R.Abe

写真の世界が好きです HP https://stairsrei.wixsite.co…

R.Abe

写真の世界が好きです HP https://stairsrei.wixsite.com/stairs デジタルとフイルムの描写どちらも 好きで行ったり来たり。

記事一覧

LeicaM8  試写

M8とはいかなるものかと シャッターを切りながら やはり無加工で眺めると色が明らかに 違っていて フイルム写真のような描写も度々 これぞCCDという好きな絵柄は まだ体験…

R.Abe
8日前
7

秒速5センチメートル

若い頃通った酒場には いつもアーテスティックなにおいのする 若い人が集まった よく互いにポリシーをぶつけ合い 論争となることもしばしばで そんな場所で僕は音楽好きな…

R.Abe
11日前

帰りとうない

帰りとうない 静かなお寺お御堂で 駄々をこねる女の子の声が こだまする このお御堂のどこが気に入ったのか おもちゃもないしお菓子屋さんもない 子供にとってはただ静か…

R.Abe
11日前

色弱とM8の誘惑

ご訪問いただき感謝いたします LeicaM8もしくはM9という CCDセンサーのいたずらか発売当初は あれこれ論議もよんだのかもしれませんが 色合いの味から今なお人気があるよ…

R.Abe
11日前
12

ZOE がやってくる

いつからだか定かではないが 清家冨夫氏のZOEという写真集に出会う 出会うと言っても もう絶版となっており手に取ることもできず ネットで見る写真に深く心が傾くばかり …

R.Abe
2週間前
5

雨の日、Leicaと日曜日

ご訪問くださり感謝いたします 還暦が過ぎ気がつけば 65歳まであっという間であった Leicaに対する風当たりも 時折耳に入りつつ やはり私はLeicaというカメラを いつかは…

R.Abe
3週間前
7

Portrait

ふと撮りたいものを思い浮かべたり 好きな写真家の写真集の頁を 捲ってみたり。 映画「泥の河」を見るとモノクロ写真を 写してみたいと思い「理由なき反抗」や 「ウエスト…

R.Abe
1か月前
5

わだかまり 沈黙 そして静寂

R.Abe
2か月前
4

写真と写実画

写実画を時々目にすると その描写の美しさや繊細さに 心奪われてしてしまう。 あたかも写真で見てるかのようで どこか写真とは違う美しさ 人の手で書かれたものだからとい…

R.Abe
2か月前
7

赤毛のアン

亡くなった友人が好きだった映画 私もこの映画が大好きだ。 そしてこの曲が大好きです。 映画と音楽は切り離せないほど そのイメージを深く刻み込んでゆきます。 久しぶ…

R.Abe
2か月前
4

Film写真に引き寄せられたり

写真を始めた頃 ふとご年輩の方から一度フイルム写真を やってみませんか? もしかしたらデジタル写真撮るときの よい経験になるかもしれません。 カメラは何がよいでしょ…

R.Abe
2か月前
13

雨降り

雨降りの日 長崎は教会が多い街 朝方はミサに訪れる信者の方々と すれ違う なにやら気持ちがもやもやする時 静かなところに身を置きたい時 仏教の私は寺ではなく よく教…

R.Abe
2か月前
7

40mmという画角

ずっと50mmと35mm画角に迷いながら 日常では35mmの出番が多くでしたが なにかの折にわずかな差ではあるが 40mmに興味を持ち始めました。 わずかな差のように見えて 意外に…

R.Abe
2か月前
7

LeicaQ2と夕暮れ時と曇の日

Q2とお付き合いして2年 ますます離すことのできない カメラとなっています。 色んなシーンでオールマイティーに 好きかと言えば それはなくて 夕暮れ時 日が傾き始める頃…

R.Abe
2か月前
4

久しぶりに音楽三昧

レコードを壁に飾って楽しむことが なくなりました。 CDになって 何故か同じジャケットなのに CDは壁に飾る気がしません。 やはりレコードが似合う CDはどことなく無機質…

