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鬼滅の刃に気づかされた、僕のやりたいこと。
0. はじめに先日、鬼滅の刃の最終巻が発売された。全編を通して、気づかされたことがあったので、まとめておこうと思う。具体的なネタバレは避けます。途中から鬼滅あんまり関係なくなっちゃうかも。
まず結論から。僕がやりたいと思っていること。二つある。
一つ目。「想いを残すこと」。
二つ目。「心にセカイを取り戻すこと」。そのための一つのアプローチとして、まずは「心に自然を取り戻したい」と思っている。
左ききのエレンと都知事選と人間愛
万全なんて一生こねぇぞ
体調最悪でも
二日寝てなくても
友達に裏切られても
女にフラれても
その中で歯くいしばってひねり出した仕事が
お前の実力の全てだ
クソみたいな日に
いいもんつくるのがプロだ
先日漫画「左ききのエレン」を一気読みしました。「左ききのエレン」は広告代理店で働く主人公の朝倉光一と天才アーティスト山岸エレンとの関係を中心に物語が回っていきます。
冒頭のセリフは光一の上司である神
正しいか、正しくないか。
好きか、嫌いか。
面白いか、面白くないか。
やさしいか、やさしくないか。
判断軸はきっとたくさんある。
ぼくの判断軸は、どれだ。
ある言葉によってモヤモヤした気持ちを抱いた時、その間に因果関係を定めて、さらにそれに対策を打つのが、必ずしも正しいことなのだろうか。それよりも、モヤモヤした気持ちを、そしてその気持ちを抱いた自分自身を、全く分析しないまま、そっくりそのまま受け入れることだってきっと大事だろう。
クアラルンプールと夏目漱石
https://spinningtop.hatenablog.com/entry/2018/08/12/170409
の続き
『現代日本の開花』で夏目漱石はこう言う。
開花は一般に生活の程度が高くなったという意味で、生存の苦痛が比較的柔らげられたという訳ではありません
どれだけ発展したところで、僕らはまだ僕らの時代なりの「苦痛」を引き受けなければいけない。
逃げ場のない虚しさを感じ
「とりあえず」で失うもの
「とりあえず」
背負っているリスクが軽いような響きがします。
でも本当にそのリスクは軽いものでしょうか。
例えば、
「とりあえず今はこの服買うのやめよう」
と言って買うのを先延ばしにすると、お金は払わずにすみます。そういう意味でリスクは小さいです。
でも明日には売り切れるかもしれません。
例えば、
「とりあえずこの本読んどくかな」
と言って、ある本を読んでみます。時間を無駄にせず