプリでメッセージでは意気投合していたのに、実際に会って話してみると会話が盛り上がらず、予

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長期休暇明けの仕事は、頭痛が痛い。

長期休暇明けの仕事は、頭痛が痛い。

掲題にツッコミたいと思ったみなさんこんにちは。
正しくは「頭が痛い」。正解。

終わらない仕事に悪戦苦闘して、結局終わらないままPCを閉じてnoteを書き始めた。ただいま23:15。懐かしきこの感覚。焦る僕、解ける手、離れてく君。
先ほどまで別記事にて「浜辺美波に出会う方法」を真剣に考えていたわけだが、疲れた頭では何一つ思い浮かばなかった。少なくとも今日の私にとって、浜辺美波は届かぬ存在であったわ

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