R.Abe
2か月前

「処暑」

盆が過ぎ すすきが風に揺れることに 目が留まる瞬間 鈴虫の音とひぐらしの音が フェードイン・フェードアウトする頃 カヤの葉に寝そべり 空を見上げシャッターを切る 夏…

R.Abe
3か月前
3
LeicaM8  試写

LeicaM8  試写

M8とはいかなるものかと
シャッターを切りながら
やはり無加工で眺めると色が明らかに
違っていて
フイルム写真のような描写も度々
これぞCCDという好きな絵柄は
まだ体験できずだが
写していく内にそのような場面を
見つけてみたい。

しかしAPS-Hであるため
これまでのレンズの活用法が少し変わり
レンズの画角に1.33倍したものとして
使えるメリットもすかさずと
考えて。

ただしISOは120

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秒速5センチメートル

秒速5センチメートル

若い頃通った酒場には
いつもアーテスティックなにおいのする
若い人が集まった

よく互いにポリシーをぶつけ合い
論争となることもしばしばで
そんな場所で僕は音楽好きな仲間たちと
歌を歌ったり詩を描いたりした
今思えばあっという間の出来事のようで
あの時間が今愛おしく想う

ある日この映画知ってる?と
マスターの梅ちゃんが言った
知らないなら一度見てみて
きっと忘れかけたものを思い出すから
胸がキュ

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帰りとうない

帰りとうない

帰りとうない
静かなお寺お御堂で
駄々をこねる女の子の声が
こだまする

このお御堂のどこが気に入ったのか
おもちゃもないしお菓子屋さんもない
子供にとってはただ静かなだけ

だけどわかる わかるんだ
帰りとうないと駄々をこねるその心
随分前のまだこの子くらいのころの
そんな記憶が自分のどこかに
残ってるから

僕たちもずっとこうして過ごしてきた
断片で作られていて
なにかのきっかけで
その断片が

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色弱とM8の誘惑

色弱とM8の誘惑

ご訪問いただき感謝いたします

LeicaM8もしくはM9という
CCDセンサーのいたずらか発売当初は
あれこれ論議もよんだのかもしれませんが
色合いの味から今なお人気があるようです。

私もその色合いと描写の虜になった一人です
カメラはどれでもよいと言う方
どれでもと言っても好きなカメラで写す
幸せ感もあるよと言われる方
そしてカメラのセンサーの違いで
ずいぶんと表現が変わってくると
その表現を

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ZOE がやってくる

ZOE がやってくる

いつからだか定かではないが
清家冨夫氏のZOEという写真集に出会う
出会うと言っても
もう絶版となっており手に取ることもできず
ネットで見る写真に深く心が傾くばかり

なんとか手に取ることはできないものかと
思いあぐねていたら
図書館から無料で国会図書館から
借り入れることができる制度を
思い出し早速図書館へ。

調べていただいたら国会図書館と
三重付近の図書館から借りることができるとのこと
国会

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雨の日、Leicaと日曜日

雨の日、Leicaと日曜日

ご訪問くださり感謝いたします

還暦が過ぎ気がつけば
65歳まであっという間であった

Leicaに対する風当たりも
時折耳に入りつつ
やはり私はLeicaというカメラを
いつかは手にしてみたいという憧れと
大好きな写真家のほとんどが
このカメラで写してきたという歴史への憧れ
年々そう願い思うようになりました

不自由の中の自由
不自由だった時代が今より不自由だったかと
思い返せばそうでもない

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Portrait

Portrait

ふと撮りたいものを思い浮かべたり
好きな写真家の写真集の頁を
捲ってみたり。

映画「泥の河」を見るとモノクロ写真を
写してみたいと思い「理由なき反抗」や
「ウエスト・サイド・ストーリー」を
見るとコダックの世界に憧れたり。
「代官山17番地」「パリ残像」に
至ってはあの世界観を夢見たりです。

