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毒親の実態

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毒親にされたこと、されてきたこと。 ※閲覧は自己責任でお願いします。
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人間の歯は凶器であり、毒親最強の武器。

人間の歯は凶器であり、毒親最強の武器。

痛い。
噛まれていたところが、痛い。

今は、もう噛まれてないのに
何年経っても
あの鈍い痛みが、私を襲う。

人間の歯は
恐ろしいほど身近にある凶器。

しかも
口を閉じれば隠すこともできる。

食事にも使えて
収納可能とか…多機能すごいな。

あまりにも異常な光景。

気持ち悪い、怖い、何より痛い。
逃げたいのに、逃げられない密室。

”食い込む歯”
”悦びに満ちた顔”
”雄たけびのような奇声

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【-遭遇-】本名という名の”奴隷紋”。

【-遭遇-】本名という名の”奴隷紋”。


母との遭遇。

そのときの母は、私を舐め回すような目で、瞬きをしてしないんじゃないかと思うほどの勢いで私を見ていた。もう当たり前のことだが、その目に私が映ることはない。母が納得する”理想の娘”に、そこにいる私が当てはまるか。それを計測されているような感覚だった。
もしくは数年ぶりに見かける”実の娘”の姿を目に焼き付けようとしたのかもしれない。「名前を呼ばれていた気がするけれど、本当にあの子?」み

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毒親はN○K信者。

毒親はN○K信者。

毒親の持論によれば、N○Kのためにテレビがあるらしい。

どのチャンネルでもなく、それを観るためにテレビがあると。
私が幼い頃から変わらない、毒親によるN○K愛。
ずっと聞かされ続けた、毒親の嗜好。
ちなみに私は、興味がない。

その大好きな場所で、毒親や虐待特番をやるようになっていることを

彼等は知っているのだろうか。

私はテレビを観ない、買わない生活なので、番組を観たことはない。
しかし、

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人間の頭は、バスケットボールのように。

人間の頭は、バスケットボールのように。

人間の頭がバスケットボールみたいに跳ねるのを知った幼少期。

血の繋がった毒親、いわゆる母の手で、私の頭が繰り返しドアに打ちつけられる。
人間の頭がまるでバスケットボールのような動きをする。

母は、跳ね返ってくる私の頭をさらに平手で跳ね飛ばすように
何度も何度もドアに打ちつける。

その理由は
”掃除の仕方がイライラする”

黙々とやってたけど、それがダメだったらしい。
(やってる感が足りないと

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いつか自分が死体になったら、叩かれるのか。

いつか自分が死体になったら、叩かれるのか。

「家族が死んだら、その死体を一緒に叩こうね」

(叩こうではなく、叩こうね。圧がすごい)

この約束が繰り返される日が終わってから
だいぶ経つ。

そして
そのターゲットにされていた家族たちの中には
既に亡くなった方もいる。

ちなみに私は
彼等のお通夜・お葬式に参列していない。

家族のお葬式=その死体を叩くイメージがあまりにも強すぎて

ほとんど一緒に住んでない、
それも虐待の加害者だった家族

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下半身を見せつける毒親

下半身を見せつける毒親

母にとっては夫。
私にとっては父。

”風呂上りの日課”

下半身を見せつけて
それを【拝め】と強要する。

気持ち悪い。
赤黒い、汚い、気持ち悪い。

その行為を止めない、あの人も狂っているし
その行為を見て見ぬフリする、他の家族もイカれてる。

私を噛む母。
下半身を見せつける父。
それを止めないあの人たち。

男の人も、女の人も
みんな嫌い。みんな気持ち悪い。

気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪

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着せかえ人形に捨てられた毒親。

着せかえ人形に捨てられた毒親。



着せかえ人形。

いま思うと、あの人たちにとって
私は【着せかえ人形】のような存在だったのかもしれない。

幼い頃、私はスタイルが良い方だったんだと思う。
(今は違う)

そういう私と一緒に歩くだけで
母も母方の家族も【自慢になる】と、いつも言ってきた。

痩せていることを持ち出される日々。

ことあるごとに【痩せている】ことを持ち出され
何かあると【自分のことのように】周りに自慢する。

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毒親は、家族の死体を叩きたい。

毒親は、家族の死体を叩きたい。

母が求める家族の死。

母にとっては義理の両親。
母にとっては夫。

彼等の死を
あの人は懇願する。

「あと何年以内に、仕事中に死ねば…」
「〇〇が死んだら棺桶にある死体を、鞭で一緒に叩いてあげようね」

夕飯時や、ふとしたタイミングに始まる、いつもの日常。

幼い私も無知だった。

幼い私は
それを「うんうん」と聞き、そういうものなんだと純粋に思っていた時期すらもあって

一緒にやろうと求めら

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被害者として生きてきた毒親。

被害者として生きてきた毒親。

きっと、あの人は悲劇のヒロインでいたかった。

そして、私にはそれを助けるヒーローでいてほしかった。

しかし、実際はそんな綺麗な関係ではなく

どんな愚痴も
どんな醜い感情も
まるで私をトイレのように使う日々。

手入れもせず使い込めば
トイレだって、いつか壊れる。

可哀相な親を演じ、
その被害者ぶりが通用しなくなると

途端に豹変したのだ。

あの人を不器用という表現でまとめる家族もいた。

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愛情と称された、奇妙な時間。

愛情と称された、奇妙な時間。

剝き出しの歯が
私に食い込む。

ギラついた目と
雄たけびのような奇声。

「あぁ、餌の時間ね…」

いつからか、私はそんなことを思いながら、
当たり前のように身体を委ねる。

愛情と称された、奇妙な時間。

「あなたが可愛いから」
「あなたがいい子だから」
「だからこうしたくなるの」

視界が歪むほどの痛み、くっきりと残る歯形、口から出るねっとりとした液体。
悦びに満ちたあの人の顔。

内出血と

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