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作業療法の文献紹介ー個別と集団の相違
Community Occupational Therapy for people with dementia and family carers (COTiD-UK) versus treatment as usual (Valuing Active Life in Dementia [VALID]) study: A single-blind, randomised controlled tr
もっとみる現実と作業療法の需要と供給
いまさらの話ではありますが、臨床にいると対象者から徒手的なものを望まれることは少なくありません。ちらほら30分モミモミしてるしている人も、みたりみなかったりします。
そのような人は患者さんとの関係性が良いこともあります。
ただ本人の中で作業療法士としてのアイデンティティに悩んだり、OTの同僚からも「あの人のやっていることは作業療法ではない」という方も出てくるもあります。
それって需要にこたえて
調子にのっちゃうときこそ自己抑制
うまくいっている、出来ているときこそ、他者から賞賛、自己満足が働き調子にのってしまう。調子にのってしまい、余計なことを言ってしまったり、丁寧にやらなければいけない作法を飛ばしてしまうい。小さい・大きいトラブルになってしまう。
そんな時こそ自己抑制をして、次に備える、準備を行う必要がある。
これはリハビリテーションにおいても、対象者の方と良い関係性が築けていると思っているときほど、ふとした一言で対
リハビリテーションにおける便利と不便
今朝は西野亮廣さんのvocyを聴いて、リハビリテーションに置き換えても考えられる内容だなと感じたので、述べていきたいと思います。
vocyにて便利害、不便益という話があり、便利すぎるが故の弊害、不便だからこその利益が生まれみたいなことを言っていました。
リハビリテーションも対象者のことを考えて、退院前や在宅にてみっちりサービスや環境を整えて介入したわりには、思った以上に元気に生活していないなと
多職種連携はプロレスだ!
医療・福祉における多職種連携は、今の時代必ずついて回る仕事である。そこで、自分の職種としてはこのような意見があって、こういう方向性を持っていきたいと誰もが持ちながら集まっている場である。
私も若いころは対象者にはこんな希望があり、このくらいの能力があるのだから、このような対応がよいと、威勢よく会議で話し、多職種とやりあった思い出があります。
そうなると結局話はまとまらず、以前よりも多職種の協
療法士の技術の求め方とその提供
療法士であるなら特別な技術・技能を獲得して、それを対象者に施し良くなってもらいたい、喜んでもらいたいという希望は誰もが持っているのではないか。
ただ現代において、文献や講習会など様々な情報が提供され誰もが、技能・技術を手に入れられる時代である。だからこそ特別な技能、とびぬけた技能を持つ療法士は、わずかであろう。多くの療法士は特筆すべきものはなく、それなりの水準をもった技術・技能を対象者に提供してい
ライフスタイルと作業療法
昨今好きなことを仕事する、好きな暮らしをするためになど、仕事に縛られず個人にあった生活を送るという考えが多く聞かれます。
そのなかでその人にあったライフスタイルを送る、考える際に作業療法を活用できるのではないでしょか。
作業療法の理論の中で対象者の生活を可視化できるツールをたくさんあります。それを使うことで、そのひとがぼんやりした生活イメージ生活が明確になり、その人の具体的な仕事や家庭などの暮ら