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中国日誌

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中国生活の記録。異国の地で構築されていく記憶の世界。
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2024年6月の記事一覧

【中国日誌】1041日目 24.6.29

投資をするタイミングというのに、最適というのは、あるのだろうか。確かに、自己投資ということでいえば、今が最適、最高のタイミングであるのは、言うまでもない。しかし、株などの金融商品の様に価格が変動する商品、その変動を利用して稼ぐ、投資に関しては、どうなのだろうか。ある程度経験を積めば、中期的な相場観がつかめているので、下がった時に、安いと、感じれれば、その時に、購入すれば、それなりに最適と言えよう。

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【中国日誌】1040日目 24.6.28

リスクを冒す。そういう年だと決めた。しかし、私たちは、自分の意志次第で、リスクを冒せるチャンスがあるのにもかかわらず、それを選択しなかった。それはリスクから逃げたことにはならないか。そういう考えが、私たちの頭の中で、ちらつくのである。しかし、私たちは、リスクを回避するリスクというのが、あることに気づいたのである。リスクを回避することも、機会的損失という観点で言えば、リスクとなる。そう、リスク回避も

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【中国日誌】1039日目 24.6.27

やはり、仮説は、正しかった。こんにちは、8時間、睡眠した。なので、頭はすっきり、感覚もよい。私たちにとって、最適な睡眠時間は、8時間、である。ゆえ、20時半には、寝る必要がある。すこし、睡眠時間が長すぎる気がするが、私たちには変えることが、難しい。変える術を知らない、今は、受け入れるしかない。8時間寝れば、感情が、負にぶれにくくなる。負の空想をしていたとしても、その、負の感情に囚われることなく、鮮

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【中国日誌】1038日目 24.6.26

やはり、睡眠が、原因であった。睡眠の時間が、長いと、人が、優しく見える。心の中の感情が常にポジティブであるため、想起される人物と、それに付与される感情によって、ポジティブな人物として、様相が形成される。一方睡眠時間が短いと、感情がネガティブに振れやすいので、人物もネガティブに映る。ゆえに、疑心暗鬼になる。睡眠だけで、睡眠の長さだけで、人々が、全く違って映る。人のありようとは、身体のコンディションで

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【中国日誌】1037日目 24.6.25

常識とは、常識的な、平均的な、環境で生活をすることで、培われていく。ゆえに、常識にもだえ苦しみ、常識の外を目指せるのも、その常識的な環境あってこそ、である。非常識的な環境で生活をすれば、本人にとっては、そこが常識になるのだから、非常識な世界とは、一般常識的な世界、という事になる。少数派、希少性、前人未到、そういった非常識な世界、新しい世界を、求めるのであれば、必ず、一般常識的な生活が、必要となる。

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【中国日誌】1036日目 24.6.24

本をたくさん読める、優雅な時間が、私たちに、与えられていることは、幸運である。私たちが、今、当たり前のように、本が読めているのは、精神的に余裕があるから、時間的に余裕があるから、はたまた、私たちには野心があるからか。いずれにせよ、この本を読みたいという、欲求が続いているのは、とても良いことである。願わくば、環境が変われど、この健全な、読書習慣は維持したいものである。読書とは、相手の心の中を覗いてい

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【中国日誌】1035日目 24.6.23

上海に来ると、何故だろう。私たちが、すごくなった気分になる。これは、上海のエネルギーを、私たちが、享受しているからだろうか。それとも、上海に来ている私たちが、特別であるように感じれるからだろうか。それは、疑似的に、お金持ちの、経営者になった気分になれる、みたいな、感じ。いずれにせよ、上海の環境や、雰囲気に、心が、共鳴しているのだろう。都会は、好きではないが、たまには、こういった、違った刺激が得られ

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【中国日誌】1034日目 24.6.22

昨日の気持ちの良い精神を、翌日も、再現するために、早く寝ようとしたのはよかったが、実際は寝つきが悪く、睡眠の質が悪い。ゆえに、現在の、頭の中は、ごちゃごちゃ、しているのである。やる気からもほど遠い所に居る。本日は、これから、上海へと行くのに、私の頭は、大雨が降った翌朝の、川の水のようである。時間が、解決してくれるので、私は待つ。頭しか使わなかったのが、まずかっただろうか。もっと運動しておけば、眠り

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【中国日誌】1033日目 24.6.21

睡眠が、足りていなかったのか。今日の心の状態は、大変良い。昨日は恐らく8時過ぎに寝たからであろう。私たちの睡眠時間は、やはり、というべきか、足りていなかったのかもしれない。睡眠がここまで、心理に影響してくるものなのだろうか。ポジティブな思想、感情が、自然と、想起される。本日は、休暇だからか。複雑な要因が、絡んでいるのだろう。まあ、いずれにしても、私たちの心は、とても良い。澄んでいる。気持ちのよい今

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【中国日誌】1032日目 24.6.20

おかしい。今年はリスクを冒す年であるはずなのに。安全志向に、感情が変化していっている。私たちは、今年は積極的にリスクを取っていこう、と決めた。しかし、次第に、選択と集中が重要ではないか、と考えるようになってきた。何でもかんでも、リスクを冒していけば、心に余裕がなくなって、返って、悪い結果へとなるのではないか、という話である。私たちには、まだまだ、足りていないことは、沢山ある。ゆえに、今余裕があると

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【中国日誌】1031日目 24.6.19

同じ音楽が、私の頭なのかで、リピート再生されているのは、気のせいではない。最近、練習を始めた練習曲。良い曲が多いい。強弱が重要。でもまずは、楽譜読むの遅い為、覚えるのを優先する。楽譜見ずに弾けるようになったら、ようやく、つながりや、リズム、強弱、スピードなどを、意識して練習する。もちろん、ピアノの練習である。指が動きにくい所や、リズムがつかみにくい所は、繰り返し、集中的に練習する。まず全体を通して

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【中国日誌】1030日目 24.6.18

頭が、次第に、まわらなくなる。これは、前にも、経験したことがある。考えたくない、そんな気分。深く考えることを、億劫に思う。そこにエネルギーを割きたくないと、理性が、感情が、言っている。おそらく、今日は、そういう日ではないのだろう。細かく考えて、いろいろやって、とか、そんな日ではない。そんなに、昨日、頭を使ったのだろうか。確かに、休みなしで、仕事していた。それが原因か。大した仕事をしていたわけではな

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【中国日誌】1029日目 24.6.17

私たちの哲学には、一定のルールがある。一つ、不変的な正解は存在しない。正解は世界の流れに沿って常に揺れ動いている。一つ、正しさのエビデンスを必要としない。正しさとは常に揺らぎ、定まるものでないから。正しさとはあらゆるものの相対的な立場によって決まる。よって、正しさを主張することに何の意味も持たない。正しさとは座標と同じ役割でしかない。一つ、情緒に強く働きがける思想をその時の最適解とする。考えを定め

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【中国日誌】1028日目 24.6.16

興味には波がある。経済のことに、興味がある時期もあれば、陰謀論がワクワクするときもある。経営的な事に、興味がある時もあれば、哲学的な事に興味がある時もある。そして、それは、波がある。私たちの読書は、その波に乗りながら、本を読み進めていくのである。決して、その波には、逆らわない。故に、本を読了して、次の本と言った風に、読み進めるのは、非常に、難しい。心が、その本の中に、入らないからである。本は、むさ

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