マガジンのカバー画像

漫画みたいな毎日。

869
3人のこどもたちとの漫画みたいな毎日。こどたちのことばにハッとしたり、笑ったりのちっちゃい記録。
運営しているクリエイター

2021年11月の記事一覧

漫画みたいな毎日。「旨いは甘い、を考える。」

漫画みたいな毎日。「旨いは甘い、を考える。」

北大路魯山人は言ったらしい。 「旨いは甘い」と。

末娘は、さつま芋が大好きだ。今年、我が家の畑で夫が垂直栽培なるものを試み、さつま芋栽培を初めてから一番の収穫量となった。

しかし!この33キロのさつま芋、年を越すことなく、末娘を筆頭に家族のお腹に収まった。多少、友人やご近所にお裾分けをしたものの、大半は末娘のお腹の中だと思われる。

自家製のさつま芋で、お節に入れる栗金団が作れるかも!干し芋を

もっとみる
学校に行かないという選択。「今、自分には何ができるかを考え続ける。」

学校に行かないという選択。「今、自分には何ができるかを考え続ける。」

先日のnoteに長男が育てているアカハライモリの拒食とそれにまつわる出来事を書いた。

その後も、アカハライモリは、餌を受け付けず。このままでは、弱って行くのは目に見えている状態だった。

そんな中、先述の記事の中の知人から、こんなアドバイスを頂いたのだ。

「セカンドオピニオンとして、動物病院を受診してみるのもひとつかもしれない。エキゾチックアニマルを診てくれる先生がいる動物病院がある。」と。

もっとみる
漫画みたいな毎日。「今日のあなたは、何日和ですか?」

漫画みたいな毎日。「今日のあなたは、何日和ですか?」

末娘の大事な基地でもある、キッチンセット。

2年前のクリスマスに、オトウサンタがせっせと深夜の組み立て作業をして完成させたものです。

子どもたちは、
「どうやって、サンタさんはこんなに大きな物を持って来たのか?」という論議で盛り上がり、サンタさんには、四次元ポケットみたいな四次元プレゼント袋があるんだ、という所に落ち着いた様でした。

しかし、末娘のキッチンセット周りは片付けがしにくいようで、

もっとみる
漫画みたいな毎日。「末娘の聞き間違いシリーズ。長男よ、アナタもか?!」

漫画みたいな毎日。「末娘の聞き間違いシリーズ。長男よ、アナタもか?!」

末娘が、台所に走ってやってきた。

「お母さん、しーえむで、『バカモノはノーギョーをがんばってる!』って言ってる~。バカモノって何?」

・・・若者、です。

若者が農業を頑張っている、と言っているのですよ。娘よ。

同じ日の夕飯時の長男。

「お母さん、あのさ、ラジオのニュースでさ~『バカモノが放火しました』って言っててさ、へー、今って、ラジオで、バカモノとか言うんだ!って思ったら、若者だった。

もっとみる
学校に行かないという選択。「学校には行かない。でも、先生はトモダチだよ。」

学校に行かないという選択。「学校には行かない。でも、先生はトモダチだよ。」

長男は、言った。

「先生が、どうしてもって言うなら、行ってやらんこともない。」

月曜日。

夕飯の支度をバタバタとしていると、電話が鳴った。着信は小学校からだった。

「お忙しい時間にスミマセン。」

6年生である長男の担任の先生だ。

「あのですね、今週の水曜日なんですが、学習発表会の再演があるんです。」

学習発表会とは、私の子ども時代には、学芸会と言われていたものだ。歌や劇、ダンスや合奏

もっとみる
漫画みたいな毎日。「手袋を落とす時は、片方だけ。」

漫画みたいな毎日。「手袋を落とす時は、片方だけ。」

この冬の札幌は、根雪(春まで解けない積雪)を未だ迎えず、子どもたちは、「まだ雪、積もらないの?」と毎朝、窓の外をうらめしそうに眺めている。

今朝は、わずかながら、やっと庭に雪が降り積もっていて、「雪だるま作ろうよ!」と、張り切る子どもたちと、家事を一通り終え、一緒に家の外に出た。うっすらと道路は白く覆われている。