人の顔がわかるかわからないかほど
黄昏時
僅かな光だけで
ポートレートを写してみたいという
思いが歳を

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写真と写実画

写真と写実画

写実画を時々目にすると
その描写の美しさや繊細さに
心奪われてしてしまう。

あたかも写真で見てるかのようで
どこか写真とは違う美しさ
人の手で書かれたものだからという
その感動や理由にとどまらない
美しさの理由がある気がする

現在の写真は画素数も上がり
虫眼鏡で見てもそのドットを
発見できないほど綿密であるはずなのに
何故か目が喜ばないことがしばしば

もしかしたら埋め尽くされたドットの
空間

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赤毛のアン

赤毛のアン

亡くなった友人が好きだった映画
私もこの映画が大好きだ。

そしてこの曲が大好きです。
映画と音楽は切り離せないほど
そのイメージを深く刻み込んでゆきます。

久しぶりに観てみたいと
思います。

Film写真に引き寄せられたり

Film写真に引き寄せられたり

写真を始めた頃
ふとご年輩の方から一度フイルム写真を
やってみませんか?
もしかしたらデジタル写真撮るときの
よい経験になるかもしれません。

カメラは何がよいでしょうかと尋ねたら
いつかハッセルブラッドの世界を
体験されてみては。

このカメラの名前が気になり
調べてはこれで写した
写真集を覗いたりの日々
中判カメラの魅力に引き寄せられながら

そんなある日ご縁があり
500C/Mがやってくる

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雨降り

雨降り

雨降りの日

長崎は教会が多い街
朝方はミサに訪れる信者の方々と
すれ違う

なにやら気持ちがもやもやする時
静かなところに身を置きたい時
仏教の私は寺ではなく
よく教会を訪れる

家族で歩く後ろ姿が
とてもあたたかくて
シャッターを切った

小さい頃、母に黄色の傘を買ってもらい
嬉しくてならず雨を待ったが
なかなか雨は降らず
待ちきれずに晴天の日
傘をさして外に出て
空を見上げたときの
傘の黄色

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40mmという画角

40mmという画角

ずっと50mmと35mm画角に迷いながら
日常では35mmの出番が多くでしたが
なにかの折にわずかな差ではあるが
40mmに興味を持ち始めました。

わずかな差のように見えて
意外に50では近すぎて
35では遠い場面を埋め合わせてくれる
NOKTON 40mm F1.2 Aspherical VM
私にとっては実に便利なレンズとなりそうです。

本来LeicaM11mにつけるために求めた
レンズで

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LeicaQ2と夕暮れ時と曇の日

LeicaQ2と夕暮れ時と曇の日

Q2とお付き合いして2年
ますます離すことのできない
カメラとなっています。

色んなシーンでオールマイティーに
好きかと言えば
それはなくて
夕暮れ時
日が傾き始める頃からの描写と
曇り空や雨の日の描写が最近
たまらなく好きです。
独特のセンサーの描写なのか
レンズの特性なのかわかりませんが
独特の空気感と色描写を
醸し出してくれます。

もしかしたら他のカメラでも
この描写が出るのかもしれませ

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久しぶりに音楽三昧

久しぶりに音楽三昧

レコードを壁に飾って楽しむことが
なくなりました。
CDになって
何故か同じジャケットなのに
CDは壁に飾る気がしません。
やはりレコードが似合う

CDはどことなく無機質に感じるのです
それでプラスチックから
中身だけ取り出すと不思議
なんだか温かな感じが伝わってきました

紙という呼吸をする素材に
プラステックは似合わないのではと
ふとそう想いながら

そうなると写真の額装も
どこか当てはまる

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「処暑」

「処暑」

盆が過ぎ
すすきが風に揺れることに
目が留まる瞬間

鈴虫の音とひぐらしの音が
フェードイン・フェードアウトする頃

カヤの葉に寝そべり
空を見上げシャッターを切る

夏は去り
あぁ 秋が近づくよ

一つの後悔

富士 XF56mm F1.2を
手放なしたこと
好きな描写を時々プレゼントしてくれたのに
オートフォーカスが遅すぎて
それを犠牲にしても手放さなければ
よかったかなぁ

無くなってやって

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