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どんな自分になりたいか。どんな場所・どんな環境で・誰と生きていきたいか。

この言葉は私の好きな石井ゆかりさんという方の言葉だ。

この言葉に出逢ったのは2・3年前。
自分の山羊座の年間占いを読んでいた時に出逢った言葉。

自分の幸せをろくに考えず、保育という仕事に忙殺されていた日々を終わらせようとするタイミングだった。
(今思うとその時の自分はそれを選択して生きていたのだなと思う)

日々の生活に少し余裕や余白が出てきた私は、手帳に日記を書いたり、気に入った言葉を書き留めるようにしていた。

石井ゆかりさんの言葉は色んな言葉が響くのだけど、この言葉は何だか読んだ瞬間ブワッ!と世界が広がり、とても心に響いた感覚があって特に気に入っていた。
年をまたいでもまた新しい手帳に書き写して、手帳を開けばよく見ていた。


ずっと近くに置いておきたい大切な言葉、という感覚だった。


何が言いたいかと言うと
その言葉が最近、自分の中に浸透している感じがして、自分の中のポジションが変わった感覚がある。

何て言葉に表していいのか分からないのだけど…
その言葉がとても実感が伴うというか、今は近くに置いてるというより、自分自身がその言葉の中に入っているような感覚なのだ。

ヒョウゲンムズカシイ。笑


実はついさっきまで、3時間くらい、高校からの友達とずっと電話をしていた。
こんな状況の中アメリカに住んで仕事も恋も一生懸命頑張っている子。

その子とは、距離は離れていれど、お互いに何かあれば報告や相談をし、時には一緒に泣き、笑い、
最終的には「お互いどんな人生を選択しても、私達は結局幸せだし、幸せになれる」となって話が終わる良き友達。

その子(K)も、なかなか日本の社会のレールには違和感があるタイプで生きづらさを感じるタイプ。
今その子がしている恋愛も、周りから見たら、そんな先の分からない恋愛やめたら?と言われるような恋愛なのかも知れない。

そんなKなのだけれど、その子とさっきまで色々と話していて
その石井ゆかりさんの言葉がパッと思い浮かんだのだ。

私がその言葉のように生きようとしているように
Kもその言葉のように生きようとしている。


そう感じ、私はKに、聞いて欲しい言葉がある。
と言って、爆笑しすぎてガラガラになった声でこの言葉を読み上げた。笑

するとKも
「うわーすごくしっくりくる!」と感激していた。

そして私がこの言葉との出逢いと経過、今のこの言葉の感じ方を話し、2人で「私達周りに流されずに自分の幸せを追い求めて自分のために生きているよね」と賞賛し合った。

お互い、山あり谷あり谷あり谷あり……の自分達の人生を振り返りつつ、
よく乗り切って生きてきたこと、今を大切に生きようともがいていること、その中での気付き、余白や余裕の大切さ、自分達の成長を心から喜び合った。

たくさん笑いながら、お互いの話したいことや出来事の中で感じたこと、最近思っていることを話した3時間。

後半はこの言葉の話題となり、
何だかお互い、じーん…と感慨深くなった。

「今、パコモチしたい気分」と言い合った。
(パコモチ=Kの中でのハグという意味。笑)


その後またくだらない話で笑い、Kのいるオースティンが夜中の2時を回ってしまい電話を切ることに。

電話を切る時にKが
「あの言葉ラインに送ってくれる?」と言った。

Kの中でもその言葉をとても気に入ってくれたことが嬉しかったし、私達はこの言葉の通り生きようとしている・生きている同志なのだ、と思った。

バイバーイおやすみ!と明るく電話を切った後すぐに私はKにこの言葉を送った。

しばらくしてKから
「しっくりくる。そんな私達に賞賛。前向きに強く生きていきたいね。」と返事。

電話の最中もとてもとても喜びと幸せを感じていたのだけど、このメッセージを読んだ時もとても温かい気持ちで、幸せでじーーーん…とした。

前向きに生きようともがいている自分達を褒め称え、励まし合える大切な友達Kがいること。

こんな幸せなことってあるだろうか。

Kとは高校からずっと友達だ。
大学は別々だったり就職も別の県だったり常に身近だった訳ではないけれど、保育士という職が同じだったし、もうお互いの人生の半分以上を知っている人。

そんなKとずっとこれからも友達でいられたら嬉しいし、お互いに「おばあちゃんになって爆笑して入れ歯を飛ばし合いたい」とか「おばあちゃんになって2人で温泉行きたいわぁ」とかそんな事を言っている。笑
けれど、実現したらもちろん嬉しいけれど実現しなくてもいいと思っている。

この先お互い何があるか分からないし、環境や状況が変われば考え方や生き方が変わるかも知れない。

石井ゆかりさんのこの言葉の
“どんな”とか“誰”も
変わっていっていいと思っている。

一見それはドライな感じで寂しいことのようかも知れないけれど、それでいいと思っている。
一度離れてもまた同じ地点に立つことが出来たらまたきっとこうやってお喋りを楽しめる時が来るかも知れないから。

私からそんな話もした。
その子もその話に同意してくれた。

ただ今、私達は同じ方向を見て同じ方向に生きようとしていて、自分を幸せにしようと生きている。
今それがたまたま重なっている同志。
だからこうやって繋がれている。

今こうやって話せること、繋がっていられること、その事に喜びと幸せを感じて友達でいる。

ただただそれでいいのだと。

正にそれが「今を生きる」なのかなとも思った。

ソウルメイトという言葉がある。
ソウルメイトというものがあるとしたら、私とKは間違いなくソウルメイトなんだと思う。

今はソウルが重なっているタイミング。
(↑自分で書いてて何それ?となった。笑)
いつ離れてお互いの道を生き、また繋がるかも分からない。ずっと離れないかも知れない。
私達の関係はこの先どうなるか分からない。

だからこそ、今Kと時間や色んな気持ちを共有できることを大切に思い、ただただ喜びと幸せを感じていたい。
Kとの時間を大切にしたい。

Kとのことだけではなく、家族や他の友人にしてもそうだよな、と。



石井ゆかりさんのこの言葉。
私にとってとても大きく温かく愛のあるギフトだった。
感謝とかありがとうとか言う言葉だけでは表せない。
お金で買えない価値あることってこういうことなんだろうなって。



どんな自分になりたいか。

どんな場所
どんな環境で
誰と生きていきたいか。



これからもこの言葉は私にとってとてもとても大切な言葉だろうし、これから先、この言葉が自分の中でどういう風に変化していくかも楽しみだな。


心に正直に生きつつ
自分をもっともっと幸せにしつつ
自分の人生を生きることを最高に楽しみつつ。





つらつらと思うままに書いたこの文章。笑
もしも最後まで読んで下さった方がいたら本当に本当にありがとうございます*





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