雪を触るには、手袋が必須だ。

子どもたちとそれなりに長い時間を雪の中で過ごすに

もっとみる
漫画みたいな毎日。「末娘語録。私は、大好きって言ってるんですけど!」

漫画みたいな毎日。「末娘語録。私は、大好きって言ってるんですけど!」

我が家の子どもたち。男子2人女子1人。

男子と女子の表現の仕方が、違います。

長男、二男ともあからさまには、「お母さん大好き!」「お父さん大好き!」と言わなかったし、私も、毎日「大好きだよ~!」と言うタイプの母でないので、それはそれで成立していました。

もちろん、言わずとも、こどたちのことを面白く感じ、大事に思っております。

しかし!

女子だからか、個人差なのか・・・・。

末娘は違うの

もっとみる
漫画みたいな毎日。「博愛主義でも平和主義でもない。でも、しあわせだと感じる人々が溢れる世界を望む。」

漫画みたいな毎日。「博愛主義でも平和主義でもない。でも、しあわせだと感じる人々が溢れる世界を望む。」

突然ですが、私は博愛主義でも、平和主義でもはありません。

どちらかといえば、好き嫌いもハッキリしている方だと思いますし、人に干渉するのも、されるのも苦手です。

自分の身近な人たちのことを考えるのに精一杯ですし、自分のご機嫌をとることに日々忙しいのです。自分ができる限り機嫌よく過ごすことが、家族の平和に繋がるから。

しかし、自分の事も含め、〈人間って、愚かで、どうしようもないよなぁ。〉そう思っ

もっとみる
漫画みたいな毎日。「末娘語録。可愛いはストレプトコッカス・ミュータンスにも勝つのか?!」

漫画みたいな毎日。「末娘語録。可愛いはストレプトコッカス・ミュータンスにも勝つのか?!」

毎晩、毎晩、しなくちゃいけないってわかっているものの、

なかなか歯磨きに取り掛からない末娘。

あーでもないこーでもない、と歯磨きしてもらうのを先延ばしにします。

「歯磨きしないと、虫歯になるよ~」と母がため息交じりに言うと、

「こんなに可愛い私が、虫歯になるわけないだろ!」

と言い放ちました。

・・・あのですね、自己肯定感が高いのは何よりです。

しかし!

虫歯菌・ストレプトコッカス

もっとみる

〈末娘の聞き間違いシリーズ。〉

車に乗っていたある日。

ナビが、

「音声案内を終了します。」

と言うと、

末娘が間髪入れず、

「え?!!温泉に案内してくれるの?!」

温泉好きの末娘4歳、ホントは14歳。

温泉が、恋しく嬉しい季節、到来。

〈末娘の言い間違い語録。〉
ニット帽の季節到来。兄のお下がりのニット帽をかぶる末娘。しかし、車に乗り、しばらくすると急に叫んだ。

「頭がもれる!!!!」

え?!頭がもれる?!

「あ、間違えた。頭がムレるだった。」

頭が漏れるって、なんかスゴイね。
脳ミソ漏れませんように。

学校に行かないという選択。「子どもの学びを邪魔しないと決意する大人の存在。ひとつの命と向き合う子どもの毎日。」

学校に行かないという選択。「子どもの学びを邪魔しないと決意する大人の存在。ひとつの命と向き合う子どもの毎日。」

物心ついた時から、私の身近には何かしらの生き物が傍にいました。

おばあちゃんが飼っていた金魚は、玄関の靴箱の上に置かれ、いつもゆらゆらと朱色の尾びれを優雅に動かし、水槽の中を行き来していました。私はそれをつま先立ちし、眺めていた記憶があります。

私は、金魚が苦手なのです。

虫や他の生き物に対しては抱かない感覚を金魚に抱いている。

それが、何処から来るのだろうと大人になってから考えてみたこと

もっとみる

発熱後の回復期で留守番していた長男がクリスマスの飾りを作っていた。口笛を吹きながら、ご機嫌に折り紙を折る12歳思春期男子。

自分が納得するまでやり続ける子どもの姿をぼんやりと眺めるのが好き。

しかし!どんどん難しい飾りに挑戦し不機嫌に成り始めた・・・ほどほどでお願いします。